極月
12月が始まった。「極月(ごくげつ)」は1年が極まるという意味から名付けられた十二月の呼び方。
今日の予定は自動車の修理、施設へ母を訪問、銀行ATMで出金、夜は町内同年の飲み会。朝に仲間内の携帯句会の選句メールを発信した。やらねばならぬことは多々あり、ストレスとなって負いかけてくる。
極月やかたむけすつる桝のちり
飯田蛇笏の句。
冬の霧
昨日雨が降ったので、朝から霧が出てモヤがかかった状態。冬の冷え冷えした景色が続くと、朦朧とした景色もアクセントになって楽しめる。車の運転には注意が必要だが。今日は娘の軽自動車の納車日、どんな車を買ったやら。
冬の霧椋鳥翔つてもう見えぬ
廣瀬直人の句。
コート
日に日に寒くなっていく。今日から通勤に黒コートを着用。だんだんコートを着る人が増えてきた。服装の色も、黒っぽくなっている。
「外套」は冬の季語、英語ではオーバーコート。今は、外套もオーバーも余り使われず聞くことが少ない。語感が重さを感じる。今はコートも軽いものが主流。
コートかけ今日一日を終わりとす
月間の作句数
1か月に俳句を何句作りますか?その総数は参加する句会やら結社の投句で大体決まってくるのではないだろうか。私の場合、仲間内の携帯句会8句、『南風』5句、南風メール句会3句、『俳句』への投句3句が基本で20句から30句というところ。
今月号の『南風』には主宰の作句数が掲載されている。津川絵理子主宰80句くらい、村上靹彦主宰60句くらい、とある。私の倍以上の作句数たから、プロフェッショナルはやはり違います。
多作多捨というが、その多作ができない。うんうんと唸ればできるものでもなく、そこが俳句の難しいところ。
白息やいづこへゆくも坂ありて
朝倉和江の句。