新涼

このところ毎日雨が降り、傘が手放せない。

立秋に入り、気温も下がって幾分過ごしやすくなってきた。

アンコールワットを見にカンボジアへ行った娘から、無事帰ったとのメールが写真とともに届く。

「南風」でメール句会が開始となるので、3句投句。これは楽しみ。

 

新涼やはらりと取れる本の帯

 

長谷川櫂の句。

 

再読キングダム

ヤングジャンプコミックス『キングダム』(原泰久)を再読中。ただいま最新刊が47巻。40巻へ到達、呂不韋との抗争が終結し、物語は中華統一への戦いへと移る。

この漫画放っている熱量がすごいので、読み進めるのにエネルギーがいる。主人公の考え方がぶれず真直ぐなので、気持ちよくストーリーにのれるのと、絡んでくるキャラクターの造形がよく練られていることが、大ヒットの要因か。始皇帝の中華統一のゴールは誰も知っているが、その過程はよく知らない。史書に書かれぬものを想像力で埋め未踏の世界を切り開く、原泰久という作者恐るべし。

 

流星の使ひきれざる空の丈

 

鷹羽狩行の句。

初秋

「初秋」とは、秋の初めで立秋を過ぎた新暦八月にあたる。暑さは続いているが日差しや雲の色、風の音など身の回りにどことなく秋を感じるようになると歳時記は説明している。蝉の鳴き声に蜩が混じるようになり、草叢にバッタや蝗を見かけることが増えてゆく。

 

初秋の蝗つかめば柔かき

 

芥川龍之介の句。

松山英樹

朝から出勤するまで、全米プロのゴルフ中継をみてしまう。松山が日本人初の4大大会制覇なるかとなれば、気もそぞろ。最終18Hは見なかったが、一時トップに立つも、16Hでパットをはずしボギーにしたところで勝利の女神は離れていった。
次に期待するとしよう。


上行くと下くる雲や秋の天

野沢凡兆の句。

夏草

夏草といえば、すぐに連想するのは芭蕉の「夏草や兵共がゆめの跡」である。

繁茂する夏の草を示すのが「夏草」という季語。夏草のエネルギーたるやすさまじく、あっという間に背丈は伸び、植生地域は広がっていく。家の回りと、畑の草を半日かけて草刈。美しい揚羽蝶が、草刈機の上を飛んで行った。刈られた草の上を蜻蛉が飛び交い、バッタがはねてゆく。夏の終わりが近い。

 

夏草の広げし陣地刈つてゆく

盆休み

世間は盆休みに入っているのだろう。昨日の山の日あたりから15日まで休みというのが一般的。個人的には、この土日の通常の休みがあるだけ。今年のお盆は、子供たちも帰省せず家は静か。やりたいことはあるが、よっこらしょと気合を入れて重い腰をあげねば。

朝のTVで阿川佐和子由美かおるの対談を見る。由美かおる、「いいね」のマークをつけたい。美人でスタイル良くて、さっぱりしてて言うことなし。今はアコーデオンの演奏にはまっているとのこと。

 

祈りとは膝美しく折る晩夏

 

摂津幸彦の句。

 

 

 

 

昨日の夜は、激しい雷雨。稲光が窓ガラスに映る。

最近の雨は集中的に、しかも大量に降るので、災害が心配。

自然に対する素朴な恐れとおののきを感じる夜だった。

 

遠雷やはづしてひかる耳かざり

 

木下夕爾の句。