2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

四月尽

草苅をしようと思い、今年初めて草刈機にエンジンをかける。エンジンはかかるにはかかるが、回転が上がると失速してしまう。いかにも調子が悪いので、農機具屋へ修理に持ち込む。草刈はできなくなり、名古屋の古書展「オールデイズ」へ出かけ、4冊700円ゲッ…

GW突入

GW突入である。個人的には、大型連休というわけではない。といっても世間は休みなので、3人の子供たちも帰省するという。家族全員が顔を揃えるのは、正月以来。 とりあえず、家の回りの雑草の処理をして、花壇や畑の手入れをしなくては。何もしないと大変…

水田

家の近くの田圃にも水が引かれ、着々と田植えの準備がすすめられている。田の水がいっぱいになると、オタマジャクシと蛙の楽園が出現する。アメンボも泳ぎ回る姿が見られるようになる。都会にはない世界。 生きかはり死にかはりして打つ田かな 村上鬼城の句。

『俳句』5月号付録

角川の『俳句』5月号を発売日に購入。何と今月号は、定例の俳句手帳(夏)と「現代俳人名鑑」の付録が2個もついている。「現代俳人名鑑」は創刊65周年事業の企画らしいが、3分冊となる予定。1人自選10句が載せられており、北大路翼から後藤比奈夫まで多彩な…

葱坊主

葱坊主とは、今時分にネギの花茎が伸びて球状の花を多数つけることをいう。畑の葱は丸い袋をつけて愛嬌がある格好をしている。 葱坊主の姿を見ていると、70年大阪万博の岡本太郎が作った「太陽の塔」を連想するのだ。 葱坊主どこをふり向きても故郷 寺山修司…

山桜

散歩の途中、まだ散りかけの山桜が美しい。山ツツジの紫がここかしこに流れるように花を咲かせている。一斉に草も樹も新芽を出して、いよいよ夏への助走の始まりである。 小学生がにぎやかに学校へ登校していく。もの皆生気あふれる時節となった。おこぼれを…

藤井聡太、羽生に勝利

十四歳の中学生プロ棋士藤井聡太四段(愛知県瀬戸市出身)が、非公式戦ではあるものの棋界第一人者の羽生善治三冠を破り勝利。藤井はデビュー後13連勝と新記録を更新中。 羽生もすごいと思ったが、さらにすごい新人が現れた。後生おそるべし。 人は影鳥は光…

麗日

本日快晴。空に一片の雲なし。光があふれ、朝の空気が気持ち良い。部屋の窓を開け風を通す。こんな日は外に出かけるに限るけど、何も予定はありません。 家のチューリップは満開で、隣に植えてある水仙がしなだれてチューリップに言い寄るがごとく咲いている…

西村和子

ふらんす堂の『シリーズ自句自解Ⅰベスト100 西村和子』を読み終える。昭和23年生まれの著者は句歴50年。俳句が好きでしかたない人という印象。しみじみと心に響いてくる句が多い。結婚、育児、離別、人が生きていくということを100句が語りかけてきます。…

菫の濃紫の小さな花を散歩道に見かけるようになった。菫は可憐な花である。芭蕉が「山路来て何やらゆかしすみれ草」と詠んだ感じが分かる。日当たりのよい山野に自生するが、その種類は50種類以上あるという。夏目漱石にも「菫程な小さき人に生れたし」とい…

ゲートタワー

JR名古屋駅のゲートタワーが17日月曜日に完全オープン。三省堂書店が8Fに出店したので、どんな感じか興味津々、早速でかけてみた。ゆったりとしたスペースに棚が並び、選書しやすい。俳句の本を2冊買ったら、トートーバッグがもらえた。 名古屋駅界隈が…

川端茅舎

朝日文庫の『現代俳句の世界3 川端茅舎・松本たかし集』を書棚から抜き、通勤時間に読む。川端茅舎は、第一句集「川端茅舎句集」が圧倒的によく、「華厳」以降は有名な句も散見するが力が衰え、マンネリ化と病気の境涯を読むような句が多くなっていく。しか…

影法師

電車通勤である。帰りの電車は夜になる。車窓には夜景も見えるが、大方映るのは座っている自分。見つめながら時間が過ぎていく。電車の揺れる音がどこまでも続く。 春の宵向かひに座る影法師

家の前には林があり、この時期鳥の囀(さえず)りで賑やかになる。鳥の声が判別できれば楽しいだろうが、声が違うとわかるくらいのこと。鳥のオスは大変だ、縄張り宣言をし、メスに求愛をし、ああ忙しい。 囀をこぼさじと抱く大樹かな 星野立子の句。

春うらら

散歩道の田圃が掘り起こされて田植えに向けた準備が始まっている。そういえば、元気に鳴く蛙の声も雨のあとに聞いたな。畑には、エンドウがもう白い花を咲かせている。我が家のエンドウは蔓が伸び始めたところです。 桜が咲いたなと思っていたら、自然界は初…

海街

吉田秋生の『海街diary8』を読了。累計320万部突破、吉田秋生は画業40周年とある。そうか、もうそんなになるのか。「桜の園」あたりからの読者だから、これも長い付き合いではある。最近の絵は、タッチが柔らかく円熟味の境地というべきか。ストーリー展開…

啄木忌

昨日4月13日は、石川啄木の命日で「啄木忌」。 小学校の担任の先生が啄木が好きで、授業で短歌を教えてくれた。その影響を受けて、「一握の砂」「悲しき玩具」読みました。昔の文学青年に啄木は必須アイテムだったが、今啄木は読まれるのだろうか。 便所より青空見…

「俳句の変革者たち」青木亮人

会社の帰りに、ふらふらと「ちくさ正文館」へ立ち寄る。この本屋へ行くと必ず知らない本と出会い、衝動的に購入してしまう。今日は雑誌1、文庫2のお買い物。 NHKカルチャーラジオのテキスト「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」(青木亮人…

百句燦燦

塚本邦雄の『百句燦燦』(講談社文芸文庫)をアマゾンで購入。この文庫出た時のことは覚えていたが、その時買ったのか覚えがなく書棚を探してもないので、結局買うことに。塚本邦雄の放出するエネルギーに圧倒される。掲載された俳句は、独特の視点から選ば…

浅田真央引退

本日も雨が降っている。浅田真央が引退を発表。ソチ・オリンピックでは重圧がショートプログラムで彼女を奈落に落とし、フリーでは圧巻の演技をしたものの、集大成とした舞台で6位で終わった。その悔やみが彼女を再度復帰させた要因の一つなのだろうが、1年…

蒲公英

タンポポの黄色い花があちこちに咲いている。家の庭にも鮮やかな黄色をみせているタンポポを発見。タンポポはキク科の多年草で、どんなところにも咲く。か弱げにみえて実は生命力の強い花だ。 そういえば、JRのゲートタワーがこの4月に開業したが、東京日…

チューリップ

本日も雨である。おかげで一斉に草花が成長をする。知らないうちに家の回りには色々な花が咲いている。わが家の東側には、去年植えた水仙とチューリップが開花。周りに雑草もはえてきたので手入れをして花壇らしくしたい。 花が咲くというのは、なんとうれし…

沢蟹

散歩から帰ってくると、目の前を小さな蟹が横切っていく。沢蟹である。家の回りには水路があるので、今日は雨でもあるし這い出てきたのだろう。今の家の底地も昔は、水田で工場に使い今は宅地となったもの。我が家の上は休耕田。 山のふもとの田舎すまいだか…

春雨

朝から雨である。名古屋の桜も開花宣言があったばかりだが、花見に出かけるには残念な天気。しかし午後からは雨も上がるらしい。 春雨は、古来しっとりとした趣のあるものとして詠まれてきた。「春雨じゃ、濡れて参ろう」は、何の科白だったのだろう。このフ…

大岡信逝去

詩人、評論家の大岡信が5日、肺炎で86歳の生涯を閉じた。2009年に脳出血で倒れてからは第一線を退いて療養中であった。 大岡信と言えば、私には「折々のうた」である。俳句の入り口はこのシリーズで色々な俳句を読むことから始まった。詩作品は読まなかった…

あかぼし俳句帖・最終回

今週号のビッグコミックオリジナルを手に取ると、『あかぼし俳句帖』が最終回となっている。あれあれ、もう終わりですか。とは言うものの3年の連載期間は、中高年オヤジを主人公にした漫画としては、よくやったと健闘を讃えるべきだろう。最終回は、おさまる…

会社の近くにある小学校の校門右に植えられた桜が満開となった。新入生には、うれしい思い出が桜ともに記憶として残るだろう。花見のピークは今週末だろうが、天気が心配される。四月と桜は、きってもきれない組み合わせ。桜見物に今年は何所へ行こうと心浮…

家庭菜園

四月ともなれば、もの皆芽吹く頃。家の畑も、雑草がびっしりと生えている。ホームセンターで、キュウリ・トマト・キャベツ・ピーマンの苗、生姜を買い、畑をならして早速植えこみました。今年は大根、ニンジンも作ろうと思います。 ジャスミンも2苗植えてみ…

あかぼし俳句帖

『あかぼし俳句帖』(有馬しのぶ原作、奥山直作画)の5巻を読了。帯には小川軽舟の推薦文。俳句マンガどこまで続くかと思いきや、サブキャラが動き出し快調に第5巻がでて、面白くなってきました。杖谷よつゆが出てきて、軽快さと華やぎが出てきた感じです。 …

4月1日

朝の3時に目が覚めて、携帯句会の選句メールの編集作業。 朝から雨降り。小やみになったので愛犬とお散歩。 血圧の薬をもらいに医者に行く。帰りに道の駅で、ざるそばを食べる。 『3月のライオン』は12巻まで読んでしまった。 吉田秋生の海街シリーズの第8巻…