女子柔道部物語

小林まことの『女子柔道部物語』第5巻が発売、早速購入。帯にはコミックス1~5巻累計60万部突破とある。売れてますねえ、面白いことは間違いない。ひょっとしたら同作者の『柔道部物語』を超えるかもしれない。5巻のハイライトは新入生歓迎会でエモが歌う浜田省吾の「J-BOY」の替え歌か。この歌は先輩がよく歌ってました、懐かしい。次巻は4月下旬発売、待ち遠しいぞ。

 

風花の大きく白く一つ来る

 

阿波野青畝の句。

 

 

黒タイツ

第16回南風メール句会の結果が配信される。今回は53名、158句。締切が変更となり1回休んでから不振が続いたが、今回はようやく名前が出た。4点句、2点句が1句ずつ、特選にも2名の方に選らんでいただきました。4点を集めた黒タイツの句は、帰宅の電車で向かい側の席に座る女性を見てできたもの。


黒タイツ足の先より来る冬

アンソロジー

昨日は『名俳句1000』(彩図社)を車中で読みながら帰宅。このアンソロジーは、1958年生まれの会社員佐川和夫氏が、自分の心に染みた名句だけを集め5年かけて本にしたもの。誰にもこうした欲望はあるもの。私も俳句を始めた頃、好きな俳句、何かしら感じた俳句を1万句、パソコンに打ち込んだ。紙に印刷して読んでいると、これがたまらなく気持ちいいのである。自選なのだから完全に自分の趣味嗜好が反映されハズレがない。読むことにエクスタシーを感じる至福の時がある。


粒選りの星を揃へて寒北斗

佐藤和枝の句。

強欲

日産のゴーン会長が所得隠しで逮捕された。一般人からすれば、桁違いの年収であるのに、不正をしてまで蓄財に励む強欲さに飽きれる。人間の欲望には限界がない。食欲や色欲のように、受け入れる器の容量かあるものはまだ抑制がきくが、金銭欲や名誉欲になると歯止めがなくなってしまう。ゴーン会長は生きながら欲望の蟻地獄へ落ちてしまったのだ。しかも権力者は暴走する。誰も何も言わない。クラッシュするまで危険な運転をするしかないか。


灯台に十一月の濤しぶき


伊藤敬子の句。

唐揚げ定食

昼食でいくちゃんぽん店が唐揚げ定食を新発売。幟旗が出ているので、食べてみるかと注文すると、このメニューは13時からと言われて断念したのが先週。再挑戦ということで注文する。皿に盛られた唐揚げ8個、キャベツ角切り、マヨネーズ、胡椒が添えられている。御飯、キムチは食べ放題で味噌汁つき、お値段800円也。ボリュームは十分だが、さすがに唐揚げ8個は多すぎるというのが、私の感想。


飲食の火のいろ透る冬はじめ


宮澤映子の句。

マスク

マスクは冬の季語。この時期、病院や老健施設などに入ろうと思うと、風邪の感染予防のためマスクの着用が求められる。母の入所する老健施設も訪問者はマスク着用なので、車に一箱マスクを購入して常備している。春は花粉症対策で、近年は本当にマスクの着用する人が増えたし、マスクは色・デザインも多様化した。だが主流は白いガーゼのマスク、清潔感が白色を選択させるのだろう。

 

美しき人美しくマスクとる

 

京極杞陽の句。

日曜日

本日は晴天なり。日曜日の朝食、バターを塗ったトースト1枚、野菜サラダとヨーグルト、牛乳。

8時過ぎには小中学校合同の資源回収トラックが回ってくる、古着を処分して出す。今日は、午前中母のいる老健施設に行き、午後からは八幡神社の祭礼がある。妻の誕生日なので夕食は外食することになっている。休日なのに忙しい。

 

下草に日は満ちゆきて朴落葉

 

須原和男の句。