震度3

【2015年俳句(24)】

 

震度三揺さぶられても春の夜

 

震度3ぐらいだと、そのまま寝ている。ましてや春の夜ともなれば。

  

これよりは余生としたる鳥雲に

 

余生などという言葉に反応する年齢に到達してしまった。