2018-01-01から1年間の記事一覧

大晦日

ああ今年も残り1日、というか後数時間。あっという間に1年は過ぎ去ったような。 できなかった最大の案件は、還暦記念の句集作成。選句までは終了したが、そこで止まってしまい、前に進まなかった。一気呵成に片付けるべきだったと反省をする。 今日も、掃除…

年用意

年用意とは、新年を迎える準備もろもろのこと。今年は、30日が日曜日で通常より休みがが1日多いのだが、午前中は区のクラブの門松立て、午後は葬儀参列と時間を取られて、銀行ATMや買物にいくので精一杯。掃除は手を抜いて、明日に持ち越し。還暦なのにな…

子育て

3人の子供がいるが、来年は最後の一人が大学を卒業し、子育ても終了。子供の心配をすればきりもないが、自分で道は切り開くしかない。今年は、子供たちもそれぞれに決断の年となった。 子育てのしまひは祈り種浸す 井田美知世の句。井田は1957年生まれ、同…

寒星

携帯が鳴り、同級生の父の訃報の連絡がはいる。一年の終わりと共に、その生涯を終える人がいる。老親をもつ我が身には、他人事でなく明日の自分。 夜中にまた訃報連絡がはいる。区内へ連絡の回覧板を回す。 再びは生れ来ぬ世か冬銀河細見綾子の句。

年賀状

年賀状を出すのは、年中行事となっている。 今年はあまりに忙しく、まだ何も手付かず。昨日やろうと思っていたが、疲れて頭痛がしてあえなくダウン。パソコンで印刷しているだけだが、今日は何とか片付けないと。気がつけば今年もあと何日のところまできてい…

俳句1月号 佳作入選

『俳句』1月号に、佳作入選した。選者は、今井聖。 還暦祝ふ麻婆豆腐の唐辛子

阿波野青畝

好きな俳人の筆頭は、阿波野青畝。 午前4時に眼が覚めてしまったので、佐久間慧子の『青畝俳句散歩』(文學の森)を読み出す。 阿波野青畝の俳句は、なんというか慈味がある。俳句のなかに悲喜こもごもが何もかも溶け込んで、鮮やかな文字となってたち現れてく…

坂本花織

今、女子フィギュアスケートがとてもエキサイティング。昨日の全日本選手権では坂本花織がフリーで自己ベスト152.36点を出して初優勝。S Pで出遅れた紀平梨花は、これも自己ベストの155.01点を出し、最終結果は2位。執念の猛追は僅差で勝利に届かなかった。…

クリスマスケーキ

クリスマスにはケーキを食べて祝うという習慣はいつから始まったのだろう。我が家は神道なのでキリスト教とは無関係なのだが、ケーキだけはいつもクリスマスになると買っている。キリスト教でなくても結婚式を教会であげるのだから、ケーキぐらいなんでもな…

「楽しい」こと

嫌なことがなくなれば楽しくなれるか。これさえなくなればパラ色の人生が待っていると思うが、現実は嫌なことがなくなれば、何もないニュートラルになるだけだ。「楽しい」ことが待っているわけではない。楽しいことを探して、何らかの行動をおこさなければ、楽…

3月のライオン

羽海野チカの『3月のライオン』第14巻が発売。 1年に1冊ペースの刊行なので、首を長くして待っていました。前作の『ハチミツとクローバー』のキャラクターが職団戦の対戦相手として登場、なつかしい。羽海野チカの漫画に出会ってから20年以上になる。人間の…

心房細動

今週号の『週刊新潮』に心房細動の記事が掲載されている。心房細動と診断されて久しいが、この四文字を見ると反応してしまう。コンビニで立読みすると、新潮新書『心房細動のすべて』(古川哲史)の宣伝記事。とはいっても、やはり気になるので、本屋へ。 心臓…

俳句αあるふぁ 冬号

「俳句αあるふぁ 冬号」が出た。特集は、「俳句と暮らす」で小川軽舟の監修。5人の俳人の俳句日記が読める。社長やら、市役所清掃アルバイト、大学講師など日々の暮らしが垣間見え楽しい。俳句は人生の数ほどに多様。 濁り酒振つて濁して注ぎ合へり 福永法弘…

森博嗣

一時期、森博嗣にはまっていた。小説ではなくエッセイが好きで、手当たり次第に買って読んだ。 講談社文庫で『月夜のサラサーテ』が出たので読んでみる。14章の「お店とは、いらないものが沢山並んでいる場所だ。」に頭をガツンと叩かれた気分、文章の結びが、…

岐阜タンメン

昨日の昼食は、娘と多治見市宝町の『岐阜タンメン』でタンメン。もともとは稲沢市の屋台が発祥で岐阜に店を出してから軌道にのり、現在は岐阜・愛知に十数ヶ店をチェーン展開している。当日は1時近くにいったが、待つ人が列を作ってならび、なかなか繁盛して…

定金冬二

定金冬二という川柳作家の名前を知り、本を探していたがなかなか見つからなかった。最近アマゾンで句集『一老人』を発見し、購入する。この本は、定金冬二の死後、その作品に魅了された倉本朝世が作品を編集し出版したもの。本にして後世にその業績をつたえ…

寒卵

寒卵は、冬に産んだ鶏の卵、産卵数が少なく滋養に富み、保存がきくとされる。 今は卵は一年中流通しており、めずらしくもないが低価格を維持しており物価の優等生、ありがたい。 目玉焼きが多いが、たまには卵かけ御飯も食べたくなる。 一汁と一菜と寒卵かな…

カイロ

日毎、寒さがつのります。 朝家を出て足下が寒いと思ったら、カイロを入れるのを忘れていた。あわてて駅のキオスクで購入。長距離通勤者にはカイロは必需品。歳をとると寒さや冷えが一番身体にこたえる。「暖」は幸福の必要条件。 用済みのカイロ冷たく固まれり

年末賞与

大手企業はすでに支給されているのだろうが、勤務先の賞与支給日は、明日14日。すでに銀行へのデータ送信は完了しているので、あとは明細書を配付するだけ。もらう立場の時は金額を楽しみに待つだけだったが、支給する事務方の立場になると、遅れないよう間…

蜜柑

蜜柑の美味しい季節になった。蜜柑は冬の季語、ちなみに林檎は秋の季語。今テーブルにあるのは有田みかん、糖度が高く甘くて美味。愛犬も蜜柑は大好物で、奪うように食べて、もっと欲しいと催促する。寒いが美味しいものを食べて乗りきりたい。 どの山の影と…

『海街 diary』完結

吉田秋生の『海街 diary』が第9巻で完結、12月10日に発売された。映画化もされ累計360万部突破の大ヒット作とある。作者の吉田秋生は、2017年に画業40周年を迎えた大ベテラン。鎌倉を舞台にした主人公すずの物語も終わりかと、ゆっくりと頁を開いていく。漫…

紀平梨花

紀平梨花が、ファイナル・グランプリでザギトワをおさえ、初優勝した。6分間練習の時、雑念が押し寄せたみたいだが、プレッシャーをはね除け、自分のスケートを貫徹した精神力は大したもの。浅田真央が引退し、もう美しいスケートは見られないかと思ったが、1…

悪魔のおにぎり

ローソンの「悪魔のおにぎり」という商品が大ヒットしているという記事を読み、帰る途中のローソンで購入。白だしで炊き上げたご飯に、いか天入りの天かす・青のり・天つゆを混ぜ込んだおにぎりで110円である。元々は南極基地で夜食に食べられていたものらし…

老醜

その老人はシート席で文庫本を読んでいた。よれよれの汚いコートの下は背広姿だったので、サラリーマンなのだろう。年齢は60歳すぎ。老人は、喉に違和感があるのか、絶えずウエッと音をたてている。足を組んでずり下がった靴下と、痩せた生足を見せている。…

おしくらまんじゅう

おしくらまんじゅうは、冬にする子供の遊び。「おしくらまんじゅう 押されて泣くな」のフレーズは誰もが知っている。大人になればもうしないかといえば、毎朝の通勤の地下鉄車両に乗る時は、おしくらまんじゅう状態。楽しくないのが欠点。 おしくらまんじゅう…

サロンパス

会社のシステムを新システムに移行中。初期設定では大量のデータの移し変えが必要となる。データの一括処理できないもの手作業となり、ひたすら入力するしかない。両肩から首筋にかけて、どんどん固まっていくのがわかる。期限があるので中止はできない。帰…

区長選出

昨日は区の常会。次年度の区長選出で紛糾する。無報酬で時間をとられる区長など、誰もがやりたくないので決まらない。押し付けあい、エゴイズムがみだれとぶ。とりあえず受け手が現れ、今後の区長選出ルールも決めて解散。やれやれ。 冬ざれや卵の中の薄あか…

草紅葉

工場跡地なので家の敷地はひろい。利用しきれないので、一面草だらけとなっている。春、夏は成長する草との戦いである。今日あたりは、枯れきるまえに、赤くなった草原が広がり、これが「草紅葉」というものかと思う。草紅葉は秋の季語だが、今ぐらいが旬の時…

断捨離

昨日は、部屋の整理で不要な本やマンガを処分、BOOK・OFFに60冊ほど持ち込む。本を買っても積ん読になりがち、片付けていると、こんな本を買ったのかという本が出てくる。引き出しの書類整理も一緒で、捨てきれず入れたままのものが多い。写真とか手紙は思い…

一物仕立て

『平成秀句選集』(平成19年)を手に入れて、頁をめくると巻頭随想で片山由美子が「「取り合わせ」か「一物仕立て」か」のタイトルで、会員である『南風』の津田恵理子主宰を一物派の有力作家登場と言って紹介していた。第一句集『和音』は本当に一物仕立…