虚子探訪(240) 除夜詣
【虚子探訪(240)】
「観音は近づきやすし除夜詣」
昭和10年12月31日。浅草観音。
浅草観音の除夜詣の景色を詠む。「近づきやすし」は庶民に愛されているという気持ちが込められ、これから参詣人で賑わうことが予想される。
以上で昭和時代211句終了。
ついに『五百句』読破しました!
明治24年から昭和10年までの全500句の時代別内訳は、明治時代128句、大正時代161句、昭和時代211句。
長い間お付き合いをいただき、ありがとうございました。