寒卵

寒卵は、冬に産んだ鶏の卵、産卵数が少なく滋養に富み、保存がきくとされる。
今は卵は一年中流通しており、めすらしくもないが低価格を維持しており物価の優等生、ありがたい。
目玉焼きが多いが、たまには卵かけ御飯も食べたくなる。


一汁と一菜と寒卵かな


清水基吉の句。

カイロ

日毎、寒さがつのります。
朝家を出て足下が寒いと思ったら、カイロを入れるのを忘れていた。あわてて駅のキオスクで購入。長距離通勤者にはカイロは必需品。歳をとると寒さや冷えが一番身体にこたえる。「暖」は幸福の必要条件。


用済みのカイロ冷たく固まれり

年末賞与

大手企業はすでに支給されているのだろうが、勤務先の賞与支給日は、明日14日。すでに銀行へのデータ送信は完了しているので、あとは明細書を配付するだけ。もらう立場の時は金額を楽しみに待つだけだったが、支給する事務方の立場になると、遅れないよう間違えないよう支給するのは当然ながら、査定資料作成、社長決裁、データ処理と一大イベントである。「年末賞与」は冬の季語、ボーナスのあとは、いよいよ年の瀬を迎える。


ボーナスの出し日のわれに町にぎわふ


石黒雅風の句。

蜜柑

蜜柑の美味しい季節になった。蜜柑は冬の季語、ちなみに林檎は秋の季語。今テーブルにあるのは有田みかん、糖度が高く甘くて美味。愛犬も蜜柑は大好物で、奪うように食べて、もっと欲しいと催促する。寒いが美味しいものを食べて乗りきりたい。


どの山の影ともならず蜜柑山

辻田克巳の句。

『海街 diary』完結

吉田秋生の『海街 diary』が第9巻で完結、12月10日に発売された。映画化もされ累計360万部突破の大ヒット作とある。作者の吉田秋生は、2017年に画業40周年を迎えた大ベテラン。鎌倉を舞台にした主人公すずの物語も終わりかと、ゆっくりと頁を開いていく。漫画のタッチが柔らかくなって1ページに込められた濃密な絵と物語が円熟味を感じさせる。もう読めないか、淋しいことだが自作を待つとしよう。

 

炭酸水千の光をとぢこめよ

 

大高翔の句。

 

 

紀平梨花

紀平梨花が、ファイナル・グランプリでザギトワをおさえ、初優勝した。16分間練習の時、雑念が押し寄せたみたいだが、プレッシャーをはね除け、自分のスケートを貫徹した精神力は大したもの。浅田真央が引退し、もう美しいスケートは見られないかと思ったが、16歳の新しいスターが誕生した。今後の活躍が楽しみ。


スケーター回転軸の中心に

悪魔のおにぎり

ローソンの「悪魔のおにぎり」という商品が大ヒットしているという記事を読み、帰る途中のローソンで購入。
白だしで炊き上げたご飯に、いか天入りの天かす・青のり・天つゆを混ぜ込んだおにぎりで110円である。元々は南極基地で夜食に食べられていたものらしい。

実際食べてみると、青のりの風味が食欲をそそる。全体にジャンクな感じで、すごく旨いというほどではない。ネーミングと物珍しさで、どこまで売り上げを伸ばせるか。

 

人間であること久し月見草

 

和田悟朗の句。