今日は朝から暑さ全開。全日より6℃高い33℃の真夏日。朝一番で散髪して、ホームセンターでヒアリの駆除剤を購入。もう、何処かへ行く気にもならず、午後からは寝室のベッドでマンガづけ。ブックオフで揃えた『ヒカルの碁』全23巻を一気読みしました。原作ほったゆみ、漫画小畑健このコンビは『バクマン』を全巻読んで面白いことは承知している。碁のルールなど分からなくも、あっと言う間に作品世界に読み手をワープさせてしまうのは手練れのプロの技である。中国でも韓国でも読まれるのは、うなずける。
朝風呂
朝日を浴びながら、浴槽にたっぷりの湯を入れ、四肢を伸ばしてつかる快楽に勝るものがあろうか。夜の入浴もよいが、朝の入浴はまた格別なものがある。平日は朝に入浴するような時間の余裕はない。朝風呂の密かな楽しみは、休日の朝に限られる。日本人ほど入浴好きな民族はあるまい。よくぞ日本に生まれけりである。
紅梅や朝風呂好の女客
井月の句。
食後のコーヒー
昼食は外食で、食後にコーヒーを飲むのが習慣になっている。コーヒーは、本格的に淹れたものでなくても、缶コーヒーでもコンビニの100円コーヒーでもかまわない。
コーヒーに含まれているカフェインは覚醒作用や利尿作用があり、眠気覚ましとしても尿を出してのむくみ改善にも効果があると言われる。血管を拡張する働きもあるので基礎代謝を上げる効果も期待できる。コーヒーの効能は間違いないのだが、最近の値上げラッシュは喫茶店にも及び、コメダ珈琲は、料金を430円から460円に値上げした。さすがにコーヒー1杯460円となると気軽に利用するには二の足を踏む。はてさてコンビニの100円コーヒーは、何時まで頑張れるのだろう。
缶珈琲ごとりと夏の闇に出る
辻美奈子の句。
『俳句』創刊70周年
毎月25日は角川の『俳句』発売日である。地元の本屋で6月号を手にとると、創刊70周年記念特別号で「保存版」と記載されている。『俳句』は1952年創刊、雑誌としても高齢者並の年齢を刻んでいる。
記念座談会「俳句の本質と魅力」は、宇田喜代子、西村和子、角谷昌子、小澤實、堀田季何(司会)。
「俳句と時代1952-2022」として、外山一機、黒岩徳将、松本てふこ、生駒大輔の若手が担当しているのも注目される。
巻頭の「俳人寫眞館」は、著名俳人の珍しい写真を眺めるのも楽しい。しかし、昔の人は何故タバコを吸いながら写真撮影したがったのかね、時代を感じる。
七合目あたり裾野の春霞
「祝いの一句」より矢島渚男の句。
牡丹
ぼうたんのひとつの花を見尽さず
日野草城の句。
家の牡丹が大きなつぼみとなり開花間近。ホームセンターで売れ残っていた苗を買ってきて畑に植えたのだが、毎年花を咲かせて楽しませてくれる。花が大きいのでたわんでいるのもご愛嬌。牡丹は「花の王」と言われるだけのことはある。