中島みゆき『片想い』
先週行った「美殿町本通りブックマーケット」で買った中島みゆきの『片想い』(新潮文庫)を拾い読み。昭和62年に出た対談集である。中島みゆきが、ユーミンや桃井かおりとしゃべっていて、ふーんこんな人たちと対談してたのかと興味深い。私はまだ会社に入って新人の頃である。
中島みゆきは、歌手として歌う時はシリアスで、ラジオなんかで喋るのを聞いていると爆笑芸人、まるで違う。躁鬱の激しい、そのコントラストが好きだった。
(中島みゆき)
テレビか。多芸じゃないもん、あたし、あ(ポンと手を叩く)寝てるシーンとか死人のシーンとか、そんならできるわね。
(所ジョージ)
とりあえず「中島みゆき」ってテロップが出て・・・・
(中島みゆき)
「お見苦しいものが出たことをお詫び申し上げます」なんて、テロップが出ちゃったりして、アハハ・・・(笑いころげる)