寒星

携帯が鳴り、同級生の父の訃報の連絡がはいる。一年の終わりと共に、その生涯を終える人がいる。老親をもつ我が身には、他人事でなく明日の自分。
夜中にまた訃報連絡がはいる。区内へ連絡の回覧板を回す。


再びは生れ来ぬ世か冬銀河

細見綾子の句。