2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

サクランボ

スーパーにサクランボが並ぶ時期となった。山形産の佐藤錦を買ってくる。山形県はサクランボ生産量日本一、7割のシェアを占める。サクランボは美味しいが、10個も食べればちょっと飽きてくる。 小説家太宰治の命日が「桜桃忌」の季語となっている。「桜桃…

あいみょん

日曜日、起きれば雨で、止んで,また降って。 ベッドに寝転んで、あいみょんの「マリーゴールド」を聞いている。 懐かしい感覚。 ああ アイラブユーの言葉じゃ 足りないからとキスして 雲がまだ 二人の影を残すから いつまでも いつまでも このまま

りゅうちぇる

りゅうちぇるがシンポジウムに出た記事を読む。そういえば、りゅうちぇるって最近見なくなったなあと思う。結婚して子供ができて、コンテンツとしての魅力がなくなったか。存在がレアなうちは商品性もあったが、似たようなタレントも増えているし、性差が薄…

蓄積疲労

なんだかんだで6月も終わりに近づきつつある。賞与も給料も振込まで完了し一段落。マッサージも受けたが肩こりがひどい。眼も疲れている。このところの暑さが、疲労に追い打ちをかける。一番の原因は睡眠不足なのだろう。とりあえず、休憩しようと思う。な…

ママチャリ

第35回南風メール句会の選句結果が届く。 子を乗せてペダルこぐ母立葵 並選で2名の方にとっていただきました。この句は、会社に向かう通勤時間帯に、ママチャリのチャイルドシートに子供を乗せ、保育施設に子供を預けに必死にペダルをこぐ母親を詠んだも…

『酒の細道』47巻

ラズウェル細木『酒の細道』のファンである。毎日酒を今は飲まないが、『酒の細道』を読むと無性に飲みたくなるのである。酒飲みのバイブルだね。 第3話「アブないチューハイ」で、盆踊り大会の出店の予行演習で、岩間、リサ、竜の3人は9パーセントの缶チュ…

『南風』7月号が届く。 雷の気の躑躅の蕊に濃かりけり 村上鞆彦主宰の作品欄のタイトルが「蕊」。冒頭の句はその最後の句。 ふと蕊の字は、なぜクサカンムリに心の字が三つなのかと疑問がわく。蕊の字を漢和辞典で調べても、「しべ」「ずい」と読み、意味は…

徒然舎の文庫棚

岐阜市の古本屋「徒然舎」さんに、22日から青色の文庫棚が設置された。記念に「ちくま文庫均一セール」を実施中とのこと。アップされている写真を見ると、私の処分したのも混じっていて懐かしい。文庫棚を拡充したのは、まだまだ在庫があるから。放出した私…

北大路翼『見えない傷』

北大路翼の句集『見えない傷』(春陽堂書店)が出た。2017年以降の俳句が、1ページに7句で、ぎっしり詰まっている。北大路翼の俳句は、出来不出来の落差が大きく、推敲の余地ありと思うものも多いが、句群から今現在の息遣いが伝わってくるから好きだ…

ちくさ正文館

クリニックの診察帰りに、久しぶりに「ちくさ正文館」に立ち寄る。5月末で近くのターミナル店を閉めた関係なのだろう、店舗レイアウトが変更されてる。ちくさ正文館は、大きく3区画に分かれているが、1区画がコミックと雑貨のコーナーになった。本棚が高くな…

ストロング系缶チューハイ

オリオンビールがストロング系チューハイの製造販売を止める記事を読み、ストロング系って何の疑問を抱く。コンビニに置かれているのはストロング系が大半。アルコール度数が9%など高めのものをストロング系と呼んでいる。これは家呑みの、千円でべろべろに…

『猫を棄てる 父親について語るとき』

村上春樹の『猫を棄てる 父親について語るとき』(文藝春秋)を読む。 村上春樹が実父について語るノンフィクション、新書版でイラスト付なのであっという間に読める。お寺の息子で高校教師だった父とは確執があったようだが、そのことよりも三度の徴兵にあ…

飯田龍太自薦10句

紺絣春月重く出でしかな 大寒の一戸もかくれなき故郷 父母の亡き裏口開いて枯木山 一月の川一月の谷の中 朧夜のむんずと高む翌檜 かたつむり甲斐も信濃も雨のなか 白梅のあと紅梅の深空あり 貝こきと噛めば朧の安房の國 黒猫の子のぞろぞろと月夜かな 白雲の…

孤独のグルメ

久住昌之原作、谷口ジロー画の『孤独のグルメ』(扶桑社)が2巻の文庫本になったので、買って通勤電車で楽しむことにする。文庫本だと、絵が小さくてイマイチ量感に欠けるが、それでも手間暇かけて描き込まれた料理や風景は、十分に楽しませてくれる。食べる…

最後の秘境

『ブルーピリオド』に関連して『最後の秘境東京藝大 天才たちのカオスな日常』(二宮敦人著、新潮社)を読破。この本結構売れたらしい。私は文庫本になったものを100円の古本で手に入れて読んでみました。タイトルと派手なブックデザインが目をひくが、内容…

岐阜市「自由書房」閉店

岐阜新聞で岐阜市の自由書房の閉店を知る。報道記事は下記の通りだが、かつて関係した者として、来るべきものが来たかとの感は強い。〈岐阜新聞の記事〉 岐阜市の老舗書店の自由書房が、岐阜高島屋(同市日ノ出町)に入るEX高島屋店と、同市内の鷺山店、県…

鍵和田秞子逝去

鍵和田秞子が老衰のため88歳で11日亡くなった。鍵和田秞子の句といえば、まず最初に思い浮かぶのは、 未来図は直線多し早稲の花 最初の句集は『未来図』、結社名が『未来図』であることからも、作者の鍵和田秞子にとっても思い入れのある特別な句だったのだ…

雇用調整助成金

雇用調整助成金の申請手続きをする。国会で追加予算が成立し、限度額が引き上げられたので、また変更が発生するのだろう。助成内容が手厚くなるのはありがたいが、手続きは二転三転し、事務方は振り回される。こんなに制度が変わると、役所の担当スタッフも…

梅雨入り

10日(水)、中国、近畿、東海地方で梅雨入りが発表された。天気予報は、毎日雨マークで傘は必需品である。最近の雨の降り方は、集中豪雨的に極端なので怖い。庭の雑草には自粛などという言葉はないのだろう、傍若無人という言葉がふさわしく、雨水を得て勢い…

立葵

会社事務所の前にある道路の花壇に、今年もまた立葵が美しい花を咲かせた。 立葵の花期は6月~8月で、梅雨入りのころに咲き始め、梅雨明けのころに花期が終わるといわれる。花言葉は、「大望」「野心」「豊かな実り」。 咲き上げて紅勝ちぬ立葵 前田普羅の句…

後藤比奈夫逝去

後藤比奈夫が亡くなったとの報道。103歳、俳壇の最長老。最後まで俳句を作り、天寿を全うされた。比奈夫俳句は、機知あふれるものもあるが、何よりもあたたかく柔らかな俳句の向日性こそが魅力的だったと私は思う。好きな俳人がまた一人いなくなってしまった…

時間泥棒

月曜日は仕事のスタート。郵便物の仕訳から始まる。自分のペースで仕事を進めたいのだが、時間泥棒はそこらじゅうにいる。自分勝手な予定の押しつけに振り回される。この世は、調整作業の連続と割り切っていこう。不調な日はある。 夏痩せて嫌ひなものは嫌ひ…

再び『ブルーピリオド』

山口つばさの『ブルーピリオド』にはまり、5日に2~4巻、6日に5~7巻を大人買いして、一気に読破。6巻で東京藝大合格となるが、7巻からは東京藝大の大学生活が描かれる。受験は合格すれば終了だが、芸術を追い求めるとなると終りはなく後は修羅の道…

日常への復帰

緊急事態宣言が解除されてしばらくになるが、徐々に日常が戻りつつある。通勤の電車も乗客の数が増えて混み合うようになった。 母は老人保健施設に入所しているが、面会禁止となり会えない日が続いたが、ようやく面会ができるようになり、本日娘と会いに行く…

ブルーピリオド

『BRUTUS』がマンガ特集をしている。その中でアフタヌーン掲載の山口つばさ『ブルーピリオド』を知る。美大受験の青春ストーリーだが、高校時代美術部で、娘も美大を受験し進学した私としては興味深々。とりあえず1巻を購入。しかし、現代のマンガの絵は、私…

無花果

スーパーの果物コーナーに無花果が置かれるようになった。無花果は好きなので、よく食べる。エデンの園でアダムとイブが食べた禁断の果実は無花果であり、不老長寿の食べものと言われている。 無花果を割る力をも入れずして 上野一孝の句。

牡丹

我が家の牡丹が今年も花を咲かせた。菊も美しいが、花王と呼ばれる牡丹の艶やかさは形容しがたい。眺めて飽きない花である。 牡丹や雲の流れのゆるやかに

水虫

駐車場へ向かって歩く帰り道、頭上に蝉の声を聞く。夏の季節の中にいるのを感じる。通勤電車も次第に人の数が増えている。みんなマスクをしているのが、いつもの夏とは違うところ。マスクをしていると熱がこもってつらい。足下にも少し不快感。どうやら水虫…

池田澄子『句集 此処』

アマゾンで予約していた池田澄子の第七句集『此処』(朔出版)が届く。池田澄子もすでに84歳だが、まだまだ元気そうなのは結構なこと。口語と文語がくっついて独特の風合いの俳句は池田澄子オリジナル、だから読んでみたくなるのだろう。後記には、師の三…