藤田湘子

『藤田湘子の百句』(小川軽舟著、ふらんす堂、2014年)を読む。

藤田湘子の本を読み、俳句を独学した。俳句の入り口で読んだ角川の『20週俳句入門』は名著だと思う。すっかり俳句にはまりました。

 

筍や雨粒ひとつふたつ百 

しだれつゝこの世の花と咲きにけり

月明の一痕としてわが歩む

あめんぼと雨とあめんぼと雨と 

天山の夕空も見ず鷹老いぬ 

 

私の好きな藤田湘子の5句。

 

ホワイトデー

バレンタインデーに会社の女子社員から義理チョコをいただいたので今日はお返しの日。「シェ・シバタ」の洋菓子詰め合わせを用意しました。

バレンタインの日は季語ですが、ホワイトデーはまだ季語ではない。日本人は贈答が好きな民族のようで。喜ぶ顔が見られるなら、よしとしますか。

 

うららかやかんばせ風にふちどられ

 

行方克巳の句。

 

 

サンドイッチの日

3月13日はサンドイッチの日らしい。3と3の間に1が挟まれるからというのだが、日本でしか通用しない語呂合わせだよね。誰が決めたんだろう。ということで、今日のランチは、サンドイッチに決まりですね。

サンドイッチ片手に野遊びしたいと思うが、今日は月曜日、仕事をしなければ。

 

野遊びや肱つく草の日の匂ひ

 

大須賀乙字の句。

レタス

レタスは春の季語。毎朝、朝食にはたっぷりの野菜サラダを食べるが、レタスは必須アイテム。みずみずしい食感がたまらない。レタスは価格が結構変動するので、できるだけ自分で作るようにしている。今日は、ホームセンターに行って苗を仕入れてきました。サヤエンドウもついでに植えようと思う。畑には、チューリップや水仙の芽が顔を出していて、開花が楽しみ。

 

すみずみに水行き渡るレタスかな

 

櫂未知子の句。

BLUE GIANT

今週の「ビッグコミック」は表紙がソニー・ロリンズ、巻頭頁は「BLUE JIANT SUPREAM」そして上原ひろみとの対談漫画つき。10日は「BLUE JIANT 」第10巻「BLUE JIANT SUPREAM」第1巻の同時発売。シリーズ200万部突破とある。

買って帰りの電車で一気に読みました。家に帰って、また読み返しました。主人公宮本大の根拠なき自信と熱情が、グイグイと読者を引っ張り揺さぶる、スイング感がたまらない。

 

はらわたの熱きを恃み鳥渡る     

 

宮坂静生の句。

ラーメンな女たち

上原ひろみ矢野顕子のライブCDをアマゾンで注文。

ジャズを聴きだしたのはつい最近、上原ひろみを知ったのもつい最近。それ以前は、クラッシックのピアノばかり聞いていた。

上原ひろみは、これ全身音楽という印象。世界中を飛び回り、休む間もなく演奏している。音楽を聴いても記事を読んでも、発するエネルギーがとんでもない量なのだ。

彼女の音楽は、知らない世界へつれていかれる感じ、だから面白い。

 

風光りすなはちもののみな光る

 

鷹羽狩行の句。