はしだのりひこ

12月2日にはしだのりひこ逝くとニュースが流れる。

大ヒット曲「風」が発売され流行したのが昭和46年、私が小学校6年生の時。多感な子供に、大きな影響を与えた。ふりかえれば風が吹いているだけと、センチメンタリズムとニヒリズムが混ざり合う歌を、幾度も聞き歌い大人になった。YOU  TUBEではしだのりひこの動画をみていると、「花嫁」「悲しくてやりきれない」「青年は荒野をめざす」なつかしい歌があふれている。奥様の看病で主夫になり、自らもパーキンソン病と格闘する日々だったと聞く。ご冥福をお祈りします。


 

再びは生れ来ぬ世か冬銀河

 

細見綾子の句。