2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

十月終焉

今日で10月も終わり、今年もあと2ヶ月。気分はせわしくなっていく。長女が家に戻り8年ぶりに一緒に暮らすようになり、毎日新鮮。 木には木の人には人の秋の暮原田喬の句。

日間賀島

社員旅行で日間賀島へ日帰り旅行。日間賀島は、タコとフグの島。タコのモニュメントがお出迎え、その前で記念写真。「大海老」でふぐ三昧、さすがに天然フグは旨い。 堪能して海辺で日向ぼっこをしながら、海を見て酔い覚まし。残念ながら俳句は出来ず。 河…

蔦紅葉

家の前は川、川岸の雑木に蔦がからまり紅葉している。さらに自然薯の葉がからまり、あざやかな黄色に染めている。その下に、南天の赤い実が見える。 人の手が入らない自然のオブジェ、無機質ではなくみな生きている生命の活動。 蔦の葉は昔めきたる紅葉かな …

角川俳句賞2018(下)

昨日に続き、角川俳句賞応募作「姫女苑」後半です。 ノーメイク両手あふれる春の水 揚羽蝶わが後ろから現れる鳥の巣や親子と呼べる間柄春耕や土に大気を鋤き入れる波静か宮の渡しに鴨の列春キャベツ包丁の音はずみたる田楽の表も裏もよく焼けて日脚伸ぶマイ…

角川俳句賞2018(上)

『俳句』11月号を購入。第64回角川俳句賞が発表されている。鈴木牛後「牛の朱夏」が受賞。今回の応募は567編。毎年1年の締め括りのつもりで応募している。2回に分けて自分の応募作を公開します。 「姫女苑」 鈴の音に頭を垂れて初神楽寒風や線路の上を保全人…

夜、家に帰る途中、何かが道路を横切った。野良猫かと思ったら狸、立ち止まり此方を向いて見ている。眼がライトに赤くひかり、身を翻して夜の闇に消えた。狸は夜行性だから、これから餌をあさりにいくのかも知れない。 晩成を待つ顔をして狸かな有馬朗人の句…

宇宙兄弟

小山宙太の『宇宙兄弟』34巻を購入、一気読み。物語はベティの宇宙空間での手術の様子が緊迫感あふれるタッチで展開していく。人間の想像力は何処までいけるのか。いったことのない世界を、あたかも見てきたの如く描いていく作者の腕力。日本のマンガ表現は、…

余命

安田大サーカスのクロちゃんが、余命3年の宣告をされて毎日ウオーキングしているとのネット記事を読む。人は必ず死ぬと頭では分かっているが、面と向かって「あなた死にますよ」といわれて生きるのはつらいだろうな。若い時は死ぬことは遠い未来であったが、…

紫式部

紫式部といえば、源氏物語の作者。正解ではありますが、植物にもこの名前がついているものがある。クマツヅラ科の紫式部は、晩秋に紫色の実をつける。家の庭には、紫式部と白式部が植えてあり、今ちょうど実をつけて咲いているところ。名前が雅でよろしいじ…

Uターン

東京の大学に進学し、そのまま東京で就職した長女が、会社を辞めて戻ってきた。自分のことは自分で決めてきたので、親としては見守るばかり。展望もないまま都会暮らしを続けても仕方がない。そのうち帰ると言っていたので、その時期が来たということなのだ…

風邪

どうも風邪をひいたらしい。熱はないが、鼻水が止まらない。折角の日曜日だが静養につとめることにしよう。 水洟やお茶碗ひとつ箸一ぜん 後藤綾子の句。

技のこだ割り

人間だから好き嫌いは当然ある。菓子は太るのでできるだけ食べないのを原則としているが、口が淋しいと思うとき、どうしても食べてしまうものがある。その一つが、亀田製菓の「技のこだ割り」。割れ煎餅にたまり醤油の味がよく浸みこんで絶品。食べ出したら…

歳華片々 

注文していた『歳華片々 古典俳句評釈』(矢島渚男、ふらんす堂)がようやく届く。発売が延期され首を長くして待っていた。今、古典俳句を語らしたら矢島渚男の右に出る者はいないだろう。12か月に分けて、古俳諧が鑑賞されたアンソロジー。秋の夜長を楽しむに…

体重計

体重計にひさしぶりにのる。「何これ、嘘だろ」とぼやきたくなる気分、4キロも太ってしまった、最近お腹がでてきたような気はしていたのだが。御飯も果物もガンガン食べていたので、糖質過多だったことは事実。とリあえず痩せなければ。健康診断は近い。 秋夕…

末枯

気がつけば紅葉の時期となり、柿の木は落葉がすんで裸木になっている。 「末枯」(うらがれ)という季語を覚えた。末は梢(うら)に同じで、草木が先から枯れはじめる様をいうと歳時記の説明。なるほどとうなずく。 末枯るるものにやさしく日のぬくみ 今井つる女の…

中日新監督

中日ドラゴンズの新監督に、球団OB の与田剛が就任した。中日は6年連続のBクラス、長期低迷が続いている。私は熱心なプロ野球ファンではないが、それでも地元の球団である中日ドラゴンズには、頑張ってもらいたい。チームの結束と必勝パターンを早急に作り上…

役員人事

どの組織でも大変なのは人事をめぐる問題。わが区の次期役員をそろそろ固めていかなければいけないが、これがなかなか決まらない。普段なら年齢に従って順送りだが、来期は町内会の副会長もついているので、引き受け手がいないのである。秋祭の宴席で打診し…

秋祭

本日は地区の秋祭。午前8時に八幡神社に集まり、お昼は各地区の集会場で宴席。神輿を出す地区もあるが、わが地区は無し。 歳時記によれば、秋祭りは収穫を感謝し、守護してくれた神が田から山へ帰るのを送るとある。盛大に祝いたい。 石段のはじめは地べた…

見舞

脳梗塞で入院した義母を見舞いに一宮の病院へ行く。15日は退院予定、喋る言葉もはっきりしてきてをり、とりあえず回復して一安心。 続いて老人保健施設に入所している母を見に行く。こちらも回復しているが、歩行はまだよろよろして、おぼつかない状態。リハ…

世界バレー

家に帰りテレビをつけると、日本対ブラジルの女子バレーボールの試合をしている。2ー0で日本が勝利目前。3セット目をとって勝利すれば2次リーグ1位通過と盛んに盛り上がっている。結果は、このあとブラジルが意地を見せて2ー3の逆転負け。結局最後まで見てしま…

俳句を作ろう

俳句モードになかなかならず、ただ締め切りに追われるだけ。仕方ないので、俳句の本を読んで自分にムチを入れている。本棚の奥から講談社現代新書『俳句を作ろう』(仁平勝)を取り出し、読み始める。俳句を始めた頃に買ったのだが、中身は読んだか記憶が定か…

輪島逝く

元横綱輪島が逝去、70歳だった。子供の頃、祖父が相撲ファンだったので、一緒にテレビ中継をみた。私は初代貴乃花が贔屓だったが、ライバル輪島には、どうしても勝てない。強烈な下手投げを得意とし、本当に強かった。輪島の本名を四股名に横綱になってしま…

家の田んぼは休耕田、隣の田んぼも休耕田。葛が繁茂して凄いことになっている。葛はマメ科の植物で繁殖力が強く、またたくまに占拠されてしまう。どこまでも伸びる蔦がからみつき、伐採には手を焼く。このあいだは電柱に絡みつく葛に、ジャックと豆の木の話…

蜘蛛

朝出勤のため車に乗ろうとしら、蜘蛛の巣を発見。家の出窓の庇と花壇の柵に大きな網がかけられて、獲物も幾つかかかっている。蜘蛛の巣も家のあちこちに見かける。蜘蛛だって生きて行かねばならない。生きとし生けるものに幸あれと思う。 蜘蛛に生れ網をかけ…

豚カツ

昼食にカツカレーを注文。豚カツメニューを低価格で提供する店である。 食べた感想は美味しくない。なぜか、豚カツが揚げたてで提供されていないのである。 テイクアウトの弁当、おかずも販売しているので用意してあるものを切って出しているのだが、スーパ…

秋風

台風接近の影響か、朝から風が強い。部屋の窓をあけておいたら、カレンダーが吹き飛ばされた。窓の外では、竹藪が風を受けてゆれている。 本日は休みのため、畑の雑草を抜き手入れ。オクラを植えたのだが成長しすぎて固くて食えない。全部抜いて片付け。安納…

少子化

今年は区長を拝命しているので、様々な仕事がいいつけられる。地元の八幡神社の祭礼で、新成人の報告をしなければならない。常会で確認するも該当者なし。自分の子供の頃は各学年に必ず複数名いたが、今ではそれも昔の話。小中学校が合併される時代なのだ。…

サロンパス

サロンパスが残り1枚になったので、ドラッグストアに買いに行く。普通サイズは、1箱140枚のものしかなく、もう少し少ない数でいいのだが置いてない。値段が高い訳ではないので、仕方なく購入。マーケティング戦略としては正しいのかもしれないが、数が多いと…

犬の散歩コースの道に、栗の毬がたくさん落ちていて栗の実がこぼれている。今年も栗の旬の時期を迎えた。スーパーでも栗きんとんが並んでいたなあ。家の栗の木も切った後から新たな枝葉が繁り実もつけた。生命力のすごさを思う。 行く秋や手をひろげたる栗の…

毛布

寝室が北の部屋なので、夜の冷え込むこと。掛け布団だけでは寒いので毛布を出してくる。寒いのは苦手、人は常に暖かさを求める。暖かくして深い睡眠をとる、これにまさる幸せがあろうか。 はじめて日本人が毛布を使ったとき、その暖かさにビックリしたに違い…