篠田桃紅

篠田桃紅と岐阜県の縁は深い。彼女の父の実家が岐阜県、篠田の姓は岐阜市周辺に多い。篠田桃紅作品の収集に意欲的だったのが、岐阜の実業家である鍋屋工業の岡本家であった。その関係で、関市の市役所7Fには、篠田桃紅の作品ギャラリーとなっている。墨絵の抽象画というのが独特だが、作品を見ていると、名付けられない感覚が呼び起こされる。芸術の根源は、未知との遭遇による心のスパーク感覚だと思うが、彼女の作品にはそれがあると思う。近くに作品を見ることが出来るのは幸せなことだ。

あっかんべェ一休

朝から、畑の胸元程まで伸びた雑草の草刈りに格闘したら、くたびれてしまった。
ベッドに倒れて、坂口尚の『あっかんべェ一休』(1993年)を読み出す。昔、講談社漫画文庫で2巻本を持っていたが、処分してしまった。最近ブックオフで、雑誌サイズの古本を1,2巻をゲットし、残りの3,4巻をAmazon で揃えた。一休禅師の伝記マンガだが、さすが坂口尚、見事なコマ割りと瀟洒な絵柄にほれぼれとしてしまう。もちろん追求するテーマも重い。しばらく楽しませてもらうとしよう。


釈迦も又あみだももとは人ぞかし
     われもかたちは人にあらすや


一休禅師の歌。

蝉時雨

夏と言えば、蝉。
セブンイレブンを出て会社に向かう途中に高い木々のある杉原千畝ゆかりの人道の道があるが、朝方は蝉の鳴く声がバケツをひっくり返したではないが、土砂降り状態で鳴り響く。その真下に立てば、轟音というべき蝉時雨、もう生命活動の凄まじさに笑うしかない。


静かさや岩にしみいる蝉の声


芭蕉は蝉の鳴き声に静かさを取り合わせたが、その斬新さに驚く。鳴り響く蝉の鳴き声をききながら、心の中が静かに沈静化していくのを芭蕉は感じ、句に仕立てたのだろう。

卓球初の金メダル

仕事から帰りテレビをつけると、卓球混合ダブルスの決勝が行われている。2ゲーム先取されて、もう駄目かと思ったが、ここからが凄かった。3ゲーム連続でとり逆転。王者中国も簡単には勝たしてくれない。3対3で最終ゲームを迎える。最終ゲームは、日本の集中力が上回った。水谷、伊藤のペアが、日本卓球界初めての金メダルを日本にもたらした。本当にドキドキして見ていた。歴史的瞬間を目撃することが出来て大満足。

ボーヴオワール『老い』

最近は老化をテーマにした本を読むのがマイブーム。他人はどんな風に老人生活を送っているのか気になる訳です。NHKテキストの「100分de名著」上野千鶴子が書いているこの雑誌が気になり購入した。元の本もいいのだろうが、上野千鶴子が上手く解説して読みやすい。人生100年とか言われるが、確実に老人の寿命は延び、取り巻く環境は変わっているのを実感する。高齢者の仲間入りは目前だが、本の表紙に書かれた

年齢に抗わない
怯むことなく、堂々と老いさらばえよ!

アジテーションに乗っかるとしますか。

プレバト炎帝戦2021

プレバト炎帝戦を見る。3時間スペシャルの特番で、テレビをつけたらスプレーアートの発表中。缶ビールをあけ、ワインを飲んで見ていたら4位までは記憶にあるが、ソファーで寝てしまった。お疲れな、私です。


日盛りや母の二の腕は静謐


犬山紙子が名人達レギュラーを抑え勝利。

欲望

一条ゆかりの『正しい欲望のススメ』(集英社文庫)を読んでいる。
あからさまなタイトルに惹かれ手にしたが、一条ゆかりの率直な語り口が爽快。

「欲望」というのは、内からにじみ出るような噴出するような、どうしても欲しい我慢できない感情です。それが有るのと無いのとでは人生の色が全く違う!どうでもいいけど手に入った物と、どうしても欲しかった物を手に入れたのでは嬉しさが違うじゃない!

いやいやガンガンいってますね。好きだな、この正直さ。暑気払いに、ぴったり。