2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

動物園

神野紗希のエッセイを読んでいたら、長野県小諸の懐古園にある動物園で、からっぽの檻があって、「ヒト(人間)」の札がついていたとある。客が自ら中に入り、展示動物の気分を味わうという趣向らしい。その檻にはヒトの説明が添えられていて、「言葉を発す…

茸を袋に山盛りもらった。こんなにお裾分けをできるのだから、さぞ沢山の茸に遭遇したのだろう。もらった茸は、我が地域では「いくち」と呼ぶ茸で、傘がぬるぬるしていて、喉元をつるりと滑るように通る。傘のゴミを取り茹で上げて生姜醤油で食べました。ア…

『漱石全集を買った日』

『漱石全集を買った日』(夏䈎社、2019年)は、サブタイトルが「古書店主とお客さんによる古本入門」で、古本好きが高じて古本屋「古書善行堂」を開業した山本善行とお客の清水裕也の対談集。古本病にかかった重症患者のよもやま話が古本好きにはたまりませ…

減量

食欲の秋ではありますが、知らぬ間に太ってしまった。4、5キロ通常体重より多いぞ。今や胸囲も腹囲も大差ないという、なさけない有様。 ちょっとこのままではまずい、真剣にダイエットしようと決意する。 ちぐはぐのこころに夜寒酒しみる 上村占魚の句。

そのかち歌のみじかけれ

ラグビーW杯準決勝戦ニュージーランドVSイングランドをテレビ観戦。結果は7-19でイングランドが勝利。アイルランド戦で見せた圧倒的な強さはどこへ消えたかと思うほど、イングランドの守備に抑え込まれた。W杯の連勝記録は18で止まり、3連覇の夢は…

石田波郷

『俳句』も『俳壇』も11月号は石田波郷の特集を組んでいる。石田波郷が亡くなって50年に当たるらしい。石田波郷の俳句は、後半の闘病時期の俳句もすごいと思うが、今も色褪せないみずみずしさをたたえている『鶴の眼』『風切』あたりの初期作品が好きだ。 バ…

『南風』11月号

本日、『南風』11月号が届く。今月号には、俳句深耕の頁に寄稿した「『流寓抄』以後の久保田万太郎」が掲載されている。1ページ挟んで鑑賞「工藤定治句集『稲津』」として村上鞆彦主宰の2ページにわたる文章が掲載されている。正直びっくりしました。私な…

秋深む

南風メール句会の選句結果が配信される。今回は60人参加180句。 特選1名、並選1名選んでいただきました。 石置いて記す犬の名秋深む 約15年ともに暮らした愛犬を埋葬した時の句、今も喪失感は抜けない。

CPAP療法

無呼吸症候群である。CPAPの器械をレンタルして、毎日就寝時に鼻から酸素を送り込んで寝ている。これをしたから直るわけでもなく、対処療法に過ぎないのだが、心臓に負担をかけたくないので、とりあえず言われるままにCPAP療法を続けている。絶えず…

『北村薫のうた合せ百人一首』

本屋へ行くと新刊文庫のコーナーに『北村薫のうた合せ百人一首』が並べてある。 ミステリーはそんなに読まないが、北村薫は昔読んだ。この本は現代短歌のアンソロジーで久しぶりに短歌を読んだが、やっぱり個人的には俳句の方が肌が合う。短歌は31文字で俳句…

LINEスタンプ第2弾

イラストレーターをしている二女が、9月にLINEのスタンプを作成販売。この度第2弾を作成しました。同じ犬の絵柄のスタンプ、犬・猫スタンプから「ふわんふわん2」asacoroで探してみて下さい。 よくころぶ子供と仔犬萩日和 小島花枝の句。

ラグビー日本、4強ならず

ラグビーW杯、日本対南アフリカ戦は3-26で、日本が敗れ4強進出はならなかった。前半終了までは善戦して南アフリカ5-日本3だったが、後半は南アフリカに試合を支配されてしまった。モールで力負けして日本が攻め込まれることが多くなり、日本はフィジ…

オールブラックス

ニュージーランド対アイルランド戦をTV観戦。オールブラックス、いやホント強いわ。南アフリカも、アイルランドも勝てない。どのチームが勝てるんだろう。強い、速い、スキがない。それを当たり前のようにプレイしていく。まさに王者の貫禄。 大いなるもの…

きしめん定食

名古屋の食べ物と言えばきしめ「きしめん」だが、名古屋メシも多種多様になり、とりあげられることもほとんどない。しかし、時々は思い出したように食べる。会社近くの食堂「松屋」のきしめん定食は、「きしめん」は暖かいのも冷たいのもOK、ライスをおに…

さよなら私のクラマー10

新川直司の『さよなら私のクラマー』第10巻が本日発売。興蓮館戦は継続中。月刊誌で読んでいるから内容は分かっているが、それでも面白く読める。月刊少年マガジンで一番のお気に入り漫画。さてさて、どんな決着をしてくれるやら、毎月楽しみにしている。 麓…

イートイン

朝いつものようにファミマへ行くと、イートインのコーナーに若者がうつぶせに寝ている。おいおい休憩スペースではあるが、眠る場所ではないぞ。涎を垂らし起きる気配なし。お店も迷惑なことだ。 軽減税率の運用でイートインの飲食が脱税になっているとの記事…

無呼吸症候群

無呼吸症候群と診断されて専門医へ。本日は、検査入院。午後8時20分には寝なければならない。 無呼吸症候群は対処療法しかない。『あ~ぁ』とためいきのような言葉にもならない声。 電極とコードつながれ長き夜を

日本ラグビー初の8強入り

勝った、勝った。日本がスコットランドに28ー21で勝利。A組4戦全勝で初のベスト8進出を決めた。TVを観ていても伝わってくる気魄と闘志、意地と意地がぶつかり合う本当にいい試合でした。日本のラグビーの歴史が代わるのを見ることが出来て、興奮は翌日…

秋祭

本日は各地区一斉に秋祭り。神輿を出して練り歩く区もあるが、わが上平区は集会場に集まり、宴席を設けるだけ。区長の挨拶で12:00開始となるが、早々に女性が引き上げ、30分も立つと半分がいなくなる。祭りの準備も、仕出し弁当と缶ビール、ペットボトルで…

二日酔い

銀行にいた頃の仲間4人が集まり飲み会。生ビールの後、日本酒にしたのだが注がれるままに飲んでいたら飲み過ぎてしまった。風邪と二日酔いのダブルパンチ。本日は台風19号の接近で雨、外出せず一日寝ていた。 颱風の去つて玄界灘の月 中村吉右衛門の句。

和田誠逝く

イラストレーターの和田誠が肺炎で亡くなった、83歳。和田誠にしか描けない絵柄だった。洒落たあたたかみのある絵の雰囲気がとても好きだった。和田誠の装丁した本だと思わず買ってしまう。つかこうへいやら、阿川佐和子やら作者も好きだが、和田誠の絵がま…

谷口ジロー

2017年2月に谷口ジローが亡くなり、もう2年8か月となる。谷口ジローの、絵のすばらしさは図抜けていて、ほんとうに惚れ惚れとする。何を書いても上手いのだが、特に動物を描かせたら右に出る者はいないだろう。『犬を飼う』のリアリティのすごさ。 ちくさ正…

トンカツ

NHKの「サラメシ」を見ていると、マラソン指導者の小出義男監督が好きだったトンカツが紹介されていて、トンカツがあがる映像が実に美味そう。よし、明日の昼飯はトンカツを喰うぞと決意する。会社の近くの食堂の「松屋」は、味・ボリューム言うことなし…

アイドルがいた

帰宅して夕食を食べながらNHKの歌番組を見る。岩崎宏美が出ている。彼女は同年。石川さゆりは1958年生まれだが、1月誕生日なので学年は1つ上。森昌子の元旦那である森進一も出演しているが、もはや70代。そういえば森昌子も引退するなあ。中三トリオの百…

不整脈

カテーテル・アブレーションの手術をして2回目のフォロー検診。心電図検査をする。これで3回心電図検査はしているが、脈がとぶことはなくなり正常なリズム、完全に不整脈はなくなった。ただ、胸が苦しくなることもあり、スッキリ爽やかになったわけではない…

金子兜太『百年』

金子兜太の遺句集『百年』を読んでいるところ。「俳句アルファ」秋号は、金子兜太生誕百年の特集を組んでいる。金子兜太の俳句は、全体にごつごつした感じだが、彼の唱えるアニミズムや、剛直ともいえる生き方を反映して、独特の味わいがある。なぜかくも金…

栗三昧

栗を一袋もらったので調理する。栗は旨いが、皮むきの工程が入るので面倒くさい。 今日は半分は栗きんとん、半分は渋皮煮にしようと計画。渋皮煮は初めてなので、スマホのレシピを見ながら作業。どうも皮むきに失敗して栗が傷だらけ、皮が破れているとそこか…

スターバックス開店

メーテレのビルのすぐ北隣にスターバックス東別院店がオープン。前は駐車場で裏には樹木の繁る公園が広がる。ガラス張りの店内は広々として快適、女性客やTV局のスタッフなどでにぎわっている。珈琲とサンドイッチで税込み825円で遅い昼食。近所に喫茶店も…

木曜の楽しみ

毎日、ファミマに立ち寄り100円のコーヒーを飲んでから出社する。ついでに新刊雑誌も立ち読みする。木曜発売の「週刊新潮」「週刊文春」「週刊ヤングジャンプ」「週刊モーニング」とチェックする雑誌が多くて、心躍る。目当ての記事や漫画を走り読みするだけ…

お疲れ様

今日も一日よく働いた。疲労がたまっているのが分かる。 帰りの電車は混んでいて多治見まではたったまま。シート席では疲れた女の子が隣の席の人にもたれかかっている。じっと受け止めている隣席の人もえらいもんだ。 まあこんな日は、早く寝てしまうにかぎ…