2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

一月終了

1月も今日で終わり。いろいろイベントはあったが、なんだかあっという間に毎日過ぎてゆく。世間では、新型肺炎の話題でもちきり。マスクして自衛するしかない。厄災は突然にやってくる。運命が人を翻弄する。人の力の及ばないことは多々ある。JR中央線、電線…

老化現象

昼飯を食べて会社に戻る途中、向こう側から歩いてくるお婆さんが転倒。何かに躓いたらしい。かけより、ころがっている杖と帽子を渡す。大したことは無かったのでよかったが、明日は我が身に起こること。年寄りは、ころんではならない。 歩くほうはまだ大丈夫…

笑うしかない

橋本治の『九十八歳になった私』(講談社文庫)を読んでいる。九十八歳の一人暮らしの老作家の独白が続く近未来小説だが、老人の生態が落語を聞いているようで、笑える。取り上げられている話題が古臭いのも老人だからなと思う。橋本治は、さっさっさと死ん…

固定電話の解約

無人となっている実家の電話を解約することにして、電話で手続きをする。死んだ父名義だったので、郵送した確認書類でトラブル。言った言わないも腹がたつが、メール申請できるようにすればいい。必要書類もホームページで確認できるようにして、案内を入れ…

祝歌

長男の結婚を祝い5句。 冬萌やパレスホテルに集ふ人一月のあたたかな雨祝婚歌春隣額まぶしく輝けり東京の春光浴びて宣誓す春告鳥ブーケ持ちたる君が妻

結婚式

本日は長男の結婚式。よき伴侶を得て、新たな人生のステージへ踏み出した。 子供の心配をすればきりもないが、あとは自分で歩んで行くしかない。 はらわたの熱きを恃み鳥渡る 宮坂静生の句。 巣立鳥さえぎるものは空になし 私の送る応援歌。

菜の花

会社の前の舗道に花壇があり、地元のボランティアの方達が世話をされている。今は菜の花が咲いている。菜の花は2~3月が旬だが、ちょっと早いこの時季でも咲くんだと感心して眺める。菜の花の菜は食用を意味し、人間と切っても切れぬ関係の菜の花である。その…

句会と小高賢

永田和宏の『人生の節目で読んでほしい短歌』を読んでいて、小高賢が亡くなっていたことを知る。私が小高賢の名前を知ったのは、『句会で遊ぼう』(幻冬舎新書)の著者だったから。小泉武夫とその仲間たちの句会の実況中継みたいな本で、小高賢も宗匠に祭り…

第30回南風メール句会

第30回南風メール句会の選句結果が配信される。今回は60名180句の参加。 知りつくす家とはなりぬ嫁が君 上記の句を並選で5名の方にとっていただきました。 わが実家も今は空き家になり、ネズミたちには天国となっている。昔の家は隙間だらけで、生き物との…

大寒

1月20日の大寒を過ぎ寒さもピークを迎えているが、今シーズンは、雪が名古屋も岐阜もまだ降っていない。地球温暖化の影響なのだろうか。スキー場は悲鳴をあげ、ゴルフ場は喜んでいるらしい。 宍戸錠の訃報が新聞にのっている。この間は、高木守道が心不全で…

歌集の出版事情

『しびれる短歌』(東直子・穂村弘共著、ちくまプリマリー新書)を読んでいたら、赤裸々な歌集の出版事情がのせてある。お金に関しては持ち出し。マイナスが当然。第一歌集を作るときは大変で、自分でお金を払って五百部とか千部作って、それを自分で配る。…

ちびまる子ちゃん30周年

ちびまる子ちゃんがアニメ化30周年ということで記念1時間スペシャルの番組となっている。もう30周年か、作者もアニメに登場する西城秀樹もすでに亡くなっているのだが、ちびまる子は永遠に小学生のままだ。サザエさんが続いているのなら、ちびまる子ちゃんも…

Good-Bye My Love

昨年、長年集めた文庫本を処分した。3万5千冊までは記録したが、そこからは不明。とりあえず自宅にあった1万5千冊ほどを売却した。今回は実家にある約2万冊が対象。岐阜市の徒然舎に、今回も依頼する。サンリオ文庫や富士見ロマン文庫を高値評価してもらった…

使い捨てカイロ

この冬は例年にない暖冬だが、さすがに最近は冷え込んで寒い。会社の席は一番北側にあり、机はステンレス製なので、足下の冷えは尋常ではない。対策に靴下に貼るタイプのカイロを使っている。つま先が温かいと、かなり違う。手元のカイロも使っているが重宝…

給与支払報告書

1月は給与支払報告書の作成と発送が最大の仕事となる。多店舗展開しているので、給与支払報告書も180超の自治体に発送しなければならない。去年は総括表を手作業で作成していたが、今年は会計ソフトで自動作成。去年は25日に発送したが、今年は14日で完了し…

坪内祐三

坪内祐三が死んだ。帰りの電車でスマホを開くと訃報記事が。「えっ、嘘だろ」ショックだった。坪内祐三は、1958年生まれで同年齢、すごくシンパシーを感じた作家で、ほとんどの著作を買って読んだ。週刊文春の連載「文庫本を狙え」は文庫本コレクターだった…

俳句脳

俳句も自然にできるのなら楽だが、わざわざ作りにいかないと、俳句はできない。たいがいは何もうかばず時間が過ぎてしまう。俳句を作る俳句脳にモードを切り替えることが必要。私の場合は、戸外にでて歩くか、他の人の句集を読むこと。脳に刺激がいるのです…

6億円の使い道

テレビを見ていたら、Loto6で6億円当たった人が、当選金を何に使ったか放送していた。指輪10個に、自動車数台、クルーザーと欲望を満たす浪費をしたと話していたが、冷めた眼でみると、何もうらやましくない。そんなものもってみたところで、数回使うだけで…

月参講

1月は、地元の稲荷神社の月参講の当番である。朝8時から受付なので、30分前に行くと8番の札をわたされる。高齢化を背景に月参講の人数も減少を続けている。我が地区も1桁になり、1年に1回は当番が来るようになった。信仰心があるわけではないが、地元の文化…

本屋散策

今日は仕事は休み。散策をかねて名古屋古書会館へ即売会「オールデイズ」を覗きにいく。新年初の古本市なので、景気づけに数冊購入。その後、山星書店と大学堂書店へ。大学堂書店では、PayPayが使える、素晴らしい。それなりに収穫はあったので、古本屋巡り…

なつかし啄木

私の短歌との出会いは石川啄木であった。小学校5、6年の担任の春日井昇司先生が、啄木の歌を授業で教えてくれて、中学生時代には『一握の砂』『悲しき玩具』など歌集も読んだ。今でも暗誦出来る短歌は啄木が一番多い。 若くして亡くなった啄木が残した詩歌は…

あっぱれ晶子

その子二十櫛に流るる黒髪のおごりの春のうつくしきかな 与謝野晶子『みだれ髪』のあまりにも有名な一首。晶子が故郷堺を捨て、与謝野鉄幹のもとへ走った直後の歌。晶子の高揚感が溢れた青春の歌である。黒髪がズームアップされ、「おごりの春」と強い断定、…

飲んべえ牧水

歌人の若山牧水は稀代の飲んべえであった。岩波新書の『近代秀歌』(永田和宏著)を読んでいたら、牧水は朝2合、昼2合、夜6合で一日1升飲むのが最低量の日課だったと書いてある。こりゃ、アル中。これで身体がもつ訳がない。大好きな酒飲んで死ねれば本望か…

仕事始め

本日、仕事始め。郵便物を仕分け、月初の仕事にとりかかる。仕事は順調に片づいていくが、3日から腰痛になり、テキパキ動けない。仕事をしているうちに、だんだん身体も慣れてきたようだ。本調子に早く戻したい。 納豆と味噌汁仕事始めかな

味噌煮込み

正月5日、今日は長男が帰京しまた元の日常に戻っていく。 長男のリクエストで、お昼は味噌煮込み。地元稲津町のうどん屋「屏風山」へ出かける。東京にも味噌煮込みはあるが、こちらの赤味噌を使ったものではないので、違う食べ物の感じがするらしい。久しぶ…

初買

4日まで、ブックオフが本の20%セール実施。なので、ブックオフ巡りを敢行して古本の初買い。 各務原店で、『定本石橋秀野句文集』他1冊、CD1枚購入。岐阜オーキッドパーク店から一宮国道21号店へ周り、ドナルド・キーン『正岡子規』とコミック1冊買う。名古…

一月三日

お正月も3日目、妻の実家を訪れ、独り住まいの義母に挨拶。一緒に箱根駅伝を見て昼食をして帰る。部屋のものを移動させ、徐々に整理している。とりあえずすっきりした部屋にいると、いかに物にあふれた生活をしているかを実感する。コンマリ流に「ときめき」…

心機一転

午後から、帰省した子供たちの応援を得て、拠点となる部屋を移動。ベッドを解体し長男の使っていた部屋から、南の部屋に運び入れる。この部屋は、パソコンルーム兼書物置場になっていたが、去年蔵書整理で売り払ったので、寝室を変更。北側の部屋は寒く、少…

謹賀新年

2020年、新たな年が始まった。晴天、例年より冷え込みがきついが、気持ちのよい正月。LINEの高校同窓会グループに、年賀の挨拶メールが続々入る。即興の3句をのせてご挨拶。 元旦や全てはストーブつけてより 餅二つ雑煮にものびしろはあり 変顔を全力で…