あかぼし俳句帖・最終回

今週号のビッグコミックオリジナルを手に取ると、『あかぼし俳句帖』が最終回となっている。あれあれ、もう終わりですか。とは言うものの3年の連載期間は、中高年オヤジを主人公にした漫画としては、よくやったと健闘を讃えるべきだろう。最終回は、おさまるところにおさまり大円団。コミック最終巻は6月30日頃発売予定。


一弁のはらりと解けし辛夷かな

富安風生の句。

会社の近くにある小学校の校門右に植えられた桜が満開となった。新入生には、うれしい思い出が桜ともに記憶として残るだろう。花見のピークは今週末だろうが、天気が心配される。四月と桜は、きってもきれない組み合わせ。桜見物に今年は何所へ行こうと心浮きたつ。日本人は、桜が本当に好きだね。

 

さまざまのことおもひ出す桜かな

 

芭蕉の句。

家庭菜園

四月ともなれば、もの皆芽吹く頃。家の畑も、雑草がびっしりと生えている。ホームセンターで、キュウリ・トマト・キャベツ・ピーマンの苗、生姜を買い、畑をならして早速植えこみました。今年は大根、ニンジンも作ろうと思います。

ジャスミンも2苗植えてみました。今年は、ヘルマン・ヘッセのように園芸を楽しみたい。

 

ものの種にぎればいのちひしめける

 

日野草城の句。

あかぼし俳句帖

『あかぼし俳句帖』(有馬しのぶ原作、奥山直作画)の5巻を読了。帯には小川軽舟の推薦文。俳句マンガどこまで続くかと思いきや、サブキャラが動き出し快調に第5巻がでて、面白くなってきました。杖谷よつゆが出てきて、軽快さと華やぎが出てきた感じです。

 

青野原今日生まれたのかも知れぬ

 

主人公、明星啓吾の句。

4月1日

朝の3時に目が覚めて、携帯句会の選句メールの編集作業。

朝から雨降り。小やみになったので愛犬とお散歩。

血圧の薬をもらいに医者に行く。帰りに道の駅で、ざるそばを食べる。

3月のライオン』は12巻まで読んでしまった。

吉田秋生の海街シリーズの第8巻が10日に出る。待ち遠しいなあ。

 

永き日のにはとり柵を越えにけり

 

芝不器男の句。

 

 

白木蓮

会社の近くに小学校があり、その校門の左側に大きな白木蓮の樹が立っている。白い花が見事であったが、今は変色が始まり花弁が一枚一枚散りはじめている。染み通るような白色に眼福の日を過ごさせてもらった。人を育てる学校には、花や木が絶対に必要だと思う。

 

白木蓮の散るべく風にさからへる

 

中村汀女の句。

続・3月のライオン

映画「3月のライオン」を観てから、マイブームが続いている。マンガを第1巻から読み返し今10巻にたどり着いたところ。第1巻が2008年3月5日発行だから、もう長いつきあい。読みかえすと映画が思い出されたり、新発見があったりして面白い。「QJ SPECIAL 3月のライオン羽海野チカの世界」という雑誌を購入。電車の中で読みますか。

 

これよりは恋や事業や水温む

 

高浜虚子の句。