2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

平成最後の日

今日で平成も終わる。5時30分起床。雨が降っているので、散歩は省略。野菜サラダを作り、朝食。 仕事なので、6時50分家を出て瑞浪駅へ。連休のため学生も通勤のサラリーマンもおらず電車はがらあき。会社の近くファミマで100円コーヒーを飲み出社。いつもと…

犬の散歩コースは二つあって、一つは高校の正門まで坂道を登っていくコース。途中に工藤の本家へ行く道があり、猫二匹が道の真ん中に並んで座っている。飼い猫なのか野良猫なのかしらないが、この周辺は彼らの縄張り。実家の家に行くと、物が積まれた部屋の…

藤の花

桜の時季が過ぎると、次は藤の紫色の花が目を楽しませてくれる。家の前の林に山藤が咲いているのを発見。散歩のコースにある廃屋には、藤がかぶさるように絡みつき花を咲かせている。藤には、右巻きと左巻きがあり、右巻きが「フジ」「ノダフジ」と呼ばれ、…

座談会「平成俳句とその後を語る」

平成があと数日で終わる。俳句雑誌の5月号は、いずれも平成の総括特集。『俳句界』5月号で、高柳克弘、生駒大輔、仙田洋子、田中亜美の座談会「平成俳句とその後を語る」が掲載されている。対談は、若手の気分が分かって面白い。ただ時代の捉え方が極めて類…

露人ワシコフ

露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す 西東三鬼の有名な句である。 しかし、この句は何を伝えたかったのだろう。はっきり言ってわからない。ワシコフというロシア人が、ザクロを叫びながら打ち落とす光景に、三鬼の心は騒いだのである。説明がつかず言い様のない…

残花

今年は桜が長く楽しめる。山桜はまだ盛り、随所で桜がまだ咲いている。通勤の途中にある駐車場に八重桜が満開なのを発見。今日の一日に何か楽しいことを見つけようと思って暮らしている。 若い頃は、永遠に日常が続くと思っていたが、明日がある保証はなにも…

『女子柔道部物語』第6卷発売

『女子柔道部物語』第6卷が、4月23日発売。即座に購入して一気読み。作者の小林まことは、同年の昭和33年生まれなので応援してます。ただいま累計70万部突破と帯にある。面白いものは、みんなよく知っている。物語は主人公えも高校2年の全道大会、カムイ南…

山笑ふ

岐阜県は海無し県、四方を山にかこまれている。私の住むところも、屏風山系の山裾で、山が続く。4月後半は、山の木々が葉を入れ換え新芽が揃い、生命の躍動する季節で、山々はさまざまな緑に溢れ、どんな絵画より美しい。 故郷やどちらを見ても山笑ふ 正岡子…

いきなりステーキ初体験

疲れている自分に元気注入とばかり、「いきなりステーキ」で昼食をすることに。今回が「いきなりステーキ」初体験。多治見店は本年1月31日オープンで、岐阜県下4番目の店。 注文窓口でテーブル番号を聞かれるが、番号札がおいてなかったので、こちらはわからない…

草刈り

雑草が伸び出したので今年初の草刈りを実施する。実家から草刈機を持ち出して駆り出すが、刃が摩耗して切れが悪い。がまんして草の繁茂する部分だけを刈っていく。タンポポやカラスエンドウなど繁殖力の強い草が勢力を拡大している。家に隣接する畑を刈り終…

春落葉

初冬の落葉は落葉樹で、常緑樹は今が落葉の最盛期。庭に植えてあるコガネモチの葉が、毎日落ちて掃除が追いつかない。一斉に雑草が伸びだした。いよいよ草刈りの季節である。 春落葉えたいの知れぬものも掃く 鍵和田釉子の句。

『キングダム』映画封切り

週刊ヤングジャンプ連載の『キングダム』が映画化され本日封切り。合わせるように最新コミック54卷が本日発売。 このマンガのもつ熱量が物凄い。史記をベースに物語は進められるが、細部の物語は想像力の産物。奔放に動き回るキャラクターの造形の巧みなこと…

代理手続

今日は半日有休をとり、母関係の諸手続きを一気に片付けました。まず、市役所で介護認定の更新手続き。案内は早くもらっていたが、まだ先と思っていたら申請期間を過ぎていました。丁寧な対応でありがたかった。次に銀行で口座振替の手続きをするが、印鑑相…

平成俳壇展望

『俳壇』の5月号は、平成俳壇展望の特集号。「次代に遺したい平成の十句」が9人の選者によって選句されている。名句がならぶが、2つの大震災があったので震災に関連する俳句が多い。その前の昭和は戦争と切り離すことのできない時代だった。さて「令和」はどんな…

春眠

目覚まし時計を使って起床したことがない。起こされなくても、早々と眼が覚める。歳をとったので早起きになったのは間違いないが、子供の頃から寝坊して失敗したという記憶がない。きっと心配性なんだろうと思う。ただ、睡眠の質が悪いのが目下の悩み。寝つ…

「捨てる」ということ

NHK 綜合でコンマリ流片付けの特番を放送していたので見てしまう。 人はなぜ物を捨てられなのか、その理由は2つ。一つは、過去へのこだわり、もう一つは、未来への不安と番組はいう。心の未整理が、物のあふれかえる現実に繋がっている。処理しきれない物の…

アニマル・フェスティバル

池袋のサンシャインシティビルで開催のアニマル・フェスティバルに娘が出店したので、家族で見に行く。当初はグッズ販売を計画していたが準備が間に合わず、ペットの似顔絵書きに変更。入口近くで友人と2人で店を出し、それなりにお客さんはあった様子。娘は…

安西水丸

安西水丸の『水丸さんのゴーシチゴ』(ぴあ、2018年)を時おり、手に取り眺めて楽しんでいる。この本は安西水丸の俳句百句とイラストレーションをあわせたもの。安西水丸は、ぴあ句会で俳句を作っていたのである。安西のイラストは、ヘタウマ風な絵柄が特徴的…

桃源郷

庭の片隅に花桃の木を植えてあるが、手入れをしないのでうまく育っていない。苗木は、昼神温泉で買ってきたもの。この時期は花桃祭りが開催されている。川沿に花桃が満開となれば、山里は桃源郷さながら。陶淵明が書き残した『桃花源記』に桃源郷が初めて出…

こでまりの花

私の生家は、今住んでいる家から50メーター程離れたところにある。母が一人住んでいたが、施設暮しとなり今は無人。家の西側にこでまりの花が植えてあり、今年も白い花を咲かせた。 こでまりの花言葉は「優雅」「上品」、密集して咲く花を毬に見立て「こでまり」と…

肺気腫

漫談のケーシー高峰が85歳でなくなった。死因は肺気腫だった。肺気腫は肺の機能が壊れて、空気が吐き出せなくなってしまう病気。一年前、母が危篤状態になったのも肺気腫。酸素と二酸化炭素の数値が逆転し、病室は吸入マスクをした母の呼吸音が反響していた…

枝垂桜

駅までは自動車通勤をしている。通勤の途上に、一本立派な枝垂桜があり、毎年咲くのを楽しみにしている。積まれた石垣の端から、地面まで距離があり流れるように咲く桜は優美このうえない。歳を経た大樹なので、花の分量もあり満開の豪勢なこと。春が来たと…

花巡り

桜が見頃を迎えている。 日本人は本当に桜が好きなのだ。家の近くに何本桜があるのだろう。道路沿いにも桜並木、川岸にも桜の木。車に乗って、桜を眺めるドライブ。瑞浪から土岐へ、久々利を抜けて可児へ。山桜もたのしみながら、可児から多治見へ。 桜だけ…

一切なりゆき

樹木希林の『一切なりゆき』(文春新書)を読んでいる。一風変わった俳優だったが、癌になってからは達観したかのごとし。彼女は抑えきれないものが自分の中にあり、爆発を防ぐために、内田裕也が必要だったのだろう。病気も彼女の抑えとしての役割を果たし…

俳句の縦書きについて

『南風』3月号に掲載された「俳句深耕」原稿の転載です。 俳句は通常縦に書き、縦に書かれたものを読んでいる。俳句は、なぜ縦書きなのだろうか。これは自明の理なのかを考えてみた。小川軽舟が、俳句α2018秋号の『俳句とIT 俳句の「場」が変わる』で…

常会

私の居住する地区では、偶数月4日に常会が定例開催される。会議の最初に、会計担当の副区長と退任挨拶。会計報告も提出し、これで晴れてお役御免。責任がとれて気持ちは、すごく軽やか。時間を奪われるこういう仕事は、退職した融通のきく人がやればいいのだ…

田打

家の近くの田に赤いトラクターが止められている。 田を返し田植の準備が始まろうとしている。 最近は専門農家に依託する家が多い。我が家は母が人に頼みながら米作りをしていたが、高齢となり断念し休耕田にしてしまった。 田に水が入り青田がひろがるのは、…

実作俳句入門

名古屋古書会館の即売会「倉庫会」で、300円で藤田湘子の『実作俳句入門』(立風書房)を入手し、よみだす。この本、俳句を始めた最初に角川書店版で読んだ。いきなり、「俳句はなんのためにつくるのか」と質問される。「誰のためでもなく、自分のため」そんな当たり…

新元号『令和』

新元号は『令和』と発表された。出典は万葉集というが、そんな言葉があるわけでもなく、取り合わせた造語にすぎない。平成もあと少し、いよいよ1か月を切った。 帰宅の駅ホームで、銀行に勤めていた頃の元部下にばったり遭遇。一般行員だった彼も今は支店長…

毛布

毛布を掛け布団の上に掛けるか、中に掛けるか、あなたはどちら派? 私は直の方が暖かな気がするので、今まで中に掛けていました。でもこれは掛け布団の素材で上か中か違うらしい。羽毛布団は上にかけた方が保温効果がよく、綿布団は中に掛ける方がよいらしい…