2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

八月尽

今日で八月も終わり。散歩すれば、いつの間にか田んぼの稲穂はたわみ、柿の実は遠くからでもわかるほど大きくなっている。 昨日名古屋駅のゲートタワーのビックカメラへ行ったら、酒を売っていてびっくり。驚くことではないかもしれないが、小売の現場では際…

おでん

コンビニは毎日利用する。よく行くのは会社近くのサークルK 。8月の中頃から、店前にはおでんの旗をたてセールスしている。汗だくの日ばかりだが、立秋を越えれば、おでん恋しい人も出てくるのかしら。酒飲みには、つまみの定番ですが。 コンビニのおでんよ…

大正俳句のまなざし

書棚から本が溢れ出し、部屋は本が散乱状態。本の山からNHKテキスト「大正俳句のまなざし」(小島健、2010年)を拾い上げ読みだす。この時代の俳句は格調高く、余韻がある。よく知った句が多いが、改めて名句と思うことしきり。しかし、本と戯れていては…

書棚崩壊

蒐集癖が強いので何かに夢中になると、山のように物があふれてしまう。俳句の本が山積みになったので片付けていると、本棚が崩壊。棚の書物が溢れ出し、どうにも止まらない。散乱する本の山。阪神大震災の時、谷沢栄一は此の数倍の崩壊とむきあったのかと思…

黒田三郎

久しぶりに古本屋巡り。名古屋古書会館に「オールデイズ」を覗いてから、山星書店、大学堂書店を訪れる。山星書店で『定本 黒田三郎詩集』(昭森社、1979年、第3版)を見つける。黒田三郎は、フォークソンググループの赤い鳥が歌っていた「紙風船」の作詞者…

山百合

散歩をしていると山百合が道の脇に幾つも咲いている。大きな花が少し重たげ、うつむくように横へ花を咲かせる。チューリップのように天へ向かって花開くという感じでないところに、また風情がある。次々と山百合が花を咲かせると季節が変わることを実感する…

秋の声

「秋の声」という季語がある。秋になると様々な物音の響きに敏感となり、しみじみと感じることをいう。音に意識が集中するのは、秋という季節の特徴である。「春の声」とか「夏の声」とかは無いからね。そういえば徳田秋声という小説家が昔いました。ペンネ…

俵万智

大岡信の『折々の歌』を読み返していたら、俵万智の短歌に遭遇。 万智ちゃんがほしいと言われ心だけついていきたい花いちもんめ 『サラダ記念日』の一首。俵万智は1962年生まれなので、もう54歳か。「サラダ記念日」は大ベストセラーとなり、短歌は口語表現…

処暑

二十四節気の一つで、新暦8月23日ごろをいう。「処」は収まるを意味し、暑さが一段落するとされる。 今日は雨も上がり快晴。爽やかな朝、久しぶりに目玉焼きと味噌汁の朝食。一日を元気に乗り切るためには、しっかり食べることが肝要。 水平にながれて海へ…

浮浪雲

ビッグコミックオリジナルの長期連載『浮浪雲』が、9月20日号で終了する。1973年から連載が始まって、1039話あしかけ44年の連載である。作者のジョージ秋山も74歳だから、終わりは考えるだろう。浮浪雲の良い読者ではないが、同時代を歩んできた漫画がまた一…

疲労困憊

疲労が蓄積して、肩も腰も凝り固まってしまい、「りらくる」で1時間の揉み解しを受ける。最後はあまりの気持ちよさに寝てしまう。 このところ仕事も緊張が続いたし、草刈の肉体疲労と、睡眠不足で披露もピーク。 貴重な日曜日は、たっぷりと休息をとることに…

銀行員大失業時代

小学館新書『銀行員大失業時代』(森本紀行)を購入。 会社でネットバンキングをすればたいていのことが済む時代である。大量の営業マンが走り回る時代は終わったのである。銀行は保険も證券もすべてとりあつかうようになり、大きく変質した。フィンテックの…

ドトールのモーニング

ドトールコーヒー名鉄金山店で「朝カフェセット」のモーニングを注文。 名鉄金山駅の改札上の2階にある店舗だが、よく繁盛していて朝は注文の列が途切れることがない。BセットのビーフパストラミとチュダーチーズにHOTコ―ヒー。よく冷えた具と焼いたパ…

山田太一

「岸辺のアルバム」や「ふぞろいの林檎たち」などの脚本家山田太一は、現在83歳。脳出血で倒れ現在リハビリ中。文章など書ける状態ではないらしい。病気になどなったことがない人でも突然に病魔は襲う。人であろうと物であろうと、年月の経過とともに劣化し…

新涼

このところ毎日雨が降り、傘が手放せない。 立秋に入り、気温も下がって幾分過ごしやすくなってきた。 アンコールワットを見にカンボジアへ行った娘から、無事帰ったとのメールが写真とともに届く。 「南風」でメール句会が開始となるので、3句投句。これは…

再読キングダム

ヤングジャンプコミックス『キングダム』(原泰久)を再読中。ただいま最新刊が47巻。40巻へ到達、呂不韋との抗争が終結し、物語は中華統一への戦いへと移る。 この漫画放っている熱量がすごいので、読み進めるのにエネルギーがいる。主人公の考え方がぶ…

初秋

「初秋」とは、秋の初めで立秋を過ぎた新暦八月にあたる。暑さは続いているが日差しや雲の色、風の音など身の回りにどことなく秋を感じるようになると歳時記は説明している。蝉の鳴き声に蜩が混じるようになり、草叢にバッタや蝗を見かけることが増えてゆく…

松山英樹

朝から出勤するまで、全米プロのゴルフ中継をみてしまう。松山が日本人初の4大大会制覇なるかとなれば、気もそぞろ。最終18Hは見なかったが、一時トップに立つも、16Hでパットをはずしボギーにしたところで勝利の女神は離れていった。 次に期待するとしよう…

夏草

夏草といえば、すぐに連想するのは芭蕉の「夏草や兵共がゆめの跡」である。 繁茂する夏の草を示すのが「夏草」という季語。夏草のエネルギーたるやすさまじく、あっという間に背丈は伸び、植生地域は広がっていく。家の回りと、畑の草を半日かけて草刈。美し…

盆休み

世間は盆休みに入っているのだろう。昨日の山の日あたりから15日まで休みというのが一般的。個人的には、この土日の通常の休みがあるだけ。今年のお盆は、子供たちも帰省せず家は静か。やりたいことはあるが、よっこらしょと気合を入れて重い腰をあげねば。 …

昨日の夜は、激しい雷雨。稲光が窓ガラスに映る。 最近の雨は集中的に、しかも大量に降るので、災害が心配。 自然に対する素朴な恐れとおののきを感じる夜だった。 遠雷やはづしてひかる耳かざり 木下夕爾の句。

立秋

二十四節気の一つで、新暦8月7日ごろを立秋と呼ぶ。歳時記的には、すでに秋になっているのである。体感温度はまだ夏真っ盛りでありますが。 そよりともせいで秋たつ事かいの 上島鬼貫の句。

青イガ

実家には大きな栗の木が立っており、枝は道路まで届く。今は葉に覆われている。 散歩をすると、道路に青イガが1個転がっている。見上げれば、枝には栗の実がいくつもついている。まだ実は小さいので台風にも落ちない。去年は、雨風で全部落ちてしまった。今…

台風5号

台風5号が和歌山に上陸して北上を続ける。昨日は電車が止まらぬうち帰ろうと、1本早いのに乗ったが、車内は閑散。皆早めの退避行動をとっている。 娘が帰省の予定だったが、高速バスは運休。帰省は延期するとの連絡入る。やれやれ。 台風の目という。ならば…

櫂未知子『カムイ』

櫂未知子『カムイ』(ふらんす堂)を読了。櫂未知子の第三句集である。俳歴からすれば、三冊目というのは少ないような気もする。櫂未知子の俳句には意外な発見があり歯切れが良い、好きな作家である。 一瞬にしてみな遺品雲の峰 ああ今日が百日草の一日目 風…

味いちもんめ

ビッグコミックスペリオールの『味いちもんめ』第2巻を読みだしたところ。『味いちもんめ』のシリーズは、最初から読み続けているが、本書の「世界の中の和食」篇からシナリオが花形怜という人に変わった。店の料理人のキャラクターに賑わしい陽性な人物が…

歯医者

歯医者に行って歯石取り。歯の奥深くにこびりついているのを掃除してもらう。 一本このあいだ抜いたので、残りの歯は長持ちさせたい。 そういえば、今週号の「釣りバカ日誌」は、スーさんが歯周病で口臭がひどいというのが題材になってました。知らぬうちに…

瑞浪七夕祭り

瑞浪市の七夕祭りは、4~6日の3日間開催。バサラ踊りが名物である。昨日から交通規制が始まったので、通勤の車は駅前を通れず、駐車場まで迂回していく必要がある。 お祭りができるということはまだ町に活力があるということだろう。瑞浪市の人口も4万人…

明易し

夏の夜は短く暑い。寝苦しいと思っているうちに蝉の大合唱が始まり朝である。 明易や花鳥諷詠南無阿弥陀仏 高浜虚子の句。虚子でなければ詠まない、また残らないだろう。 ワハハと笑うしかない。

ひらのこぼ

ひらのこぼの新刊『1ランクアップのための俳句特訓塾』(草思社)を読了。ひらのこぼの俳句の本は愛読してます。いちばんいいところは、例句に新しい句が多い事だろう。あまりに人口に膾炙しすぎた句を読んでも、またかの気持ちが働くので、新しい新鮮な句…