ちくさ正文館

ターミナル店が閉店し、本店と統合して3か月が過ぎようとしている。久しぶりに立ち寄るが、前の店の雰囲気を知る者にとっては何か違和感がある。これは前の店のレイアウトは、書棚が低く空間的なゆとりがあったせいだろう。多分、物量的には以前と変わらないのだろうが、ゆったりと本と向き合えないストレスを感じているのかもしれない。コミックや文具は稼ぎ頭だからそれなりのスペースが必要なのは理解する。文学書・人文書が目当てな者にとってはリストラに会っている様な感じ。大学時代からのお付き合いである「ちくさ正文館」には頑張ってもらいたい。

 

本の背を眺めて飽かず蚊遣香