2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

三月尽

本日で三月も終わり。あっという間に1年の4分の1が終了。 「三月尽」は新暦三月の終わりの意で使われる。年度替わりの月ではあるが、惜春という気分は乏しい。 今日は冬用タイヤを交換し、区の会計監査がある。区長就任の1年で葬儀は家族葬1件。6件の葬儀が…

未知との遭遇

ショーケンが死んだ。樹木希林が亡くなり、内田裕也が追うように他界。ファンというわけでもないが、時代の寵児達の姿が消えていくのは寂しいことだ。ショーケンも聞いたことのない病気と闘っていた。60代ともなれば、薬の1つ2つは飲んでいるだろう。病気…

鶴舞公園の桜

本日は休暇で夜には区長引継。午前中、決算報告書作り。 銀行から外国為替の予約処理が未完なので、3時過ぎまでに処理せよとの電話が入る。 自分のミスなので出社して処理。 休日出勤の穴埋めに、名古屋古書会館「倉庫会」を覗き、俳句本を2冊800円購入。そ…

花見

疲労はピーク、おもわぬトラブルで遅くなる。 区長の引き継ぎが今週はあり、整理仕事もありおちつかない。 庭に植えた垂れ桜は、いつの間にか咲いていた。去年は醍醐寺へ花見に行ったなあ。花見もしたいが次の日曜は予定がつまっている。 4月になれば、もう…

結膜下出血

左の眼が出血して白目の部分が真っ赤になってしまった。前にも何度か経験しているので、動揺せずに対処できるが、原因はよくわからない。今月は乗り越えなけれはならない壁があったので、そのストレスか。結膜下出血というやつで、眼球の小さな血管が破裂し…

卒業

25日は、次女の大学卒業式だった。私には3人子供がいるが、これで全員が卒業し、親の責務は果たした。袴姿の写真をメールでもらい、安堵の気持ちで一杯。お祝いの一句を返信メール。 筑波嶺の鶯の声高らかに 次女の大学受験は、推薦入学を落ち、前期試験を落…

ホーホケキョ、鶯の鳴き声を聞きながらベッドでうたた寝。鶯は裏の林にいる。まだ鳴き声が、初々しい。囀りの中に心浮き立つ朝の幸せ。 うぐいすのケキョに力をつかふなり 辻桃子の句。

天津甘栗 今井総本家

鶴舞から上前津の古本屋を眺めて、大須万松寺通りの入り口にある今井総本家で天津甘栗を買う。赤を背景に「甘味無双 天津甘栗」の白抜き文字の袋がトレードマーク、大須へ行けば必ず買ってしまう一品。 天津甘栗を向きながら、男子フィギュアスケートをTVで…

『南風』4月号

『南風』4月号が届く。「南風集」に久し振りに4句採られる。北海道旅行の句で1月のことだが、もはや遠い昔。今月ショックな記事は、津川絵理子主宰が退任の報告であった。家庭の事情で主宰の責務を果たすことが難しくなったからとのこと。残念だが仕方がない。…

イチロー引退

50歳まで野球を続けると言っていたイチローが引退を発表。ついにこの日がきたかと思う。 結果を出し続けたアスリート、凄いという言葉しか見つからない。渡米してからの活躍に、どれだけ興奮しただろう。まさに「快男児」であった。 イチローが引退し、平成も…

老境まんが

火曜日は月1回の定例診察、医者にいき血圧の薬をもらう。早くすんだので、ちくさ正文館に立ち寄る。この書店にいくと、こんな本があったのかと、財布の紐がついつい緩くなる。この日4冊購入。もう本など読みきれないほどあるのに、欲望は際限がない。『老境…

携帯を忘れた

携帯をベッドに置いたまま出勤する。駅の改札で忘れたことに気づいたが、取りに帰っている時間の余裕はない。おかげで一日携帯のない生活となった。携帯は便利であるが、無いなら無いで別に困りはしない。ただ本ブログは、朝の通勤電車の中で記事を書いてい…

桜餅

無性に甘いものが欲しいときがある。昨日のお昼に、ファミマで桜餅を1個買う、135円なり。桜餅は名前からして春の菓子、たっぶりの餡を堪能する。桜餅も、関東と関西で違うらしい。今日買った桜餅は関西風、別名道明寺餅と呼ぶらしい。包んである塩漬けの桜…

俳句の虚構性について

『17音の青春2019』で、冒頭5人の選者が俳句の虚構性について論じている。黛まどかが『万人が共有でき、共鳴できる「真実」を掘り出すためには、虚構という方法が不可欠です。』と論じたが、万人が共有共鳴できる真実とは何か、そもそも文学はそんなものを求め…

春寒

日曜日であるが、地元八幡神社の春の祭礼に区長なので参列。外で神事を行うため、身体は冷え切ってしまう。しかし、本日で区長の定例行事は終りとなる。引継の打ち合わせを区長会長とする。立替金の請求を会計にして、新区長に引継日程の連絡。ついにここま…

さよなら私のクラマー

月刊少年マガジンは、「ましろのおと」「DEAR BOYS」が連載されていてよく見る。最近はまったのが女子サッカーの漫画「さよなら私のクラマー」。6巻の栄泉船橋戦から読み始めたが、読ませる。この漫画、主人公よりも時々のサブキャラがぐんぐん目立…

『俳句αあるふぁ 春2019』

俳句αアルファ春2019を購入。俳句αアルファは、俳句を始めた時に最初に買った俳句雑誌。投句すると、かならず活字になるのがうれしい。 特集は、新聞と俳句、次号は仏教と俳句とあるが、興味がわいてこない。高柳克弘の俳句鑑賞もあまりにも選句が名句過ぎて…

春の雪

昨日、通夜の帰り道に雪がちらついていたが、朝起きると、林の木々や田に雪がつもり白く薄化粧。道路は溶けて雪はなく、通行に支障はない。雪が今頃降るのは珍しいが、そんなこともある。そういえば、三島由紀夫の小説タイトルに『春の雪』ってあったな。 春…

別れ霜

三月に入り訃報が続く。毎月同年の飲み会をしている居酒屋女主人の義母が亡くなり、数日後に実母の葬儀の知らせがくる。経験的にも気候が変化する三月は葬儀が多い。そういえば、祖父も父も亡くなったのは三月だった。 人が死ぬのは悲しく寂しいが、不死が幸…

ホワイトデー

家内と娘に、ホワイトデーのお返しを買いに、JR 高島屋へ仕事帰りによる。地下1階の菓子売場は、どの店も人だかり。7時過ぎなのに、仕事帰りの男たちが菓子を求めて、順番の列にならんでいる。御苦労さまです。 抱へきれざる明るさに花ミモザ 日下野由季の句…

黄水仙

叔父の一周忌の法要があり、親戚に久し振りに会った。加齢が進み物忘れのひどさや、健康談義に話題は集中する。年を取るのも健康であってこそ、痛い辛いは、御勘弁。 一日雨が降り、早々と眼が覚める。新聞を取りに外へ出れば、花壇に黄水仙が花を開きかけて…

北大路翼『生き抜くための俳句塾』

北大路翼『生き抜くための俳句塾』(左右社)が届き読みはじめる。 北大路翼の俳句を初めて読んだ印象は、バッチイ俳句という感じだった。新宿歌舞伎町を根城に活動し、山頭火で俳句開眼の無頼派は、独自の俳句世界を展開していく。いつしか有名人になってしま…

日々是好日

多治見市にある虎渓山永保寺の心字池。夢想国師の作った庭の中心にある。水面に春の風が吹き波立つところへ、太陽光が反射してきらめく美しい景色の中に佇んでいた。 楽しいということは、心が躍り弾むことなのだろう。それを求める人に恩寵の如く発見の機会…

なめろう

地元スーパーのオークワに立ち寄り、ノンアルコールを購入。鯵の刺身が70%引きで売られているので、晩酌のつまみに購入。半分食べて、残りをなめろうに調理する。鯵を刻み叩いて、葱・生姜・大葉など入れ味噌と混ぜ合わせるだけの簡単レシピ。1つで2度美味し…

江國滋『微苦笑俳句コレクション』

部屋の本棚にさしてあり時折読み返しては、にっこりする。今はなき江國滋が、『週刊小説』に掲載した俳句コラムを再編集したもの。ユーモラスな俳句のアンソロジーで、よく集めたなあと感心してしまう。俳句とは滑稽であると山本健吉は論じたが、そうかもし…

葉室麟『恋しぐれ』

高校の同窓会へ行ったら、「クドウ君、俳句作っているから、これあげる」ともらったのが、葉室麟『恋しぐれ』。与謝蕪村とその周辺の人達が、短編連作で鮮やかに描かれる。随所に蕪村の俳句がまぶしてあって楽しい。葉室麟が還暦の年に本作品は刊行されたが、…

俳句とは〇〇のようなものである

『俳句』3月号の特集で、俳人超大アンケート1200名「俳句とは〇〇のようなものである」が掲載されている。俳句を10文字で喩えるという設問で、各人各様の答えがただ羅列してあるだけで、企画意図がよくわからない。埋め草記事の扱いに等しいのに、永久保存版は…

鬼まんじゅう

鬼まんじゅうは、東海地方の郷土菓子。小麦粉の生地に、角切りにした薩摩芋をまぜて蒸して作るまんじゅう。初午大祭に美濃廣庵満開堂の出店で、3種類6個入りを購入。蓬を練り込んだ鬼まんじゅうを食べる。田の畔に蓬はすでに緑の葉を見せている。蓬は繁殖力…

初午大祭

本日はわが町稲津町の荷機稲荷神社の初午大祭。午前中は曇天だったが、昼から崩れ小雨がぱらつく。午後4時が祭りのクライマックス投餅となる。区長なので、壇上に登り二臼の餅を投げる。雨ではあるが、時間になるといつしか人で会場広場は人で埋まりました。…

小木曽たみ子展

私の父は8人兄弟で、いまも存命なのは4人。たみ子おばさんは87歳で多趣味の人であるが、この度書きためた日本画の個展をするというので、長女と土岐市のセラトピアへ行く。会場に64作品と、句誌(俳句もつっくている)の表紙絵がずらりと並ぶさまは壮観。市…