2014-03-08から1日間の記事一覧

後藤夜半「底紅」

『後藤夜半の百句』を読んでいる。 夜半は優れた作家ではあるが、夜半が時の彼方に忘却されなかったのは、息子の後藤比奈夫が語り続けてきたことも大きいのではないか。後藤夜半といえば、必ず出てくるのが「瀧の上に水現れて落ちにけり」箕面の瀧で詠まれた…