出向
かつていた銀行の人事異動が新聞に掲載されていて、元部下が出向になることを知る。銀行は管理職層は最終的に取引先企業に出向して退職していく。誰もが通る道だが、基本的に退職前提なので感慨深いものがある。ラインで連絡をとり、出向先を聞く。第二の人生に幸多かれと祈るばかりである。
はらわたの熱きを恃み鳥渡る
宮坂静生の句。
睡眠
ぐっすりと寝ることが大切とわかっていても、なかなか深い眠りが得られない。沢山の睡眠時間はいらないが、6時間を切ると身体がつらい。夜中に起きたり寝たりと断続的な睡眠になってしまうと、それが不調の原因となる。今週の「ダイヤモンド」は睡眠特集をしていたな。良き眠りが欲しい。
蚊帳の中いつしか応えなくなりぬ
宇多喜代子の句。
稚鮎
スーパーの鮮魚コーナーで、稚鮎が売られていた。体長4センチほどの鮎がパックにずらりと並び、見るからにうまそう。即決で購入。家に帰り、天婦羅鍋を持ち出して、次から次へと揚げていく。鮎独特の香りと、腸の苦みがたまらない。ビールが進みます。
鮎の腸口をちひさく開けて食ふ
川崎展宏の句。