六十三歳

 9月18日が誕生日、満63歳となる。特に感慨があるわけでもないが、老化していく自分は感じる。加齢とともに体力も気力も薄れていく。
 台風が東海地方を通過中であるが、雨は大したことはない。昨日届いた岩波文庫の『久保田万太郎俳句集』は封筒が雨に濡れたため、文庫本がよれてしまった。それでも万太郎俳句は染みる。俳句を読むなら厚過ぎない文庫本が最適だろう。
 三連休は誕生日を祝い、愉しく過ごそうと思う。


あきかぜのへちまとなりて下りけり


万太郎の句。