2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

老いのゆくえ

人生100年時代とか言われるが、老い方は人さまざま。母が入院し施設暮らしとなって老いも介護も考えざるをえない歳となった。 黒井千次が『老いのゆくえ』という老をテーマにした3冊目の中公新書を出した。帯には「人は自らにふさわしい老い方をするより…

『BLUE GIANT SUPREME』

石塚真一『BLUE GIANT SUPREME』の8巻が発売される。シリーズ累計で530万部突破と帯に書いてある。1巻あたり29万部強はすごい数字、コミックのパワーを感じる。文芸書では今どき10万部を超える本は少ないだろう。これだけの読者を背景にすれば、作者も力…

夜の寝室

台風3号の影響か、昨日の夜はよく降った。部屋に昼間の暑さが残るので、窓を開けて換気をこまめにしている。夜は網戸にして開けてあるが、そのまま寝ると風邪をひく。ただでさえ睡眠については難民状態なのに、熱帯夜の季節は身体にこたえる。 夏の宵うすき…

句集作成(6)

最終校正も終わり、印刷の指示を出す。もう後は製本された句集の納品を待つだけ。 原稿データは、全部自分で作成した。2回目の本作りなので、少しは慣れてきた。次の句集は何時になるのかわからない。さて100冊頼んだが、誰に配ろうか。 仕事終えマルセイサ…

子供の頃はホタルなど珍しくもなく普通に見かけたが、農薬の影響か最近は飛んでいるのを見ない。 宮本輝に『蛍川』という小説があるが、由布院の町を流れる川に、蛍が群れ翔ぶ様子はまさに蛍川であった。最近は、わが住む町の川にも蛍が鑑賞できるほど翔ぶら…

夏燕

燕が気持ちよさそうに、田んぼの上を飛び回っている。餌を探しているのだろうか。 朝の陽ざしが眩しい。すいすいと空を滑るように飛んでいく。いかにも、夏という感じがする。 夏燕水したたらせ空へ又 白石渕路の句。

サクランボ

スーパーにいくと、サクランボが並べてある。山形産の佐藤錦を1パック購入。甘くてジューシー、この時期でしか味わえない口福。 昔『黄色いサクランボ』という歌が流行りました。思春期の少年は、「若い娘がうふん、お色気ありそで、なさそで、ありそで、ほら…

シマウマ書房

雑誌「BRUTUS]の特集は「名古屋の正解」で、シマウマ書房が今池に移転したことを知る。本山の店はよく覗いたが、これは行かねばなるまい。 名古屋古書会館の古書展「オールデイズ」をみてから、JRで鶴舞駅から千種駅に。めざす店のある今池は地下鉄…

振り向かないで

1970年、エメロンCM ソング「振り向かないで」をハニーナイツが歌って大ヒット。「泣いているのか、笑っているのか。後ろ姿の素敵なあなた。ついて行きたいあなたの後を。振り向かないで東京の人」覚えていますこの歌詞。今ならストーカーだね。地名のところを替…

句集作成(5)

宅配プリントから2冊目の見本が届く。修正箇所は訂正され、頁数も無しにしたいページは隠せている。それでもまだ手を入れたくなり修正。朝起きて再度修正し、原稿データ送信。思いつく限りはチェックしたので、これでいいと思うが。急がしいが楽しい作業、早…

お疲れ様

昨日はよく働いた。締め切りのある仕事がかさなり、おまけに新システムの不具合の原因究明に時間を取られた。まあ目処はついたので、自分で自分にお疲れ様とねぎらいの言葉を。ハイボール一缶飲んで眠りにつく。 疲労困ぱいのぱいの字を引く秋の暮 小沢昭一…

紫陽花

台所に紫陽花の切り花が飾られている。娘が実家の紫陽花を切ってきたもの。紫陽花は水さえやっておけば、簡単に育てられるので人気がある。花言葉は花の色によって違うが、青色は「辛抱強い愛情」。土壌が酸性だと青色の花か咲き、アルカリ性だと赤色の花が咲…

句集作成(4)

不要なページ数の消し方を教えてもらう。削除するのではなく、隠すやり方。図形で白色の丸か四角をページ数の上に被せれば、数字は印刷されない。成る程と納得し、原稿データを修正する。 原稿を見ていると、あれもこれも直したくなり、俳句もどんどん削除し…

三英傑の地下鉄ポスター

地下鉄に名古屋ゆかりの三英傑のポスターで乗車マナーの啓発広告が貼られている。そのうち信長のポスターで、信長の科白が『たゃーぎゃーにしなかんゾ』と書いてあるが、どうも『たゃー』の表記がひっかかる。名古屋弁のビミョーなニュアンスを文字化したの…

句集作成(3)

宅配プリントで句集を作ろうとしているが、原稿は自分で作成しなけばならない。余白のレイアウトは変更できたが、ページ数の設定で立往生。ページ数を真ん中から左右の位置へ変更することはできたが、不要なページ数を削除すると全体が削除されてしまう。削…

散髪

子供の頃は、祖父がバリカンと鋏で散髪してくれた。中学生時代からは、親戚の床屋へ通うようになった。マスターが75才で引退したので、最近はチェーン店の「cut-A」を利用している。9時開店なので、15分前に入ったが6番目の順番で、しばらく待つことに。カ…

句集作成(2)

句集のゲラが、宅配プリントから届く。データ入稿なので、どんどん事は進んで行く。 B6で依頼したが少し小ぶりな印象なので、A4に変更しようかと思う。レイアウトも少し変えたい。 休みに落ち着いて、取り組むとしますか。 完成まであと少し。 これよりの百…

角川源義

角川春樹の『角川源義の百句』(ふらんす堂)を読んでいる。親子の俳人は、飯田蛇笏・龍太、後藤夜半・比奈夫などあるが、子供に語ってもらえるのは幸せなこと。源義の私生活はかなり奔放だったようだが、娘の眞理か自殺して亡くなっている。源義は58歳でなくな…

梅雨寒

雨天が続き気温が下がっている。半袖シャツを着ていたが、寒いので今日は長袖シャツに戻す。体調管理が難しい季節である。 『平成金融史』を読み終える。嘆息しか出てこない。失敗は明らかなのにひたすら突き進むのは、旧日本軍に酷似している。金融インフラ…

心房細動

心房細動である。主治医からは、カテーテル・アブレーションをさかんに勧められる。動悸息切れもひどくなってきたので、手術による治療を選択。紹介状をもって病院へ行き、準備に入る。 日ざかりをすぎたる雲のうまれけり 久保田万太郎の句。

句集作成

還暦の記念に2冊目の句集を作ろうと思い立つ。本ブログでも去年の8月に作成を宣言したにも関わらず、怠惰が発行遅延の理由でしかないが、作業は中断したままであった。選句自体は早い段階ですませたが、原稿データを起こすのに手間取り、いつしか60歳も後半…

ジャンバラヤ

昨日の昼食は「ジャンバラヤ」。スーパーの弁当売り場に並んでいたので購入。ジャンバラヤは、スペイン料理のパエリアが起源のケイジャン料理の代表的な料理の一つ。鶏肉・ソーセージ・えび・セロリ・たまねぎ・ピーマンなどを具材に用い、香辛料をきかせた…

6月の土曜日

夜明けの時間帯はまだ雨が降っていたが、10時になって雨も上がった。 だんだんと窓の外が明るくなり、鳥の囀りがやかましい。窓からは、紋白蝶がさかんに飛び回る姿が見える。竹藪が揺れているので、風が吹いているのだろう。 したいことはいろいろあるが、…

カプセル&サウナ

昨日は大学時代の仲間と飲み会をして、名古屋駅近くのサウナ&カプセルに宿泊。入浴して泊まって朝食食べて4千円台、ありがたいねえ。 朝から雨、いよいよ梅雨入りか。今日一日しっかり仕事して休むぞ。 大寺のうしろ明るき梅雨入かな 前田普羅の句。

平成金融史

昔、地方銀行に勤めていた。金融の記事や書籍は今でも読む。新聞の書評で取り上げられていたので、西野智彦『平成金融史』(中公新書)を購入し、読みはじめた。淡々と進む記述に、あれもこれもあったなと思う。かつての都銀は整理され、現在は地銀以下が再編…

立葵

今年も会社の前の道路の花壇に、立派な立葵が咲いた。地元のボランティアの方が育てているらしい。 夏の楽しみの一つ。いくつも俳句を作らせてもらった。 夕刊のあとにゆふぐれ立葵 友岡子郷の句。

詐欺 訴訟通知センター

妻宛に訴訟通知センターというところから「民事訴訟最終通達書」と記された葉書が届く。何事が起きたかと思ったが、冷静になれば身に覚えのないことであり、詐欺の手口の一つと娘に教えられれる。オレオレ詐欺をはじめ世の中には詐欺行為が溢れているが、直接…

薄暑

晴天が続く。庭や畑の草刈、除草に忙しい。 休みの日は、使わぬ筋肉を使うので、疲れがたまってしまう。一気には出来ないので、少しずつ作業するしかない。太陽の光は眩しくて気持ちよいが、熱中症もこわいので、適当に切り上げる。 帯解けば疲れなだるる夕…

小林信彦『生還』

小林信彦の『生還』という本を読んでいる。小林は84歳まで病気知らずだったが、脳梗塞で倒れ入院、リハビリしていったん家に帰るが転倒して大腿部骨折で入院。リハビリ後帰宅するも、二回目の大腿部骨折で再入院。まさに悪夢のような半死半生の日々がつづら…

映画「キングダム」

原泰久のマンガを実写化した映画「キングダム」(佐藤信介監督)が、4月19日の公開から5月30日までの42日間で、動員370万人、興行収入50億円を突破し、今年公開された実写邦画作品ではナンバーワンのヒットとなったと知る。 キングダムファンなので、早々に…