クドウ氏の平凡なる休日
税務調査も終了し、10日土曜日は休日。歯医者で虫歯の治療、麻酔をうたれて口の回りが痺れる。1週間はしみるかもと言われたが、確かにしみるなあ。
このあと、1時間の揉みほぐしをうけに土岐市へ。肩も腰も凝り固まって痛い、グイグイと揉んでもらうと楽になった。
昼飯は「王将」でギョーザと炒飯。王将に入るのは何年ぶりだろう。油っこい餃子が王将らしい。
三洋堂書店で「山口六平太」と芥川賞の若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』を買って家に帰る。
今日は午後から雨の予報なので、早めに犬の散歩。近くにある実家には大きな栗の木があるが、枝が道路にまで伸びてしまい、大雪で倒れたりすると危険なので伐採してもらった。栗の木の切られたのを確認。其処から見える畑の上に、鳶が数羽ピーヒョロロと鳴き声を挙げながら、旋回しているのを発見。体長はカラスよりも大きく、近くで見ると勇壮で精悍。
家に戻り、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」のCDを聴く。凄いね、キースの唸り声もすごいけど。「山口六平太」を読みながら、うつらうつらと。おやすみなさい。
翔てば野の光となりて春の鳥
長瀬きよ子の句。
オードリー春日の東大受験
帰宅して夕食時にTVをつけるとオードリー春日が東大受験の結果を放映していた。
日本テレビ系の「得する人損する人」という番組。オードリー春日は、実は賢かったのかと思いながら見ていると、大学センター試験の結果は900点中448点、東大文Ⅰのボーダーラインは582点、問題外の結果。何が面白いと思ってこんな企画を立てるのだろう。東大へ入りたいという気がないものが、真剣に取り組むはずもない。春日はギャラが貰えるから勉強したかもしれないが本気で取り組んだかは疑問。もし東大に合格していたら芸能活動を止めて東大生になっただろうか。春日が合格して東大にいかなかったら受験生には迷惑な話で、問題となるだろう。不合格は当然の結果だが、後味の悪さだけが残った。
一人づつきて千人の受験生
今瀬剛一の句。
デクスター・ゴードン『GO』
通勤に聞くCDを、リー・モーガンの『キャンディ』から、デクスター・ゴードンの『GO』へチェンジした。村上春樹のデクスター・ゴードンの印象は、大きな樫の古木だという。身長は約2メートルもあったらしい。「背が高く、帽子がよく似合う、ハンサムで寡黙でクールなテナーマン、デクスター・ゴードン」が村上の人物評。この人が吹きまくるテナー・サックスの太く粘っこい音がたまらなく、かっこいいのだ。タイトルどおりGOという気分になっていく。
木の間とぶ雲のはやさや春浅き
三好達治の句。