2015-03-14から1日間の記事一覧

虚子探訪(18) 幟

【虚子探訪(18)】 「雨に濡れ日に乾きたる幟(のぼり)かな」 明治33年。端午の節句には、布製の旗の一種である幟をたてて子の成長を祝う。「雨に濡れ」「日に乾き」と対句表現にしたため、一句が担う時間が長いものとなっている。 「煙管(きせる)のむ手品の…