林ふじを句集 川柳みだれ髪(7)
「Ⅴ火のいのち」29句より。昭和33年の作品。この頃から体調も崩れ、病気も題材になってくる。
「量感をたのしむ黒き乱れ髪」
「かくまでも女棲みつく性(さが)憎し」
「子の服の見事に医療費を削る」
「愛情も規格品とは情けなし」
「体臭がなくなり薬沁みてくる」
「Ⅴ火のいのち」29句より。昭和33年の作品。この頃から体調も崩れ、病気も題材になってくる。
「量感をたのしむ黒き乱れ髪」
「かくまでも女棲みつく性(さが)憎し」
「子の服の見事に医療費を削る」
「愛情も規格品とは情けなし」
「体臭がなくなり薬沁みてくる」