2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

七月尽

七月も今日で終わり、なんだかんだで季節は過ぎていく。「八月尽」という季語はあるが、「七月尽」という季語はない。七月は断続感がなく、暑さが続いているからか。寝汗で下着もベッドもベタベタして、嫌だねえ。気合を入れて月末を乗り越えるぞ。 口あけている…

花火

29日は台風で順延された町民夏祭りが開催された。夜には、小学校のグランドで花火が打ち上げられた。人口5千人の稲津町が花火を毎年打ち上げるのはすごいじゃないかと、家から花火を見ながら思う。 眠りても旅の花火の胸にひらく 大野林火の句。

池田晶子

台風は伊勢地方に上陸し、関西方面へいってしまった。 今日は朝から晴天、9時から祭り準備である。夜には花火が揚がる。 昨日ブックオフで池田晶子の『睥睨するヘーゲル』を200円で購入。1960年生まれの彼女は、亡くなったのは2007年、死因は胃ガンで46才だ…

台風12号

台風12号は変則的な進路で進んでおり、朝から雨が降り出しそうな様子だが、まだ雨とはならず曇り空。町内の夏祭りも1日順延、本当は朝から祭りの準備であったが、にわかに手持ち無沙汰になってしまった。今日は夕方、半年ぶりの携帯句会の懇親会を名古屋駅前…

肌脱

角川歳時記は、「肌脱」(はだぬぎ)を暑い日に上半身の衣類を脱ぎ、肌を出すことと説明している。片半身だけ脱ぐのを「片肌脱」、両肩の肌を出してしまうことを「諸肌脱」という。服装がかわってしまったので、こうした光景もみられない。個人的には、もは…

喜雨

仕事帰り、瑞浪駅に着くとプラットホームが濡れている。雨も少し降っている模様。 久しぶりのお湿りに植物は喜んでいることだろう。たぎるような暑い日がつづいていたので、まさに恵みの雨である。 「俳句」8月号購入。角川文庫「橋本多佳子全句集」を予約…

草刈り

朝起きてみると、東側の田圃の草が刈られ風景が変わっている。休耕田にして、今は草刈りをJAに委託して刈ってもらっている。草を刈るだけというのも何だかなあとは思うが仕方がない。何か作ろうにも、会社通勤をしている間はとても無理、田圃は虫たちの楽…

「危険な暑さ」などという言葉は、去年聞かなかった気がする。プールも水温33度で使用中止らしい。着替えても着替えても、すぐに汗みずくとなってしまう。汗が出るのはまだ生きている証拠などと言ってみるが、本当に今年の夏を生き延びれるのだろうか。 汗ば…

キングダム51巻

原泰久のキングダム51巻が出た。累計3500万部突破とある。実写映画化も決定し怒濤の快進撃である。とにかく発売が待ち遠しい漫画はざらにあるものではない。 青嶺あり青嶺をめざす道があり 大串章の句。

夏休み

我が家の前に三差路でバス停がある。そこに小学生が集まって集団登校するのだが、声が聞こえないと思ったら、夏休みになったのでした。子供は、夏休みがあってうらやましい。こんな猛暑日が続く夏になってしまったのだから、国全体で長期夏休みを奨励したら…

タクシー

久しぶりに金山駅で先輩と飲み会。瑞浪駅からはタクシーで帰ることに。夜の十時を超えないのに、先客が1台タクシーに乗車したら、タクシー乗り場には一台もやってこない。駅のベンチで待ちぼうけ。人口も4万を切り、駅前の飲食街も寂れているからタクシーが…

氷枕

暑い。眠れないので、冷蔵庫からアイスノンを取り出し頭を冷やして寝る。冷たいのが非常に気持ち良い。体調維持は睡眠をしっかりとることに尽きる。 夏の宵うすき疲れのさざ波に 平井照敏の句。

猛暑日

18日、多治見市は40.7度で日本一の暑さ。私は2つ隣の瑞浪市に住んでいる。 勤務先の名古屋市は39.2度。もう居住するに適当な温度ではない。会社の女の子は。ペットのウサギのために冷房をつけたままにしてあるという。うちの犬は大丈夫かな、窓は開けてある…

御見舞

叔父の初盆の集まりで、叔母が入院をしていると聞き午後から江南市まで見舞いに行く。13日に道路を自転車で横断しようとして転倒、大腿骨を骨折して運びこまれたとのこと。 叔母は母と同級生で今年84才。身動きとれなくなって、寝ているしか仕方がない。立っ…

夕焼

仕事帰りの電車から外を見ると、真っ赤な夕焼。日が沈んだ後の夜になる手前の紅色。 しみじみとその美しい色合いを楽しむ。夕焼は一年中あるが、夕焼は夏の季語。確かに夏が一番夕焼けがきれいだと思う。 働いてこの夕焼を賜りぬ 櫂未知子の句。

猛暑

気象庁によると、15日は全国の観測地点の2割を超える200地点で35度以上の猛暑日となった。最高気温は、岐阜県多治見市と京都市では38・7度を観測。 多治見市には午後から車ででかけたが、猛烈な暑さ。少し車を駐車しておくとハンドルが握れないほ…

夜明け前

夜明け前といっても島崎藤村の小説ではない。余談であるが、近代文学日本文学の名作とされた「夜明け前」も志賀直哉の「暗夜行路」も、現在どれくらいの人が読むのだろうか。 まだ日の昇らないしらじらと夜が明けていく頃、蝉の鳴き声が唸るように鳴り響く。…

羽蟻

二階の寝室の窓ガラスに羽蟻を発見。ガラス扉の間に挟まれて出られなくなり、右往左往して羽をばたつかせている。扉を開けて、羽蟻を外へ出してやる。ホッとしたように翔んでいった。 飛ぶ蟻というのは何処へいくのだろう。花に蜜を集めて回るわけではあるま…

氷水

かき氷が今ブームらしい。今年の夏は暑く長いらしいから、かき氷もよく売れるだろう。こめかみがキーンとなるのをこらえながら、匙を口に運ぶのがうれしい。 朝6時台というのに、はやくも汗みずく。名古屋の最高気温予想は38度という。灼熱の日々である。 …

玄関の横に蝉の殻が転がっている。梅雨が明ければ、蝉の季節である。今日も朝から暑いが、蝉の鳴き声が聞こえる。いよいよ夏真っ盛りということか。クワガタもとことこ歩いていたのを見ました。 大地いましづかに揺れよ油蝉 富沢赤黄男の句。

水羊羹

羊羹というもの久しく口にしたことがない。ただし水羊羹は食べる。煮溶かした寒天に砂糖と飴を加えて、冷して固めたものが水羊羹だが、夏のこの時期つるんとした口当たりがたまらなく美味。デザートにもってこいの菓子です。 青年は膝を崩さず水羊羹 川崎展…

梅雨明け

東海・北陸地方の梅雨明け宣言が出された。日曜日までは岐阜県もすごい雨だったのが嘘のような夏日が続く。名古屋は35度と予報が出ている。 介護施設と書類のやりとり、区長の仕事やらで7月は何かと忙しい。熱中症で倒れないように用心しなくては。 山並を引…

竹婦人

寝苦しい夜が続く。暑い夜に身体を持たせかけて寝るため竹や藤で編んだ円錐状のものを「竹婦人」とよび夏の季語。俳句を作るようになり知った言葉。どこかエロチックであるが、今時使う人はいるのだろうか。第一収納が煩わしい。婦人という言葉ももはや死語で…

俳句の文庫本

8月の文庫本新刊情報をみていたら、角川ソフィア文庫で『俳句歳時記 秋』と『橋本多佳子全句集』が出るとの表示。飯田蛇笏全句集、西東三鬼全句集に続く企画、個人的には橋本多佳子の全句集は所有しているが、発売が楽しみ。続いて三橋鷹女全句集も出してく…

コンビーフ

コンビーフを久しぶりに食べる。コンビーフはコーンドビーフcorned beefの略。元来は塩蔵牛肉の意で硝石や香料を混ぜて漬け込んだものをいうが,日本では一般に缶詰肉をさす。牛肉を塩漬けして煮,冷やして筋などを除き,肉の繊維をほぐして調味料や食用油脂…

高賀の森水

十六銀行から株主総会が終わると、毎年株主優待でミネラルウオーター「高賀の森水」 が送られてくる。円空上人ゆかりの高賀神社がある長良川上流の洞戸高賀渓谷の1億年の地層から取水した天然水である。非加熱パックしてあり味はまろやか、販売しているのは…

心太

夏の食べ物と言えば、いろいろあるが「心太(ところてん)」もその一つ。毎日食べるわけではないが、たまに食べたくなる食べ物。家の冷蔵庫にも1パック買い置きしている。さっぱりとした食感が好きだ。心太の俳句と言えば、草野草城の「ところてん煙のごとく…

谷口ジロー『犬を飼う』

かかりつけのお医者さんの定期診察。血液検査の結果を聞かされる。NT-proBNPの数値が高い。血圧の薬を薬局で受け取り、まだ早いのでちくさ正文館をのぞく。特にほしいものもなく、棚に面陳してあった谷口ジロー『犬を飼う そして猫を飼う』(小学館)…

桂歌丸逝く

桂歌丸が肺疾患で亡くなった、81才。笑点のメンバーとして沢山笑わせてくれた。歌丸は酒は飲まないが、ヘビースモーカーで1日50本吸っていたのだから、肺気腫にもなるわな。最後は酸素吸入をして鼻に管をさしていたが、好きなものを思う存分堪能した結果だか…

梅雨明け

関東甲信越はすでに梅雨明けしたと報道されている。他の地区をとばして、例年になく早い展開。沖縄から順番に明けるわけではないと知りました。そしていきなり台風情報が出ているし、荒れ模様ですね。実質的な梅雨明けは7月の後半となりそう。 梅雨明けや深…