2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

二月尽

なんだかんだとジタバタしているうちに二月も終わり。毎週休みには行事があり、母の入る施設も訪問するとなると、あわただしい。 今日は朝から雨。だんだんとあたたかくなってきた。体調を整え、色々と片付けないと。 真直なる幹に雨沁む二月尽 福永耕二の句…

梅満開

散歩の折り返し地点にある梅が満開。枝にびっしりと咲く白梅の花の下にたたずめば、あやかしの世界に誘われ、浮世を忘れる。 梅の木はいつ植えられたのだろう。半世紀前ここはバスの車庫があり、住居が併設されていた。転校してきた同年の女の子が住んでいた…

相棒2

妻と長女で飼い犬のチップを動物病院につれていき診察してもらう。骨折はしておらず、打撲による痛みがあるらしい。注射を2本射ってもらう。だんだん回復してきたのか、哭く声が大きくなった。 人間なら70歳近い年寄り、人も犬もころんだらあかん。妻は転ん…

相棒

我が家ではトイプードルを部屋飼いしている。名前をチップといい14歳になるが、昨日階段を降りるときに転倒して、二段ほどころげおちた。そのあと散歩するのも拒否。 今日も元気がなく家の庭に出るのがやっと。動物病院に連れていくことにする。大したことが…

初午大祭準備

本日は8時より、私の住んでいる稲津町にある荷機稲荷神社の初午大祭準備のための奉仕作業。区長の仕事ということで、要員としてかり出される。祭りの最後に餅撒きをするための足場を、パイプを組んで作る。3月3日の日曜日が初午大祭、伝統行事を守っていく…

南風3月号

結社誌『南風』3月号が届く。「南風集」は掲載3句で4句に届かず、いつもの通り。5句投句するのだが、粒がそろわない。自分は分かっても、他者には何のことだかわからぬという俳句が落とされている。俳句は次回にがんばるとして、今月号の3句蘭を対象とした「…

多作多捨

多作多捨といえば波田野爽波が思い浮かぶが、爽波の師匠である高浜虚子は、さらにその上をいったらしい。吟行に出かければ、紙を綴じた句帳にちびた鉛筆で、つぎつぎ句を書きつけ、他を圧倒したと伝えられている。俳句はぽっと浮かぶが、次には忘れてしまう…

春月

春の月は、みずみずしい。月は秋が一番美しいとされるが、水を含んだような春の月もまた魅力的である。昨日は夜空に雲をなびかせ煌々ときらめく月が幻想的であった。 朝が明けた西の空に、白い月の姿があったが全然別物。月は夜のものに違いない。 帯解きて…

『わが父波郷』

波郷の息子である石田修大が書いた『わが父波郷』(白水社)を読んでいる。今、胸の手術のくだり。 不治の病だった結核にかかり闘病する波郷の心中を思う。波郷を支えた妻あき子や家族の大変さが切実に伝わってくる。 今生は病む生なりき鳥頭 波郷絶唱。

天金

天金という言葉知ってますか。天金とは、製本で天小口に金箔が塗ってあるものをいう。藺草慶子の句集『櫻翳』(ふらんす堂、2015年)を読んで、天金の本であることを発見。今時、珍しい。藺草慶子は昭和34年生まれだから同世代。 回転木馬つぎつぎ高し冬に入る…

安吾忌

昨日2月17日は、小説家坂口安吾の命日。大学生時代、角川文庫でむさぼるように読んだ思い出がある。本と紙屑が散乱する部屋で眼光するどく机に座り執筆する安吾の写真が、無頼派らしいと思った。 その後、全集も揃えたはずだが、今は格納されたまま。 安吾忌…

佐藤りえ『景色』

1月分のデータ処理が終わり仕事が一段落。帰りに書店巡りをして、ちくさ正文館へ。佐藤りえという人は全く知らないが、装丁が気に入ったので句集『景色』(六花書林、2018年初版)を購入。著者は1973年生で、「豈」同人。合わせて坪内祐三『昼夜日記』(本の…

佐保姫

佐保姫は春を司る女神。平城京の東側にある佐保山が春の方角に位置し、春を担当する神となった。秋の女神は、龍田姫。ともに女神てあることが季節の艶やかさを象徴している。 佐保姫のもうためらはぬ歩みかな 国保泰子の句。

蓄積疲労

疲れが蓄積している。踏ん張りが最近はきかない。無理せず、仕事を均してやるようにしているが、勘定を合わせるのが仕事、不一致となれば一気にストレスまみれとなる。 今日は後れ馳せながら、新年会。早く仕事を片付けないと。 春浅き百円のおにぎりを買ふ

イヌフグリ

南風メール句会の清記一覧が届く。今回の参加者は54名、162句。その中でイヌフグリの季語と取り合わせた句が2句あった、イヌフグリはオオバコ科の花で、果実が犬の陰嚢に似ていることから名付けられた。フグリの説明で、キンタマと直に書いてあるものはなく…

池江璃花子

昨日、水泳の池江璃花子選手が白血病であることを公表。衝撃的なニュースに日本中が震撼した。 感染でもなく遺伝でもなく、突然に病魔が襲う。病気というものの怖さをあらためて思う。何故、池江が白血病にならなければならないのか、その解答はない。古来、…

ハズキルーペ

先週、勤務先の会長の米寿を祝う会があり、その時のお祝いに贈呈したのが、話題のハズキルーペ。席上、開封してかけさせてもらったが、いやよく見えます。今週の週刊文春の漫画『タンマ君』もハズキルーペがネタ。嘱託の人のメガネの上にのり、ハズキルーペ…

四大陸選手権

フィギュアスケートの四大陸選手権は、女子が紀平梨花、男子が宇野昌磨の逆転優勝となった。宇野ははじめての世界一のタイトル奪取である。怪我をおしての出場で、演技終了後崩れるように倒れたのが、厳しい状態だったことを示していた。今この時を耀くため…

休憩

今日は久しぶりに、7時過ぎまで寝ていた。風邪も回復傾向。 休みだから片付けたいことは山ほどあるが、たまにはぼーっとしていたい。 小林まことの『柔道部物語』を再読して、元気をもらう。 雑然と春の来ている机かな 山本一歩の句。

早春

関東地区は、大寒波で大雪の報道がされているが、我が住む町は曇り空だが雪の降る感じではない。 今日は句会の懇親会が名古屋駅で夕方開催。それが楽しみ。 普通に歩いても坂道は息切れしてしまう。加齢と共に自分の体も変わっていくのを感じる。楽しく暮ら…

猫の恋

我が家の周りにも猫が結構暮らしている。2月になり発情期に入ったか、昨日はさかんに鳴き声が聞こえてきた。猫達、御苦労様です。 鳴いて鳴いて声かれるまで猫の恋鳴き声は闇を切りさき猫の恋休憩もたまに入りて猫の恋

梅の花

毎朝犬の散歩をする順路に白梅の木があり、もうつぼみがほころんで花が咲きだした。あと数日したら満開になるだろう。抜き足差し足忍び足で、春の舞台へ登場するのを待っているのは、梅だけではないだろう。 白梅や父に未完の日暮あり 櫂未知子の句。

値上げの春

乳製品が値上げすると聞いたら、今度はラーメンが値上げの報道。原材料、人件費の上昇が要因とのこと。消費税もあがれば、ダブルパンチ。成績はあがればうれしいが、物価は安いにこしたことはない。物価上昇を経済目標にしている政府には意に沿うことか。 何…

常会

私の住む地区は「常会」と呼ばれる定期会合を偶数月の4日に開催している。昨日は、区長の就任順番を決め、次期役員を選出した。これで区長の仕事も大方の目処がついた。あとは任期満了まで、淡々と残り仕事を片付けるだけ。 人は影鳥は光を曳きて春 永方裕子の…

立春

今日は立春。暖かくなりそうな気配。 昨日は節分、寒明の日でもある。 マフラーをして家を出たが、そろそろ要らなくなるか。歳時記も春の部に戻り、活動の季節になる。 麗しき春の七曜またはじまる 山口誓子の句。

無印良品

ファミリーマートは無印良品のコーナーがあったが、1月28日付で商品供給が終了したため、もうすぐ販売スペースが無くなる。よく行くファミマも無印良品のコーナーだけがスカスカである。系列が同じということでコラボしていたが、違和感はぬぐえなっかった。…

春隣

暦の上では、もうすぐ冬が終わり春になる。春がすぐそこまで来ている。 明日は市会議員選挙の投票日。地元の候補者が朝から名前を連呼して回っている。 今日は車検に車を出さなければならないし、ガスの点検はあるし、夜は区長会に同年会。本日は予定がつま…

二月

二月がはじまった。昨日はメールを待っているうちに寝てしまい、早起きして携帯句会の清記、選句メールの発信をする。今月もイベント続きでせわしなく終わりそう。ただでさえ、二月は日数がないのに。 波を追ふ波いそがしき二月かな 久保田万太郎の句。