6月の土曜日

夜明けの時間帯はまだ雨が降っていたが、10時になって雨も上がった。

だんだんと窓の外が明るくなり、鳥の囀りがやかましい。窓からは、紋白蝶がさかんに飛び回る姿が見える。竹藪が揺れているので、風が吹いているのだろう。

したいことはいろいろあるが、ぼちぼちとやればいいか。楽をしたい自分がいる。しかし、誰かが代わってやってくれるわけでもないから、後にたまっていくだけなのだが。まあ、そんなこんなで60年生きてきたのだから大丈夫「世はこともなし」、地球は回り続け時間は流れてゆく。

 

石段に水溜りあり山法師

 

池田澄子の句。