2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

夢枕獏『仰天・俳句噺』

週刊文春の新刊広告で夢枕獏『仰天・俳句噺』というタイトルを発見。夢枕獏のファンという訳ではないが、俳句の文字に惹かれた。夢枕獏は伝奇小説の作家と思っていたが、俳句も作るのかと俄然興味がわき本を買う。夢枕獏はステージⅢの悪性リンパ腫が判明し、…

電車で聞いたヒソヒソ話

地下鉄の電車で、初老の男二人が喋るのが聞こえてくる。別に盗み聞きしている訳ではないが、耳に入ってくるものは仕方がない。『毎日暑いであかんわ、寝れーへん。』 『あんた、アイスノン知っとる?』 『アイスノン?』 『頭冷やすやつやわ。冷蔵庫で冷やし…

梅雨明け

27日、東海地方の梅雨明けを気象庁が発表した。今年は異常に早い梅雨明けとなった。本日も朝から、日差しがジリジリと熱い。毎日予想最高気温が36度では、いつ熱中症になってもおかしくない。季節を楽しむ余裕がなくなってしまう。地球環境がおかしくなって…

中島みゆき『片想い』

先週行った「美殿町本通りブックマーケット」で買った中島みゆきの『片想い』(新潮文庫)を拾い読み。昭和62年に出た対談集である。中島みゆきが、ユーミンや桃井かおりとしゃべっていて、ふーんこんな人たちと対談してたのかと興味深い。私はまだ会社に入…

草刈り

朝から暑い。今日は、畑の草刈りをする。今日刈らないと、平日は仕事だから梅雨で水分補給した雑草が一気に伸び手がつけられなくなる。畑というが元畑であって母が亡くなってからは、ただの雑草が生える荒地である。手入れをしないとこんなになるかと思う。…

真夏日

梅雨明けもまだなのに、真夏日がやってきた。昨日の多治見市は34.6度である。今後1週間は30度以上の真夏日が続くらしい。マスクがホントに邪魔くさい。会社の席はガラス張りの窓側なので、夏は一番暑い場所となる。体力が持ちません。帰宅して暑気払いに晩酌…

いい俳句って何だろう

第59回南風メール句会の結果が配信される。今回の参加者は81名。一人6句を選句するのだが、最も票数が多い句で16票。中心値は4-5票。最多票の俳句でも他人の心を動かせるのは2割程度。それ以外の人には全く関心を引かないのである。万人に通じる俳句は無いの…

『酒のほそ道』51巻発売

ラズウェル細木の『酒のほそ道』の51巻が発売されたので購入して、通勤電車で読み出す。長期連載の漫画は、今さら止められないとの心理なのか、惰性のように新刊が出ると買ってしまうのである。しかし面白いのは間違いなく、酒が飲みたくなっていけませんな…

住みたい家

これから結婚する娘の住みたい家は、平屋だそうだ。平屋って今ブームなのかな。 私の場合は、階段のある2階建ての家に住みたかった。親戚の2階建ての家がうらやましかた。実家は田舎の平屋だったので、障子や襖を外せば全部つながってしまう。だから平屋にあ…

スッタ二パータ ブッダの言葉

『スッタ二パータ』は最古の仏典である。光文社古典新訳文庫より、難解な仏教用語を使わない平易な日常語による今枝由郎の全訳が出ていて、本当に読みやすい。 「蛇の脱皮の章」で「賤しい人」についてブッダはかく語っている。 118 村や街を破壊し、包囲し…

美殿町本通りブックマーケット

本日岐阜市柳ヶ瀬で開催の「美殿町本通りブックマーケット」に行ってきました。梅雨の合間を縫う晴天で、無茶苦茶暑い。人も沢山出ていて大盛況。11時スタートと同時に物色して歩きました。今日は余り買い込み過ぎないように気をつけましたが、オヨヨ書林と…

ホンツヅキ三重

本日、三重県津市久居で開催されている『ホンツヅキ三重』に行く。三重県初の古書・古本市と聞けば、歴史の目撃者になりたいではないか。三重県は古本屋さんが少ないところで、伊勢市の「古本屋ぼらん」今は無き四日市「文港堂書店」しか訪れたことがない。…

ハンバーグ

今日のランチメニューは、ハンバーグ。今やハンバーグは定番メニューで、スーパーにも多種多様なハンバーグがならぶ。しかし、私が子供の頃の1970年代は、まだハンバーグそのものが目新しい食べ物だった。そしてハンバーグといえば、マルシンハンバーグであ…

トイレの話

最近の公共施設のトイレ設備の充実はびっくりする。昨日は朝から腹具合が悪く、会社へ行く途中の金山駅地下鉄のトイレを利用。朝の時間帯は、家で済ませずに出てくる人が多いのか、全部使用中。空くまで待って中に入る。洋式トイレでウォシュレット装備。ト…

デスノート

いつも行く三洋堂書店の古本コーナーで『デスノート』のセットを発見して購入。『ヒカルの碁』の小畑健つながりである。実は『デスノート』は、以前読みかけて完読せぬまま処分した過去がある。1巻を読み始めたが、絵は覚えているがストーリーは忘れている。…

根尾の投手転向

中日ドラゴンズの根尾外野手を投手登録するとの報道。立浪監督は何を考えているのか。投手が野手に転向するならともかく、投手として獲得していない選手が、投手として活躍できる訳がない。草野球じゃないんだから。根尾にしたらYESと回答するしかない。大し…

レティシア書房

谷口ジロー展を見た後、近くの古書店を回る。京都国際マンガミュージアムに一番近いのは「レティシア書房」。店舗面積は広くないが、売りたいという主張が明確。並べられた本の趣味は私好み。ミニプレスの出版物も豊富で、すごく楽しい本屋さんである。棚は…

『描くひと 谷口ジロー展』

念願の『描くひと 谷口ジロー展』を京都国際マンガミュージアムに見に行く。30分前についたが、20人位が開館を待っていた。約300の原画が間近で見られるなんて、こんな嬉しいことはない。人間も動物も風景も、何でこんなに詩情溢れる画面が描けるのだろう。…

栗の花

実家に大きな栗の木がある。家の敷地から前を流れる川に枝を伸ばして、栗の実はたいてい川に落ちて流れていく。梅雨入りの時期になると、白い花を咲かせる。栗の木の前を通ると強烈な匂いがする。イカの腐った匂いというが、海は遠く腐ったイカを知らない。…

晩酌の友

晩酌に何を飲むか。アルコールは何でも大丈夫なので、その日の気分次第となる。最近のマイブームは、アサヒ飲料の「ザ・クラフト」シリーズ。7%のグリーンレモンがお気に入り。檸檬の香りが実に爽やか。ウォッカベースでいい味わい、気持ちよく酔えます。コ…

減量

身体が重い。体重が減らない。基本的に座り仕事なのでカロリー消費が少ないのに、食べる量が多すぎるのだろう。菓子も果物も清涼飲料水も止めているのに効果が現れない。もはや空腹だから食事をするのではなく、食事の時間だからと習慣で食べているだけ。お…

休肝日の是非

今週号の週刊SPA!を読んでいてびっくりしたのは休肝日の記事である。記事の岡田正彦医師は「休肝日は昔とある医師が発案した概念で、語呂の良さから、国内には広く伝わってしまいましたが、海外には存在しない考え方で、医学的なエビデンスもありません」と…

青春の辞典

東海林さだおのファンである。マンガもエッセイも好きだ。またしょーもないことを書いていると思いながら、ついつい笑ってしまう。ただいま、ちくま文庫の東海林さだおアンソロジー『人間は哀れである』を読書中。本書の「青春の辞典Part 1」より。 あえぐ【…

梅雨入り

関東甲信越地方が梅雨入りしたと報道された。最近は西から順番という訳でもないので、いつ頃自分の住んでいるところが梅雨入りするのか分からない。田植えも終わり、水田に苗が風になびいている。苗の成長には水がいる。梅雨時に雨が降るのはありがたいこと…

不用品処分

郵便ポストに、家電、鉄製品無料回収のチラシが入っていた。子供がいなくなり、スチールラックやファンヒーターなど処分できずにいたものを、一気に放出。朝早く回収の軽トラックが回ってくる。市の処理場へ持ち込むには、時間も手間もかかる。自宅で業者に…

久しぶりの「倉庫会」

コロナで古書即売会も自粛されていたが、最近は盛んに開催されるようになり嬉しいことだ。久しぶりに名古屋古書会館で開かれている古書即売会「倉庫会」へ行く。最初に草間時彦の『花の俳句』を拾うも、後はめぼしいものも見つからなかったが、最後に覗いた…

100円コーヒーの値上げ

ついに来たかという感じか。セブン‐イレブン・ジャパンが「セブンカフェ」商品の値上げを発表した。100円コーヒーのレギュラーサイズのホットコーヒー、アイスコーヒーが110円に値上げになる。7月4日から実施。 コンビニの100円コーヒーは、仕事のある日は毎…

第2期『谷口ジローコレクション』

第2期「谷口ジローコレクション」は集英社、双葉社、扶桑社の合同企画として5月30日より発売開始となる。『神々の山嶺』(原作・夢枕獏)『センセイの鞄』(原作・川上弘美)『孤独のグルメ』(原作・久住昌之)等がラインナップされている。 第2期は全10巻…

携帯句会新スタート!

仲間内の携帯句会の投句締切日は月末。めでたく100回を迎えた記念の回も終わり、新たなスタートを切った。 さあ選句の編集作業に取りかかるかと、保存していた自分の句を探すが無い。どうやら誤って削除してしまったらしい。一からやり直しだが、作ったはず…