2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

白木蓮

会社の近くに小学校があり、その校門の左側に大きな白木蓮の樹が立っている。白い花が見事であったが、今は変色が始まり花弁が一枚一枚散りはじめている。染み通るような白色に眼福の日を過ごさせてもらった。人を育てる学校には、花や木が絶対に必要だと思…

続・3月のライオン

映画「3月のライオン」を観てから、マイブームが続いている。マンガを第1巻から読み返し今10巻にたどり着いたところ。第1巻が2008年3月5日発行だから、もう長いつきあい。読みかえすと映画が思い出されたり、新発見があったりして面白い。「QJ SPECIAL 3月…

馬酔木

家の庭には馬酔木が植えてあるが、今年もきれいに花をつけた。馬酔木はツツジ科の常緑低木の花、春に壺状花を開き房のように垂れる。水原秋櫻子の主宰誌の名が『馬酔木』。牛馬が食べると痺れて酔ったようになるので、この名前がついたとされる。きれいな花…

歯槽膿漏

土曜日に歯医者へ行って、グラグラの歯を抜いてきた。原因は、歯槽膿漏で歯を支える土台がだめになったためらしい。手入れ不十分との診断。一時期は熱心に歯みがきをしたが、ここ最近は確かに手抜きしてました。失くしてからわかる、失ったもののありがたさ…

稀勢の里優勝

稀勢の里ガ優勝した。日馬富士に破れ負傷し休場かと言われた時、正直言えば「終わった、なんと運のない」と思った。念願の横綱にようやくなり、さあここからというところに負傷とはと、運命の残酷さを感じたのである。翌日は出場はしたものの連敗。優勝する…

3月のライオン

『3月のライオン 前編』(大友啓史監督)を、名古屋のミッドランドスクエアシネマに観に行く。羽海野チカの原作マンガは愛読しているので、大いに期待して劇場へ行く。キャステイングはマンガのキャラによく合った配役だと思う。特に島田八段の佐々木蔵之介…

小松政夫

朝TVをつけたら、小松政夫が阿川佐和子と対談をしている。たくみな話術に、ついつい引き込まれて見てしまう。小松政夫も1942年生まれなので75歳、元気そうでなにより。電線音頭がなつかしい。履歴を見るとこの人、苦労人なんですね。今は日本喜劇人協会会…

歯が抜け落ちる時

歯がグラグラとして抜け落ちる寸前。右上5番の犬歯がやばい。舌で押すと随分と動く。前からグラグラしていたことはしていたが、ついに最終段階か。長い間お世話になった歯がなくなるのは淋しいが、老化は止めようもなく色々なところに現れる。あがらっても詮…

黄水仙

黄水仙の開花があちこちで見られるようになった。ご近所の庭に、一輪先行して咲く黄水仙。会社近くの公園でも咲いているのを見ました。 黄水仙は、ヒガンバナ科の多年草の花。南ヨーロッパ原産で日本には江戸末期に渡来した。濃い黄色の花は、香り高く色鮮や…

かきあげ

今日はおかずがなにもないというので、冷蔵庫をひっくり返し、昨日に続きかき揚げを作る。材料は、玉ねぎ、ゴボウ、キャベツ、しめじ、ウインナーなど。人参がきれているので色どりはさえないが、なんであれ揚げたてを食べれば美味いことは間違いない。 天婦…

蕗の薹

蕗の薹をもらう。早速、蕗味噌と天婦羅にする。料理方法は、どちらもいたってシンプル。蕗の薹のほろ苦さがたまらない。大人になってわかる味なのだろう。晩酌のビールが進みます。 かけめぐる苦みよろしき蕗の薹

春分の日

本日は春分の日。春分は太陽が春分点に達し昼夜の時間がほぼ等しくなる日で、春の彼岸の中日にあたり、このころから春暖の気が定まるとされる。 今日は朝から晴天。散髪もして気分一新。 一人吟行にでも出かけますか。 大いなる春日の翼垂れてあり 鈴木花蓑…

犬を連れて日課の散歩。歩いていると竹藪の向うから「ホ~ホケキョ」の声が。姿は見えないが、確かな声で何度も鳴く声が聞こえる。春告鳥と呼ばれる鶯の声を聞けば、本格的な春の到来である。気分が高揚する鶯の声であった。 うぐひすや障子にうつる水の紋 …

正木浩一

『俳壇』4月号を買ったのは、「すれ違った人―正木浩一小論」が載っていたから。「沖」の上谷昌憲が、正木浩一との交流を綴ったエッセイ。 正木浩一の名前を知ったのは、妹の正木ゆう子のエッセイだと思うが、その俳句に心奪われ、ネットで句集や俳句をさがし…

映画チケット

『3月のライオン』の映画前売り券をファミマで1400円で購入。家に帰り家内に見せると、50歳以上は夫婦割引で1000円で見ることができると言われ、高い買物してとさんざん文句を言われる。結局、原作漫画のファンである子ども2人に贈りました。よかれ…

女子柔道部物語

小林まことの『女子柔道部物語』第1巻を購入。帯には、早くも10万部突破とある。人気がありますねえ。購入動機は、新聞記事に作者のインタビューが掲載されていて興味をひいたから。 うちの娘2人も中学校の部活は柔道部でした。 春霞たたんだままの柔道着

藤田湘子

『藤田湘子の百句』(小川軽舟著、ふらんす堂、2014年)を読む。 藤田湘子の本を読み、俳句を独学した。俳句の入り口で読んだ角川の『20週俳句入門』は名著だと思う。すっかり俳句にはまりました。 筍や雨粒ひとつふたつ百 しだれつゝこの世の花と咲きにけり…

ホワイトデー

バレンタインデーに会社の女子社員から義理チョコをいただいたので今日はお返しの日。「シェ・シバタ」の洋菓子詰め合わせを用意しました。 バレンタインの日は季語ですが、ホワイトデーはまだ季語ではない。日本人は贈答が好きな民族のようで。喜ぶ顔が見ら…

サンドイッチの日

3月13日はサンドイッチの日らしい。3と3の間に1が挟まれるからというのだが、日本でしか通用しない語呂合わせだよね。誰が決めたんだろう。ということで、今日のランチは、サンドイッチに決まりですね。 サンドイッチ片手に野遊びしたいと思うが、今日は…

レタス

レタスは春の季語。毎朝、朝食にはたっぷりの野菜サラダを食べるが、レタスは必須アイテム。みずみずしい食感がたまらない。レタスは価格が結構変動するので、できるだけ自分で作るようにしている。今日は、ホームセンターに行って苗を仕入れてきました。サ…

BLUE GIANT

今週の「ビッグコミック」は表紙がソニー・ロリンズ、巻頭頁は「BLUE JIANT SUPREAM」そして上原ひろみとの対談漫画つき。10日は「BLUE JIANT 」第10巻「BLUE JIANT SUPREAM」第1巻の同時発売。シリーズ200万部突破とある。 買って帰りの電車で一気に読…

ラーメンな女たち

上原ひろみと矢野顕子のライブCDをアマゾンで注文。 ジャズを聴きだしたのはつい最近、上原ひろみを知ったのもつい最近。それ以前は、クラッシックのピアノばかり聞いていた。 上原ひろみは、これ全身音楽という印象。世界中を飛び回り、休む間もなく演奏…

そぼろ納豆

つくば市に住む娘が帰省したので、土産に「そぼろ納豆」を買ってきてもらう。そぼろ納豆は、納豆に切り干し大根を混ぜ合わせたもので、茨城県の郷土料理。納豆に大根のシャキシャキとした食感が混じりあい、なかなか美味しい。今までそぼろ納豆というものを…

旬の歳時記

朝日新書の『旬の歳時記』(2009年、朝日新聞出版)を読んでいる。ページを開くと右側に俳句、左側に料理写真の構成で、読めば口中に唾が湧き出てきてとまらない。 「灰汁抜きは、蕨の上に重曹を振りかけて熱湯を注ぎ、落とし蓋をしておくだけ。茹でないだけ…

椿

春を告げる花は梅ばかりではない。ツバキもまた春の花である。「椿」の字は国字で、春の事触れの花の意。中国では椿の木は別種となる。日本に自生していたのは藪椿でそこからさまざまな園芸種が作られたのである。 椿こそ日本の春の花なのだ。 赤い椿白い椿…

梅の花

梅は中国原産で、8世紀ころに日本に渡来したといわれている。万葉集の頃は花と言えば、桜ではなく梅であった。 人が梅を見に行くのは、春に先頭をきって咲くのが梅の花だからかもしれない。春到来の喜びを梅の開花に見出すのだろう。梅の句は数限りなくある…

梅祭り

第26回佐布里池梅祭りに行ってきた。知多市の佐布里池梅林は愛知県下最大の25種類5100本が植えられている。晴天の下、梅は今が見頃。 日本の梅集まりぬ佐布里池

杉原千畝と人道の道

会社の近くに平和小学校がある。公園から小学校の西側につながる並木道があり、看板が立てられていたので見てみると、「人道の道」とある。第2次世界大戦時、リトアニア大使館でビザを発行してユダヤ人難民を救出した杉原千畝が通っていたのが、平和小学校(…

ムッシュかまやつ逝く

ムッシュかまやつ、歌手のかまやつひろしがすい臓がんで亡くなった。 スパイダースの頃の記憶はおぼろげだが、「わが良き友よ」を歌っていた姿は鮮明に覚えている。あの歌は大ヒットしたが、吉田拓郎の曲だったからか。今聞くと、歌詞は古風な感じがする。「…

春宵

夕暮れの後、夜がまだ更けない頃をいう。 その時間はまだ仕事中なのだ。 春宵や会ひたき人は会へぬ人 松枝真理子の句。誰と会いたいのだろう。