相棒倒る

今日で8月も終り。8月はいろいろあった。手術もしたし句集も配った。

朝からチップ(愛犬の名)が調子が悪い。散歩の途中で倒れ、家に運ぶ。

お昼には、またひきつけを起こし犬舎でもがく。動物病院の診療は午後5時、一番に診てもらう。心臓も腎臓も悪いが、脳にガンができている可能性が高いとの診断。注射してもらいひきつけを緩和する薬を処方してもらう。心不全でそのまま逝く場合もあると言われる。高齢なので何があっても仕方がない。天寿を全うしてくれればいい。後は運命。

 

白壁のかくも淋しき秋日かな

 

前田普羅の句。

 

波紋

池に小石を投げ入れるとそこから波紋が広がる。

還暦記念の句集を作り知り合いに手当たり次第に送る。ちらほらとメールやら郵便やらで返信がある。いつもは年賀状のやり取り程度の関係になってしまっている人たちから近況を知らせる便りはうれしいものだ。自分の病気やら家族の介護やら、皆大変だが元気を出していきましょう。

 

赤とんぼ夕暮はまだ先のこと

 

星野高士の句。

銀行窓口

決算納税のために、三菱UFJ銀行、みずほ銀行へいく。市県民税はネットバンキング非対応のため、どうしても銀行へ行かざるを得ない。窓口の受付も年々高齢化しているような気がする。案内係も年寄りだらけ。ロビーの客数も、今はかなり減っている。待ち時間も改善されているが、華やいだ雰囲気はないし活気もない。これも御時勢か。

 

どの家も年寄りのゐて柿日和

 

鳥居保和の句。

無呼吸症候群

無呼吸症候群と診断され、専門医の「たかおかクリニック」を受診。かなり悪性と宣告される。10月に検査入院して、治療方針を決めるとのこと。心電図は不整脈が無くなっていると教えてもらう、手術した甲斐はあったというもの。

 

苦瓜の爛熟の果て見ぬ振りす

 

寺井谷子の句。

 

 

運動会

秋ともなれば運動会のシーズン。9月はわが町も、幼稚園、小学校、中学校と毎週運動会が行われる。子供は成人したので我が家には関係ないが、最終週は町内運動会があり、役員をしているので運動会の事前打ち合わせの会合に召集される。すでに町内運動会も12回目で歴史はあるが、喜んで取り組んでいる人はいない。無理矢理に参加者を集めるのでは本末転倒な話である。子供も少なくなり高齢化が進むなかでは、こうした行事も見直しが必要。

 

運動会午後へ白線引き直す

 

西村和子の句。

虫の音

夜中に聞こえるのは、いつの間にか虫の音に変わっている。毎日暑い暑いとぼやいていたが、季節はすでに秋へ突入しているのだ。

今日は、給与振込の手配をし、税理士法人の決算説明を聞く。月曜日なのに、すでに疲れている。少し痩せなくてはと思うこのごろ。

 

月光を遡りゆく虫のこゑ

 

鈴木貞雄の句。

 

アクセス件数10万件突破

本日、累計アクセス件数が10万件を超えた。俳句を始めたのは、全くゼロからスタートしてどこまでいけるかという自分への挑戦だった。ブログを始めたのも俳句活動の一環である。俳句ど素人の無名な一市井人の記事を読んでくれる人がいるのかいないのか、とりあえず始めて、ほぼ毎日更新してきた結果が10万件である。フォローしてくれる人がいるのが嬉しい。

 

家居してもの書く処暑の雨涼し

 

小倉英男の句。