紺絣春月重く出でしかな 大寒の一戸もかくれなき故郷 父母の亡き裏口開いて枯木山 一月の川一月の谷の中 朧夜のむんずと高む翌檜 かたつむり甲斐も信濃も雨のなか 白梅のあと紅梅の深空あり 貝こきと噛めば朧の安房の國 黒猫の子のぞろぞろと月夜かな 白雲の…
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