2015-03-06から1日間の記事一覧

虚子探訪 (10) 蛇穴

【虚子探訪 (10) 】 「石をきつて火食を知りぬ蛇穴を出る」 「蛇穴を出て見れば周の天下なり」 「穴を出る蛇を見て居る鴉かな」 明治31年。「蛇穴を出づ」は春の季語。第1句、「石をきつて」は、石を打ちあわせ火を発生させること、「火食」は物を煮焚きして…