第10回南風メール句会

第10回南風メール句会の選句結果が配信される。今回は47名参加の141句が対象。
私の結果は、1点句が1句。でもそれは津川絵理子主宰の特選。「アイシャドウを春のピンク色から涼し気なブルーへ変えてみる。これだけで新鮮な気分になるものだ。これから夏が始まる、という期待感が感じられる。」とのコメントをいただきました。主催の特選は初めて、励みとして精進したい。

 

薄く青瞼に塗りて夏始

芒種

芒種」とは、「ぼうしゅ」と読む。二十四節気の一つで、6月5日頃をいう。芒(のぎ)のある穀物の種を蒔く時期の意とある。「のぎ」というのは、稲、麦などの実の殻にある堅い毛をいう。夏の季語であるが、俳句を始めるまでは知らなかった言葉。

 

芒種はや人の肌さす山の草

 

鷹羽狩行の句。

ケアマネージャー

母が入院している。主治医の先生と今後の対応について面談。歩行がままならなくなり、酸素補給も必要なので、ケアマネージャーも交じえ相談する。ケアマネージャーの人にてきばきとアドバイスいただき、介護ブランがまとまり、ホッと一息。プロフェッショナルの仕事は凄い。聞けば何十人という患者の面倒をみているとのこと。よろしくお願いします。


今生をいのち繋がり若葉風


石塚友二の句。

数学

高校生の頃、数学は苦手だった。学年最下位のテスト結果だったこともある。受験に数学は必須だったので、必死に勉強したことを思い出す。

<『キングダム』の原泰久氏、感嘆。>の帯の文字に吸い寄せられて、『はじめアルゴリズム』(三原和人、講談社)を購入。数学と遊ぶ天才少年関口ハジメの物語。数学がマンガになることが凄い。書かれている数学の話題はわからないが、物語がどう展開していくのか期待大。

 

算術の少年しのび泣けり夏

 

西東三鬼の句。

除草

5月、6月は雑草との戦いの月である。ちょっと目を離せば草が生い茂ってしまう。

朝から休耕田に竹藪から侵入してくる筍を切り、石垣の草取りをし、畑の草を草刈機で刈る。午前中はすっかり終わってしまった。草刈機の刃を変えたら順調に刈れること。道具は大事と身に染みて思う。

 

夏草に子を寄せ車通らしむ

 

相子智恵の句。