入院

独り住まいの義母が救急車で緊急搬送。病院にかけつけ入院手続きをする、軽い脳梗塞との診断。わが家も高齢化社会だから、親でも子でも誰が倒れてもおかしくない。

書類を記入していると、隣のベッドの老人が癇癪を起して看護婦にあたりまくる。身体が思うように動かず車椅子から移動できないからだろうが、本人も大変だが見ているまわりの者もつらい。フロアーの看護婦が集まりなだめすかし移動、病院の大変さを垣間見た。

 

長生きの象を洗ひぬ天の川

 

桑原三郎の句。