坪内祐三

坪内祐三が死んだ。帰りの電車でスマホを開くと訃報記事が。「えっ、嘘だろ」ショックだった。坪内祐三は、1958年生まれで同年齢、すごくシンパシーを感じた作家で、ほとんどの著作を買って読んだ。週刊文春の連載「文庫本を狙え」は文庫本コレクターだった私の愛読記事で、毎週チェックした。『本の雑誌』は愛読者だったので、本関連の記事からどんどん、坪内祐三にはまっていったのである。自分も入学したかもしれない早稲田大学卒で、文庫本好き、古本好き、そして酒好き。福田和男との与太話も、ご愛嬌。
61歳、心不全は身につまされる。合掌。


大寒の闇夜に独り帰りけり