虚子探訪(66) 東海道

【虚子探訪(66)】

 

「田植すみて東海道雨の人馬かな」

 

大正2年6月1日。虚子庵例会。田植がすんで雨が降りだした。東海道を人馬が帰路につく。家路を急ぐ人達の田植を済ますことができた安堵感が感じられる。

 

「今日の日も衰へあほつ日除(ひよけ)かな」

 

日除けの団扇(扇子)を仰いでいるが、暑かった今日も日没でもうすぐ終わり、ようやくに暑さもやわらいできた。暑い夏の一日。

 

携帯句会は、毎回月末が締め切り。今回の題は「天」「地」「人」。難しかったのか、GW優先なのか、集まりが遅く最終的には7人の参加となりました。本日、選句メール送ります。