風車

【2015年俳句(81)】

 

螢火のいつしか消えて元の闇

 

いつのまにか蛍の姿が消えて、漆黒の闇だけが残された。

 

夏盛ん風車の翼ゆつくりと

 

盛夏の一日、風力発電の風車が、その羽根をゆっくりと回す。