2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

LED

朝6時、日はまだ昇っておらず、まだ暗い。日課の犬の散歩に出かけるのだが、街灯の明りに助けられながら歩いていく。最近の街灯の電球はLEDに切り替えられ、既存の蛍光灯に比べて明るさが格段に違う。通学路ということで、街灯がつづいているので足元を…

外套

寒さがぐんと増して、通勤の人もコートやジャンパーを着る人が増えてきた。だんだん世の中の服装が黒っぽくなっていく。黒は熱を集める色だからかなあ。 外套のポケットの深きを愛す 片山由美子の句。

土岐よりみち温泉

土岐市のアウトレットモールの近くに「土岐よりみち温泉」というスーパー銭湯がある。まだ行ったことがなかったので出かけてみた。入湯料金は900円。露天風呂に各種湯ぶねが設置されており、大画面のテレビも見られる。ゆったりとくつろいできました。日…

タイヤ交換

いつも利用しているタイヤショップで、冬用のスパイクタイヤにタイヤ交換してもらう。東京の11月の初雪報道が大々的にされたので、朝一番のつもりが先約が3名いた。備えあれば憂い無しである。一番最初の事故体験が、雪道での衝突だったので、対策は万全…

枯葉

会社から公園を抜けて昼食のために喫茶店に向かう。公園には、銀杏やプラタナスが立ち並び鳥の囀りが賑やかである。落葉を踏みしめて歩けば、地面に降りた鳩たちがこちらをジロリと見るが飛び立ちはしない。枝には雀が飛び交っている。都会にもし公園がなか…

初雪

東京は昨日、何十年ぶりに11月の初雪となった。今年は寒くなるのだろうか。 雪による事故の報道がされていた。自分の車も冬用タイヤに交換しなくては。 うしろより初雪降れり夜の町 前田普羅の句。

寒気

昨日は、夕方かなり冷え込んだ。会社の私の席は北側の窓近くなので、冷気は敏感に感じる。これから、さらに寒さを増していくんだろうな。今日、関東地方は雪らしい。 寒気団御一行様ご到着 これは私の句。 寒き世を人と生まれて笑ふなり 藺草慶子の句。

私の生家は田舎の日本家屋なので和室ばかりで洋室というものはなかった。今住んでいる家はハウスメーカーの家なので、和室と洋室がある。最近は和室で畳に座るということがない。椅子やソファーでないと腰が痛くなるのだ。 生活様式が変化しているから、これ…

キウイ

家に2本のキウイの木が植えてある。最初は物珍しかったのだろう、結構みんな植えていた。我が家は、葡萄棚をキウイに変えたのだが、キウイの繁殖力はすさまじく、あっという間にそこら中に蔓が伸び、井戸も枯らしてしまった。 キウイを箱に山盛り家内がとっ…

野見山朱鳥全句集

名古屋古書会館の古書即売会「名鯱会」覗く。高濱虚子の『小説集 虹』を購入。「虹立ちて忽ち君の在る如し」の森田愛子モデルの小説である。 鶴舞の大学堂書店で『野見山朱鳥全句集』に遭遇。昭和46年牧羊社刊行の限定1200部の内902番。貴重な本が…

『愛は一如』

富安風生の文庫句集『愛は一如』(ふらんす堂)が届いたので、読みました。よく知った作品も多いが、95歳まで長生きした俳人なので、高齢になってからの句に関心を持つ。子が無かったこと以外は、充足した人生だったっと思うが、高年齢を生きる所感を覗い…

都こんぶ

通勤のお供に、「都こんぶ」を携帯している。このお菓子、子どもの頃からあるよな。甘酸っぱい昆布がなんともいえぬ味わい。 都こんぶは1931年に創業の中野物産が製造販売している商品。赤い長方形の箱がトレードマークだが、駅の売店では袋入りで最近は…

小春日

「小春日」(こはるび)とは、立冬を過ぎてからの春のように暖かい晴れた日のことをいう。小春は旧暦10月の異称。 昨日は暖かく、昼休みに地下鉄1区間ぐらいを、散歩してみた。知らない建物、店は心ときめく。 水底の砂も小春の日なたかな 梅室の句。

紅葉

季節は冬となったが、紅葉は今が最盛期。散歩の途中の山裾が、色とりどりに彩色され美しい。紅葉の名所に行かずとも、十分に目を楽しませてくれる。 湯の縁に眼鏡を置いて紅葉山 鈴木鷹夫の句。

悪玉コレステロール

健康診断の結果が返ってきた。血圧が高い。BMIは下げたが、まだ太りすぎということか。悪玉コレステロールの値が高くて、善玉コレステロールの値が低い。バランスの悪いことこのうえない。運動不足は指摘の通リです。健診結果がストレスになってしまうよ…

山口六平太

高井研一郎が79歳で亡くなった。もうこれで「総務部総務課山口六平太」も読めなくなる。つい前日、コンビニで買って読んだばかり。とぼけた六平太の絵が好きだったのに、残念。高井研一郎は、肺炎で亡くなる直前までネームを考えていたというが、一生好き…

薬喰

地元の料理店「柳家」に、1年1回いつものメンバーが集まり、薬喰い。 今年もあと四十数日。囲炉裏を囲んで一年の無事を喜び、飲みかつ食べる。 燠赤く芯まで熱き薬喰燠の火の白くなりゆく牡丹鍋囲炉裏端鳩燗を次々と挿す箸休め大根のまた白きこと喉滑る零…

風信子

ヒヤシンスの球根を5個畑に植える。花の咲くのは来春。春の楽しみを仕込む。 風信子(ヒヤシンス)はユリ科、ギリシャ地方原産。日本には、19世紀後半チューリップとともにフランスから渡来。太陽神アポロンに愛された美少年ヒュアキントスが、西風の神ゼ…

木田千女

木田千女の名前を知ったのは、大岡信の「折々のうた」で おぼろ夜のうどんにきつね・たぬきかな が紹介されていて、おもしろいなあと思ったのが最初の出会い。作者は大正13年生まれ、90歳を超えた。句集『初鏡』の句群には、戦争の記憶、死にかけている…

『九十歳。何がめでたい』

佐藤愛子の『九十歳。何がめでたい』(小学館)を買う。いま売れているらしい。帯には「めでたく27万部突破」とある。版元は、そりゃめでたいだろう。佐藤愛子も93歳。なんで、こんなに長生きになったんだろうね。我々の一番のリスクは老齢リスクかもし…

トランプ

アメリカ大統領選はトランプ氏が勝利。8年間の民主党政治に飽きたということか。トランプだけに、ババ引いたなんてことにならないようにしてください。 木枯しやトランプの札配られる

立冬

さあ、冬が来た。寒いぜ。高村光太郎は冬が好きだったようだが。立冬は新暦7日頃と歳時記にある。7日、8日あたりから冬に季節は変わる。 冬と云ふ口笛を吹くやうにフユ 川崎展宏の句。

玉子かけ御飯

玉子かけ御飯が食べたくなり、今日の朝ごはんにする。卵を白いご飯の上に割り落とし、醤油を垂らしてかき混ぜる。いたってシンプルだが、滋味豊かな料理。 最近は、玉子かけ御飯をメニューに出す食堂もあるし、玉子かけ御飯専用の醤油も販売されている。 「…

暮の秋

歳時記的には、明日から冬になるので今日が秋の最終日。 昨日は会社のクレーム対応をして消耗した一日。 人の世は思うに任せぬことばかり、文句の一つも言いたい気持ちはわからないでもないが。自分が常に正しい人ばかり増えてくたびれる。 風紋をつくる風立…

撫子

ナデシコが花をつけた。二本苗を植えたが、それぞれ赤と白の花を咲かせた。 撫子やそのかしこきに美しき 惟然の句。

ブログ1000回に到達

2014年2月11日に開始した本ブログ「クドウ氏の俳句帖」が、今回で1000回に到達した。アクセス累計26,120件、1回あたり26件。俳句の話題に絞り込んで毎日書き続けたが、一つの目標だった1000回をクリアし感無量。1000のタイトル…

老年

人は歳をとる。自分も還暦まで2年を切った。 『実践・快老生活』(PHP新書)を買う。渡辺昇一も86歳。『知的生活の方法』を読んだ若い頃が懐かしい。老人も80歳台になると、元気の度合いが個人間で驚くほどの差となる。元気で長生きしたいものです。…

鼻水

風邪をひいているので、鼻水がとまらない。ごみ箱にティッシュペーパーが山積みされる。人体の7割は水分なのだから、きりのないことである。熱がないだけましか、医者の薬は切れたが完治にいたらず。 水洟や鼻の先だけ暮れ残る 芥川龍之介の句。

マスク

風邪をひいたのでマスクをしている。マスクをするとなんだか違った人に変身するような気分。白元の鼻のところにウレタンがついたマスクなので、息で眼鏡が曇らなくてありがたい。早くマスクなしの生活に戻りたいものだ。 美しき人美しくマスクとる 京極杞陽…

『近現代詩歌』

河出書房新社の池澤夏樹個人編集の日本文学全集29の『近現代詩歌』を購入。俳句は小澤實が選者となり、50人5句が掲載。誰が選んでも完璧ということはない。 文学全集の詩歌アンソロジーは本当に久しぶり。 たたずめる我と別れて秋の風 一番最後に載って…