2016-01-01から1年間の記事一覧

大晦日

本日、2016年大晦日。天気は快晴。 門松を飾り、妻と街へ買い物へ。喫茶店「ランプ」でモーニングコーヒー。 友人のお花屋さんは、本日半額デイ。10時開店を並んで待って、正月用の飾り花と鉢植えシクラメンを買う。町内のスーパー「オークワ」で、食品と酒の買…

小川軽舟

小川軽舟『俳句と暮らす』(中公新書)を読んでいる。 小川軽舟は、銀行員から一般企業へ転籍出向。ただいま単身赴任中。 私も元銀行員、単身赴任も何度もしたので、その気持ちがよくわかる。ご苦労様とエールを告げたい。 死ぬときは箸置くやうに草の花 小…

娘の帰省

長女は東京の大学に進学し、東京の企業に就職した。実家に帰ってくるのは、盆と正月。 今日は娘の帰ってくる日である。帰ってきた翌日には、友人達とタイへ旅行とのこと。忙しいことだが、元気に暮らしていれば、それでよし。 巣立鳥さえぎるものは空になし …

年用意

新年を迎えるためのいろいろな支度を「年用意」という。掃除、修繕、正月用の買物、門松、餅の手配、年木取りなど、やることの多い事。せかされるように毎日が過ぎていく。 山国にがらんと住みて年用意 廣瀬直人の句。

阿波野青畝

12月23日は「青畝忌」。歳時記には、『奈良県高取町生まれ。「ホトトギス」同人として写生を究め、のちに「かつらぎ」を創刊主宰。晩年は自在の境地に達した。』とある。 阿波野青畝の俳句がとても好きだ。自在に言葉をあやつり、俳諧の愉しさ,おもしろさを…

煤払

自宅の大掃除を慣行。休みが大晦日しかないので今日を逃すと掃除ができない。 窓ふきやら、廊下、扉の拭き掃除をして、1年の汚れを取る。 この「煤払」(すすはらい)という季語も、もう普通の家では火を焚くことがなくなったので、煤が発生しないので、実感…

クリスマス

今日はクリスマス。朝日がまぶしい、晴れた一日になりそう。 携帯句会の仲間に「2016年総集編マイベスト3」を配信。酒の席の余興で始めた携帯句会も3年続いた。各自の作品を読み返すと、なんとなくその人がジワリと句に浮かんでいる。俳句っていいなと思う…

年賀状

年賀状という風習はいつから始まったものだろう。子供のころから、大人の真似で年賀状を出しはじめ今に続いている。今の子供たちはメールで代用して年賀状を出さなくなっているようだ。 パソコンで年賀状ソフトを使って作成しているのだが、プリンターのイン…

南天

昨日の夜は激しく雨が降った。天皇誕生日の今朝には雨は上がり、しっとりとした空気が満ちている。南天の実が赤々と目にも鮮やか。冬の蕭条とした景色の中に際立っている。 口切や南天の実の赤き頃 夏目漱石の句。

出生数

今朝の新聞の見出しは、「出生数初の100万人割れへ」。人口減少が続く日本、少子化が止まらない。 子供は国の宝、若い夫婦が2人子供を産み育ててくれれば、減少を止められると思うが。 寒き世に泪そなへて生れ来し 正木浩一の句。

葛湯

葛湯の素をもらった。もともと葛湯は、葛の粉に砂糖を入れて水で溶き、熱湯を注いで作った。寒い日に飲めば、身体が芯から温まる。いいもんです。 さむさうな木があり葛湯吹いてをり 山尾玉藻の句。

炬燵

冬の必須アイテムといえば、暖房器具。炬燵は古来日本人に愛されてきた。大学時代の四畳半の下宿のど真ん中は炬燵を置いた。夏は掛け布団をとり机がわりにした。炬燵の中にいる至福は何物にもかえがたい。炬燵の上に蜜柑でもあれば、言うことなし。 世の中の…

寒雀

人間に最も親しい鳥はなんだろう。カラス、鳩、雀、ツバメあたりが四天王と呼んでよいのではないか。ニワトリも今は養鶏場の中にいて、見かけなくなってしまった。 冬の雀は、防寒のため羽毛を膨らませている。その姿はとても愛らしい。 寒雀ぽんとはづみて…

石塚真一

すっかり『BLUE JIANT』にはまっている。作者の石塚真一は1971年生まれ。22歳から27歳まで米国留学し、ロッククライミングとジャズに熱中。紙で音を表現する困難。でもこの作品はよく応えている。インタビューでは「結局僕もジャズをやりたいんですよ、漫画…

初雪

昨日の朝は冷え込んだ。出勤の頃に,天から白いものが一つ、二つと。初雪である。降り積もることはなく、かすかにその姿を見せて消えた感じ。まあ本当に降りしきれば大変なんだけど。 初雪の忽ち松に積りけり 日野草城の句。

上原ひろみ

すっかりはまった石塚真一『BLUE JIANT』(小学館)、9巻まで一気に読んでしまった。帯で上原ひろみというピアニストを知り、三洋堂書店で面陳してあったので、CD『SPARK』購入。溢れる若い才能がまぶしい。 寒紅や鏡の中に火の如し 野見山…

霜柱

今日は一段と冷え込んだ。気合いを入れてベッドを抜け出し、愛犬と朝の散歩をする。田んぼには、氷がはり、霜柱がたっている。冬がきたことを実感する朝。 霜柱はがねのこゑをはなちけり 石原八束の句。

BLUE GIANT

喫茶店で「ビッグコミック」掲載の、石塚真一『BLUE GIANT』を初めて読みぐっと来て単行本を買いに書店に走る。ただいま今4巻の途中を読んでいるところ。この漫画が評判になっていることは知っていた。ジャズの話ということで敬遠していたが、損したなあ。…

白息

冬は空気が冷たいので、人の吐く息が白く見える。 子供の頃、ゴジラになったつもりで息を吐いて遊んだ。 俳句では「息白し」で冬の季語。 泣きしあとわが白息の豊かなる 橋本多佳子の句。

夏井いつき

土岐市文化プラザで開催された、夏井いつき句会ライブを見に行く。参加者1000人。2時開演だが12時30分ぐらいから長蛇の列。1000人のうち700人は俳句を作ったことのない人たちである、テレビの力は凄いね。 夏井いつきの手慣れた進行で、句会の方はどんどん進…

パソコントラブル

パソコンのインターネットが突然つながらなくなった。スマホで、対策を検索していろいろ試してみるがうまくいかない。Wi-Fiでつないであるのだが、接続は確認できた。ルーター周辺も特に不具合はない。光コミュファに連絡すると、同じようなトラブルが…

マフラー

マフラーを買った。昨日から、首に巻き付け会社に通勤している。マフラーは、面倒くさいので今まで通勤にしたことがなかったが、暖かいものですね。 マフラーを巻いてやる少し絞めてやる柴田佐知子の句。おもしろい。

オークワ

私の住む町にスーパー「オークワ」が開店。今日はプレオープン初日だったが、夜の8時でも駐車場は満杯。人口5千人をきる町に、ゲンキーやらコメリやら大型商業施設ができ、消費者としてはありがたいが、商売は厳しいだろうなと思う。 葱買うて枯木の中を帰り…

水鳥

名古屋市の街中を流れる川は堀川。御世辞にもきれいとは言えないが、そんなドブ川にも生き物が活動している。水鳥が川面を数羽泳ぎ、亀も見つけた。甲羅に山盛りの泥を乗せ、水面を長く見つめていたが、やがて意を決したのか、川の中へ飛び込んだ。 水鳥のし…

冬の朝

朝の寒さが、今日は一段と身に染みる。今日は零度を切っているのだろう。 寒くても起床しなければならない。現代はすぐに暖房が入り、火もいつだって使えるが、昔の生活は大変だった。人が立ち働かねば、何も始まらないのである。 寒暁を起きて一家の火を作る…

定期券の更新で1本電車を遅らせたら、人身事故で電車が遅延。動き出すのに2時間以上かかり、結局家に帰れたのは午後11時近く。疲れ果てました。いろいろ事情はあるのだろうが、電車に飛び込むのはやめてほしい。 冬と云ふ口笛を吹くやうにフユ 川崎展宏の句。

ポテトサラダ

馬鈴薯が霜で枯れてしまったので、全部掘り出して収穫する。とれたての馬鈴薯を使って、ポテトサラダを作る。ハム、キュウリ、ニンジンを加え、マヨネーズで和えて出来上がり。 サラダにかけるのは、ソースそれとも醤油? ちなみに私は両刀使い、気分次第で…

あかぎれ

寒さのため血液循環が悪くなり、皮膚の汗腺や脂腺の機能低下により、皮膚が乾燥して細かい亀裂が発生する。これを「ひび」といい、重症になると亀裂から血が滲み出てくる。いわゆる「ひび割れ」ですね。これが、さらにすすんで皮膚が深く裂傷したのが「あか…

銀杏

お昼に公園の中を歩いていると、イチョウの木の下に何やら落ちている。サクランボの萎れた様な果肉の銀杏(ぎんなん)である。うんち臭い匂いがたまりませんな。 銀杏は咳止めになり、夜尿症や頻尿にも効能がある。なかなか食べるには、手間暇かかりますが。…

灯油

我が家では、冬の暖房はもっぱら灯油のファンヒーター。OPECの減産を受けていきなり灯油価格が上がった。こたえますねえ。 人が幸福を感じるのは、暖をとることであるのは間違いない。 ストーブの口ほの赤し幸福に 松本たかしの句。