2015-03-10から1日間の記事一覧

虚子探訪(14) 冬籠

【虚子探訪(14)】 「耳とほき浮世の事や冬籠」 明治31年。煩わしい現実から離れて冬ごもりしたいなあという、ちょっとお疲れモードの作者がぼやいてみた句。 「鶯や文字も知らずに歌心」 明治32年。「鶯ってやつは、文字は知らないけれど歌心はあるねえ。い…