薄暑

今年は暑い。もう夏日の気温である。


遮断機の今上がりたり町薄暑


虚子の句である。あざやかに初夏の風景が詠まれている。
通勤の途中、遮断機はかならず通る。遮断機の竹のバーが上がると、なにかが始まる気がする。