2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

最悪の日

どうも風邪を引いたらしい。鼻水はでるし、朝から腹具合も悪い。 朝の通勤電車では隣席の若い男が熟睡して身体を押し付けてくる。寝ていて無意識とはいえ、凭れてくるのに対処しているうちに降車する駅についてしまう。不快な一日の始まりであった。 来社の…

『3月のライオン』13巻発売

コンビニに羽海野チカの『3月のライオン』13巻が並んでいる。1年に1巻のペースでしか出ないので発売が本当に楽しみなマンガ。第2期のTVアニメも放送開始とある。 まずは目出たいが、現在ストーリー展開は足踏み状態。色々な登場人物の人間模様を描くのは…

物置小屋解体

台風18号に屋根が飛ばされた物置小屋は、地元の業者さんに依頼して完全に解体。土台の石だけが残り更地となった。雨が降る前に片付けることができて一安心。風景は一変したが、新しい未来が始まると思うと楽しみ。 天窓に見ゆる夜空も星月夜岩田由美の句。

2017角川俳句賞(下)

角川俳句賞への応募作、「遅日」残りの25句。 中年の破れジーンズ春夕焼遅き日や垣根の蔓は絡みあふ春の雨鳩の姿は消滅す褪色の求人ポスター四月尽苜蓿繁る葉の下影生まれ花虻や脇目もふらず突入す囀りの休むことなく椎大樹藤の花房引力の絶え間ざる新緑や高…

2017角川俳句賞(上)

第63回角川俳句賞は、月野ぽぽな氏の「人のかたち」が受賞。「遅日」の題で応募した私の作品を2回に分けて掲載します。 冬風に吹き寄せられて鳥の羽根黙々と形無くなり恵方巻大寒やトムヤンクンを吹きさます銀盤に曲線残るスケーター冬の闇二回三回廻し蹴り…

秋分エトセトラ

白鷺が一羽、稲刈りが済んだ田に降り立ち、あたりを見回している。群にはぐれて仲間の姿を探しているのか。赤蛇が蛙をくわえて庭の真ん中に。朝食を手に入れたよろこび。蜥蜴の骸に、蟻が集合。獲物はあまりに大きい。農機具庫に一輪車をとりにいったら、子…

福田若之『自生地』

福田若之の初句集『自生地』(東京四季出版)が、ちくさ正文館に2冊並べてあったので購入して読む。本のサイズは新書の横幅が2センチほど拡大した変型版。 試行錯誤がそのまま読者に提示された感じである。こんなこともあんなこともやってみたんだけどどうで…

運動会

先週宅急便を送りにいったら、近くにある小学校が運動会で、校庭には親や家族が子の応援で沸き立っている。今日は土曜日なのに小学生が登校していくので、参観日かと思ったら運動会なのでした。我が家は子供は皆成人してしまったので、今は運動会も行くこと…

秋寒

秋のうちに感じる寒さを「秋寒(あきさむ)」という。 私の部屋は北側で、最近は朝の冷え込みがきつい。ベッドにはすでに毛布を持ちこんだが、寒さで血圧も上がり気味。 通勤電車も、まだ半袖の人もいるが大半は長袖。背広姿や上着を着る人も増えて、色調も…

『あの会社はこうして潰れた』

日経プレミアシリーズの『あの会社はこうして潰れた』を読み終える。帝国データバンクの調査マン藤森徹の著作。10万部突破と帯にある。昔からこのジャンルの本は帝国データも含め数多く出版されているのだが、今回は新書版なのでよく売れたのか。 読んで思う…

メルカリ

今週号の「東洋経済」の特集はメルカリとZOZOTOWN。思わず買ってしまう。メルカリで売買したことはないが、起業5年で急成長したこの会社には、すごく注目している。今日の新聞では、米国トイザラスが破産法申請とある。一世を風靡した会社もつぶれてゆく。栄…

誕生日

9月18日は私の誕生日。セブンイレブンでカップヌードルに「はっぴ ばあすでい 9.18」と書かれて売られている。おお、日清食品がお祝いしてくれるのか、誕生日用カップヌードルの新商品かと思ったら勘違い。9月18日は初めてカップヌードルが販売された日らし…

敬老の日

本日は敬老の日。私の誕生日、59歳となる。 いつの間にか、敬老の日は第3月曜に変わったらしい、知らなかったぞ。 昨日は、真夜中台風通過で凄い風が吹いていたが、いつしか寝てしまう。 朝起きて、物置小屋のスレート屋根が飛んで無いと妻が言う。古いので…

台風

台風18号は九州地方が暴風域。我が家は雨は降っておらず曇り空。 犬の散歩の途中、道路の端っこに沢蟹を発見。家の回りには結構沢蟹は見かける。こんなところで迷っていると車にひかれてしまうのですが。カニ君、安息の地は遠いぞ。 一週間働くと疲労が蓄積…

龍淵に潜む

台風が北上中という。朝、まだ雨は降っていない。嵐の前の静けさか。今日は仕事、出勤をしなくては。 野球は、広島とソフトバンクが優勝目前、同日優勝かとTVニュース。地元のドラゴンズはすっかり弱くなって、昔日の面影もなし。龍淵に潜むのではなく、冬…

チョコレート

TV番組で血圧を下げるのにチョコレートがいいと知る。影響されやすいので、すぐやってみることに。チョコレートでもカカオの含有量7割以上のものを食べなさいということである。ロッテの「おいしいハイカカオ72%」というのを購入。血圧も最大の影響を与…

秋思

「秋思」という言葉がある。秋は物思いにふける季節なのであろう。思うことは人それぞれではあるが。 頬杖に深き秋思の観世音 高橋淡路女の句。

『藤沢周平句集』  

文春文庫『藤沢周平句集』を購入。藤沢周平の小説でおなじみの海坂藩は、百合山羽公、相生垣瓜人が主宰した俳句結社「海坂」に由来すると初めて知る。 藤沢周平の句作期間は短く、「馬酔木」に投句していた。自然詠の句が大半であるが、それ以外を対象とした…

稲架

稲刈も機械化が進展し、今はコンバインで刈って直接籾にしてしまうのが主流であるが、それ以前は稲刈した後、稲架にかけ乾燥させてそれから脱穀するという手順であった。 稲架にかけて乾燥させたコメの方が美味いが、手間もかかるので今はあまり見られないも…

森谷明子『春や春』

森谷明子の『南風吹く』を読もうと思ったら、書評で俳句甲子園を題材にした『春や春』が先行作品であることを知り、アマゾンで注文し先に読むことにする。東京の女子高校生たちが、チーム作りから始めて、俳句甲子園に初参戦し勝ち進んでいく。俳句甲子園と…

刈田

散歩の途中、風景が何か違うなと思ったら、稲刈りが終わって刈田がひろがっていたから。稲刈りもコンバインで作業するので、小さな田は短時間で終わってしまう。 「刈田」というのは、稲刈り後の田んぼのこと。にわかに景色がひろびろとなり、一面に刈株の列…

南風メール句会

会員である『南風』でも、メール句会が始まる。記念すべき第1回なので投句しました。参加者29人、投句数87句。 3句投句して2点句1、1点句1の結果でした。結社の句会は遠くて参加できないので、メール句会はありがたい。 鳴き出して今蝉となり夏となり 句会…

秋麗

秋麗とは、秋晴れの太陽がまぶしいほどの日をいう。雨ふりのぐずついた日が続いたが、今日はからっと晴れていい天気。 うらら、うらら、と山本リンダの歌詞がうかぶ。 秋のうららは、活発な動きのイメージはないね。 天上の声の聞かるゝ秋うらゝ野田別天樓の…

コンビニおでん

近所のセブンイレブンが、おでん10円引きのセールス展開中。寒くなったので酒のつまみに購入することに。品数豊富で、迷ってしまう。定番の玉子、こんにゃく、うーん後は何にしようと考え出すと収拾がつかない。 おでん種迷ひ迷ひてこの五本

後藤比奈夫『あんこーる』

後藤比奈夫の第15句集『あんこーる』が発売。100歳で詠む俳句は、いかなるものかと読み進める。比奈夫の俳句はいつもの比奈夫の俳句である。 夜中に考えたことは、結局俳句とは命あるものの発語なのだと思う。この世にあることから生じる、生命の呟きであ…

秋冷

「秋冷」は、秋になって肌に感じる冷気をいう。まだ半袖シャツのままだが、電車の冷房がきついなあと感じたら、腹痛となり四苦八苦。声がでなくなったので、風邪を引いたのだろう。体調管理が難しい時期です。 秋冷の道いつぱいに蔵の影 廣瀬直人の句。

モロヘイヤ

家の畑にモロヘイヤを植えている。オクラも隣に植えているが、背がグングン伸びて1メートルぐらいになった。モロヘイヤはエジプトを中心に中近東で栽培されていて「王様の食べる野菜」という意味だそうだ。日本で栽培され出したのは、1980年代になってから。…

天の川銀河発電所

アマゾンから『天の川銀河発電所』(佐藤文香編著、左右社)が届く。佐藤文香が最近積極的に活動している。この本現代俳句ガイドブックと銘打たれているが『新撰21』のメンバーに活躍中の40代までの俳人を加えた俳句アンソロジー。俳句の多面性を表示して…

現代俳句の鑑賞事典

書棚を金具で補強して本を収納し終り、やっと部屋を片付けることができた。 『現代俳句の鑑賞事典』(東京堂出版、2010年初版)が出てきた。宇多喜代子、黒田杏子の監修で赤尾兜子から渡邊白泉まで159人の俳人の句が鑑賞されていて、とてもいい本だと思う。…

長月

九月に入った。朝起きると肌寒い。本格的な秋の到来を感じる月、私の誕生月である。 スーパーで無花果を買ってくる。食用にされるのは、実のように見える花嚢と言われる部分で、小さな花が集まったもの。柔らかくて美味しい、たまに食べたくなる。 松の幹み…