2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

一月も今日で終わり、何ともあっけない。北海道旅行など楽しいこともあったが、風邪気味の身体を騙し騙ししながらの一か月であった。だいぶよくなったが、咳がまだ止まらない。咳は、気道を清潔に保つための生体防御反応、体のなかで戦ってくれているのだ。…

橋本治逝く

作家の橋本治が、肺炎で亡くなった。享年70歳。桃尻娘とか読んだなあ。確か窯変源氏物語のシリーズも買った覚えがある。すごく才人の印象があるが、それほど年は離れていないなあ。風邪の身には、肺炎の文字も身にしみる。合掌。 咳をしても一人 尾崎放哉の…

マスク

インフルエンザが大流行しているらしい。風邪をひいて咳がでるのでマスク着用。会社の事務所でも、ほぼ全員がマスクをしている。マスクをすると、そこで遮断されている感じが好きではない。 完全に風邪を治してスッキリしたいが、当分無理だろうな。携帯句会…

「一」が、わが携帯句会の今月の兼題。しかし何も浮かばない。 大坂なおみが、全豪を制して世界一になった。世界一である。一位とか無縁の人生であるので、想像も及ばないが、凄いとしか言葉が見つからない。 「一」は縦にしても横にしても、単純な線、無用なも…

俳句日記

ふらんす堂から俳句日記というシリーズの叢書が出ている。ふらんす堂のホームページのコンテンツで俳句日記のコーナーがあり、それをまとめたもの。既刊5冊。そのうち2016年の稲畑廣太郎「閏」を読んでいる。正直俳句には全く期待しないが、ホトトギス主宰の…

死の種子

『俳句』2月号を買う。冒頭の特別作品50句で長谷川櫂の「死の種子」と穏やかならぬタイトルが出ている。病名はわからぬが死に直面し手術を受けたことが俳句に詠まれている。死ぬことはわかっていても、それは他人事にしておきたいのが人情。しかし、誰もが直…

給与支払報告書

12月は年末調整、.1月は給与支払報告書と仕事、仕事の毎日。多店舗展開しているので、給与支払報告書も170超の自治体に発送しなければならない。とりあえず発送も終わり、昨日で一区切り。 白息やいづこへゆくも坂ありて朝倉和江の句。

トローチ

風邪気味である。喉がヒリヒリして、鼻水が止まらない。お医者さんに頼んでトローチを出してもらう。最初は舐めているが、小さくなるとかじってしまう。本当は短気なのかもしれない。 風邪の人トローチ舐めてもの言はず

コレステロール

毎月1回、医者に行き薬をもらう。昨日が予約日で、前回の血液検査の結果を聞く。コレステロールの数値が正常値を超えて、薬を出そうかと言われるが、しばらくは様子見することに。年末から食べすぎで肥満ぎみ。痩せなくては。 沢庵の一きれで足る飯茶碗

石田郷子

ふらんす堂の『石田郷子作品集Ⅰ』を読んでいる。句集『秋の顔』『木の名前』が一冊にまとめられお値打ち。石田郷子は1958年生まれだから、同年で還暦に到達。数年前に「石田郷子ライン」なることばで、この世代の俳句傾向の同一性が指摘されたが、俳句を詠む人…

大寒

20日は大寒。北海道旅行3日目。札幌市内観光、大倉山、白い恋人工場、市場。もう飲むのも、食べるのも疲れだした。市場の海鮮丼も残すものが出る始末。昼食後、千歳空港へ移動して土産を買う。午後6時過ぎ、名古屋セントレアに到着。家に帰ったのは8時30分頃…

北海道旅行2

北海道旅行2日目。昭和新山、余市ニッカウィスキー工場、小樽、札幌。 昼は小樽の寿司屋、夕食はジンギスカン。夜の締めは、札幌ラーメン。 雪道をビュンビュン走る北海道の車にびっくり。 滑走の如く走りぬ雪の道 昭和新山

地獄谷

北海道旅行一日目、地獄谷と登別温泉。 外国人旅行者ばかり。 いー湯でした。 底冷えの大地噴き上げ湯の煙 地獄谷

北海道旅行

今日から2泊3日で北海道へ。地元にいる小中学校時代の同年で行く還暦の記念旅行である。雪だけが心配。 冬の日の言葉は水のわくように 鈴木六林男の句。

ぶらりと本屋

仕事を終えて、1時間ほど本屋めぐり。ジュンク堂ロフト店、丸善、ジュンク堂栄店と回る。今は俳句関係を覗くのが中心。『虚子全句』というのが、第三書館から出ていて目をひく。岩波文庫で五大句集は読んだし、2巻本の全句集もあるはず。とりあえずチェック…

スーツケースの帰還

正月休みにスペインへ旅行した娘は3日帰国。スーツケースが無くなり、手持ちのバッグだけで帰宅。待てどくらせど発見の報せがなかったが、15日ようやく宅急便で戻ってきた。荷札がとれてスペインの空港に載せられずに置いてあったとのこと。スーツケースは黄…

携帯を忘れた

朝、出勤の途中に携帯を忘れたことに気づく。携帯がないと困るのは、ブログ書き。本ブログはたいてい朝の出勤途上の電車の中でスマホを操作してアップするので、今日は帰宅してからしか原稿は書けない。別に私のブログが更新されなくても誰も困りはしないが…

学問

学問のさびしさに堪へ炭をつぐ 『凍港』(昭和7年)の山口誓子の有名な句。学問という言葉、福沢諭吉の『学問のすすめ』でひろまったが、もはや死語。使用されているのを見かけない。誓子の勉強していたのは法律書だろうから、味気なさも一際だったろう。さび…

どんど焼

どんど焼きは正月に行われる火祭りの行事。私が住む地域では、松の内が過ぎて最初の日曜日にすることが多い。現在区長なので、朝からどんど焼きの行事の準備、軸に立てる竹を運び、集めた門松を縛って準備をする。飲み物や菓子の買い出し。11時30分点火、三…

『鷹羽狩行の百句』

ふらんす堂の『鷹羽狩行の百句』が届く。 鷹羽狩行の俳句は、言葉がリズムよく自由自在に使いこなされ、これぞ文芸というに相応しい。取り合わせでなく、見たものに新しく意味を見いだしていこうとする意思が反映された、端正な句の姿に魅了される。 主宰誌「…

風邪

通勤の電車車両は、鼻をすする音、咳、マスクの人が沢山いて、これで風邪をひくなと言われても無理。車両の中は風邪菌が飛び交っているのだろう。うがい、手洗いの対策だけでは何ともならぬ。かくて、冬季は慢性の風邪気味な人でありつづける。せめてインフ…

新暦

今年も、はや10日である。 わが部屋のカレンダーは、毎年川瀬巴水の版画である。1月は雪の宮島の赤鳥居。眺めていて、浮かんだ句は、 新暦赤き1より始まりぬ 角川書店の歳時記にある、藤田湘子の句 初暦深紅をもつて始まりぬ う~む、類想句か。

ネクタイ

昨日は、店長会だったため久しぶりに背広にネクタイ着用で参加する。普段はノーネクタイで通しているので、ネクタイするのは葬儀ぐらいか。銀行員時代は、ネクタイ着用が当然で、常に自分で自分の首を絞めていた。身を縛るものは少ないに越したことはない。 …

部長の大晩年

永田耕衣という俳人がいた。「琴座」を主宰して、俳句や評論に独自の世界を展開し、コアなファンがいた。この永田耕衣の人生を小説にしたのが、城山三郎『部長の大晩年』。文庫本を読んでいる最中だが、耕衣は好奇心の固まりみたいな人。この人の俳句は難解俳…

松七日

松飾がある期間が「松の内」。月曜の今日からは仕事始めとなり、いよいよ世の中が動き出す。朝の電車も学生がのり、普段の混み具合。本日七日は七種粥を食べる日。七草の日に爪を切ると邪気を払うと言われている。爪切りをしますか。 煮え立ちてはるけき色の薺…

六日

気がつけば6日、三が日は過ぎ正月気分も抜けていつもの日常に戻ってゆく。子供たちは帰ってゆき、家も静かになった。昨日は、地元の同年会の新年会。三千盛、緑川やら、持ち寄った酒をたらふく飲みました。月中には北海道旅行もあるし、楽しみ多い1月である…

仕事始

4日は仕事始、出勤の電車もまだ人は少ない。 ドトールのモーニングコーヒーで気合を入れて出社。課題は山積みだが、片付けていくしかない。何時ものメンバーで朝礼、仕事開始。 いつまで働くのかとも思うが、働けるうちは働こう。不要になれば要らないといわ…

プレバト

3日の夕方は、3時間枠のプレバトを見る。夏井いつきががんばり、俳句の裾野を拡げるのに貢献している。出演者も盛り上げるように発言して、そこはTV。本来俳句はエンターテイメントであることを再認識。17音で、これだけ遊べる楽しさ。 凍蝿よ生産性の我にあ…

丸ごと1冊タンマ君

コンビニで文春ムック『丸ごと1冊タンマ君』というのを見つけ購入。タンマ君は、週刊文春に掲載されている東海林さだおのサラリーマン漫画。このタンマ君が連載50周年ということで作られたらしい。半世紀!偉業ですね。東海林さだおはエッセイもながいこと書…

1月2日

1月2日は、昔からこの日に何かを始めるのが吉とされている。歳時記は、元日は家族で過ごす厳かな趣が強いが、2日は活動的で活気がある、と書かれている。 今日は、弟の年賀で昼食をともにし、午後からは子を連れて母を施設に訪問。夕食の食材をスーパーで…