2021-06-26から1日間の記事一覧

句集『稲津』(146)屈葬

【句集『稲津』(146)】腹見せて網戸を走る守宮かな 守宮は家の守り神である。網戸の上を小さな身体をせわしげに動かし移動していく。窓ガラスの反対側から見ているので、守宮の腹が丸見え。普段はどこにいるのだろうか。 屈葬のごとく眠りて秋暑し 暦は秋…