2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

谷口ジロー『ヴェネツィア』

谷口ジローのファンである。谷口ジローの作品は大方集めたが、『ヴェネツィア』だけは定価が高いこともあって未入手だった。給付金が振り込まれたので、思い切ってアマゾンで購入。A4版の横長で全頁彩色されている。一応、亡くなった母の遺品から出てきた…

六月になれば

母は老人保健施設で介護してもらっている。新型コロナウイルス感染対策で面会禁止でしばらく母の顔を見ていない。肺に疾患がある母など罹患したら一発でアウトだから、解禁を待つしかない。入れ歯洗浄剤が切れたので持って来てくれと言われ施設へ持参する。…

SPEAK LIKE A CHILD

久しぶりにハービー・ハンコックの『SPEAK LIKE A CHILD』を聴く。キスするカップルの影絵のような哀愁を帯びたジャケットは、映画のポスターのようで、とても気に入っている。被写体のカップルは当時婚約中のハービー夫妻。叙情味あふれるピアノ音が軽快に…

吉野家 超スタミナ特盛丼

テレビ番組で吉野家メニューの人気ランキングを当てるクイズをしていた。超スタミナ特盛丼というのが上位ランクされており、好奇心をくすぐる。早速、吉野家でテイクアウトで注文してみる。牛肉、豚肉、鶏肉3種類の肉がガッツリ盛られ、刻みネギ、生卵をのせ…

飯田龍太生誕百年

飯田龍太生誕百年らしい。飯田龍太は1920年(大正9年)7月10日生まれ。2007年に86歳の生涯を閉じた。 角川文庫『飯田龍太全句集』で10句集の俳句を全て読む。金子兜太は産土の地ということを言ったが、飯田龍太こそ故郷である甲斐の地に居住し、俳句を詠み続…

文人俳句

『俳句』6月号を買う。今月号は、文人俳句の特集。文人俳句とは、小説家等が作る俳句をいうが、今どき小説家を文人などと呼ぶ人はいない。だから「教養としての」とふってあるのかと思う。教養もまた死語化しつつあり、時代遅れな感じを受ける。個人的には、…

『南風』6月号

『南風』6月号が届く。津川絵里子選の 南風集の4番目に名前が出ている。入会以来初めてのこと。いつもは3句どまりで終わるので、びっくり。 啓蟄や棚をはみだす文庫本 今月の二十句に選ばれた句。下記は津川絵里子選者のコメント。文庫本は持ち歩きに便利で…

BLUE GIANT EXPLORER

ビッグコミック連載の石塚真一が描くジャズ漫画「BLUE GIANT」シリーズがいよいよ第3部アメリカ編に突入。4月に宮本大は新たな音楽を生み出すためカルテットを解散して、ヨーロッパ編は完結した。「BLUE GIANT EXPLORER」では、大がジャズの母国アメリカへ降…

チア☆ダン

普段はドラマを見ないのだが、たまたまテレビをつけたら、映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米を全米制覇しちゃったホントの話~』(2017年)を放映していたので、最後まで見てしまう。映画は09年3月に福井県立福井商業高校のチアダンス部「JETS」…

持続化給付金入金

持続化給付金の手続きをしたのが5日、入金チェックをしたら18日に振り込まれている。給付金決定通知のハガキも本日届く。手続きが簡便だったこともあり、早く入金となった。他の助成金はまだ先になる見込み。雇用調整助成金は、手続きが目まぐるしく変わり翻…

方丈記

水木しげるの『方丈記』(小学館文庫)を読了したので、中野孝次『すらすら読める方丈記』(講談社文庫)で原文を読む。方丈記は小品だし古典としては読みやすい。岩波文庫で読んだことはあるが、中野孝次の解説を読みながら再読して、改めて好きになる。鴨…

「あい」から物語は始まり、そして「ん」で終りとなる。 「ん」で終りとなるのは「ん」が、他の文字へ繋がっていかないから。 始まりも終わりもしらず雲の峰

ランチ

昼食は外食。何を食べるのかは、楽しみの一つ。今日は、久しぶりにコメダ珈琲店へ。アイスコーヒーとポテトサンドを注文。ポテトサンドはボリュームがあるが、支払額は合計1070円。消費税増税でどの店も価格は上がったが、昼食の1000円超えは、負担感がある…

集める人たち

中山康樹『JAZZ聴きかた入門!』の一節。あれも聴きたい、これも聴きたいとレコードを手に入れる。ある一定の枚数に達するまでは問題はない。ところが一定数を超えた瞬間、今度は聴く時間が追いつかなくなる。するとどうなるか。買うだけで終わってしまう。さ…

ビューティフルサンデー

昨日の雨が上がり、本日は快晴。 1976年に田中星児がダニエル・ブーンの世界的ヒット曲を日本語で歌って大ヒットしたのが『ビューティフルサンデー』。今聞くと恥ずかしいくらい明るい歌だが、そんな歌を思い出した日曜日である。 まずは、伸びた雑草の草刈…

雨の土曜日

本日、朝から雨。雨は一気に気分が盛り下がる。これでまた雑草が勢いよく伸びるだろう。 午前中にスーパーに行き買物、昼食を食べて午後は昼寝。しなければいけないことはあるけれど、休みの日だから休むことにしよう。 目が覚めたので、デクスター・ゴード…

下宿生活の頃

大学時代は下宿生活をしていた。とにかく都会の独り暮らしをすることが田舎の少年のあこがれだったのだ。 大学に歩いて5分の共同トイレ・洗面所付き4畳半の下宿が根城であった。西日が射しこむ部屋だったが、大家さんの家とは別棟で自由放任であった。部屋…

緊急事態宣言の一部解除

緊急事態宣言が、39県で一部解除した。重点的な対策が必要な13の「特定警戒都道府県」のうち茨城、石川、岐阜、愛知、福岡の5県と特定警戒以外の34県が対象。東海地区の3県は全て解除となった。新型コロナウイルスが消滅したわけではないので油断は禁物だが…

特別定額給付金

仕事から帰ると、テーブルに封筒が置いてある。差出人は市役所、特別定額給付金申請書在中と書いてある。例の10万円である。マスクはまだ来ないが、やっと給付金の書類は来た。もらえるものはありがたくいただくが、こんなバラマキなんのためになるのだろ…

みんなボケます

認知症の人が各年代に占める割合(有病率)は 75歳~79歳 10% 80歳~84歳 22% 85歳~89歳 44% 90歳以上 64% なあんだ、みんなボケるのだな。認知症にならない確率は低いぞ。その年齢まで生きていられるかは、また別の話にはなるが…

ちくさ正文館ターミナル店閉店

ちくさ正文館ターミナル店が、2020年5月31日をもって閉店、本店と統合することになった。学習参考書・コミックス・ライトノベルは本店での取り扱いとなる。学生向けのこうした本も売れなくなっているのだろう。書店の利益率は低い、雑貨やレンタル商品で何と…

記憶にございません

「タイトルを見た瞬間」 「てっきり自分のことかと思いました」 「いい本もたくさん読んだのに、どうでもいい超大作も読んだのに」 「「いい本だった」ことは憶えていても、感動したり泣いたりもしたのに」 「ほとんどの内容を憶えていない。いったい何の為…

恵那山

中津川市にある恵那山は標高2191m、南アルプスの南方に位置し、日本百名山の一つ。日本近代登山の父ウェストンが登山したのが明治26年5月8日。ウェストンは5100フィートになると雪を見たと記している。恵那山の麓から見る姿は稜線がなだらかに…

西洋シャクナゲ

家の庭に植えてある西洋シャクナゲが今年もまた美しい花を咲かせた。 シャクナゲの葉は常緑で厚みがあり表面は光沢を帯びている。房状に咲く大きな花は開花するとそれは見事で周りを明るくさせる。日本では枝の先に花を上向きに房状に咲かせるものを石楠花(…

山藤

藤の花が旬を迎えている。 家の窓から、四方に山藤の紫の花房が見える。都会では、この風景の豊かさを楽しめない。 紫の朝日匂へる山の藤

田植え

家の近所ではもう田植えが済んでいる。他の田も水がはられ、田植えを待つばかり。夜になると、蛙の大合唱。子供のころから聞きなれているので、うるさいとは思わない。 私の家の田は休耕田なので、稲の替わりに雑草が伸び放題となる。草刈のシーズン到来であ…

持続化給付金

持続化給付金の申請手続きをする。5月末まで緊急事態宣言が延長された。生存競争という言葉が、リアルな現実となっている。 遠蛙『巌窟王』の最終章 『巌窟王』は『モンテ=クリスト伯』(デュマ作)の邦訳名。

林家たい平

『林家たい平 快笑まくら集』(竹書房文庫、2015年初版)を手に入れたので、読みだした。林家たい平は「笑点」の若手メンバー。病気になった林家こぶ平の後を引き継ぎ、自分のスタイルを確立して存在感が出てきた。落語のまくら噺を集めたものだが、いやあ文…

五月晴

本日晴天。新芽の樹々で山は緑のモザイク模様が広がる。 布団を干し、家の周りの空地の草刈りをする。 急に夏日のように温度が上昇。日中の外仕事は、コロナウイルスより熱中症が心配である。蝶々が飛び回り、蜥蜴の走る姿も見た。吹く風が気持ち良い。 目に…

筋肉の4つの働き

筋肉には4つの働きがある。①エンジン 動くための力をだす ②ヒーター 体温の保持 ③ポンプ 伸縮による血液の出し入れ ④プロテクター 衝撃吸収による内蔵保護筋肉が衰えると、この4機能が低下し、人間としての生活が送れなくなり、病むしかないのである。以上…