未来の年表2

講談社現代新書の『未来の年表2』が出た。前の『未来の年表』がよく売れたのだろう。今回は、人口減少社会で具体的に何が起きるのかが、カタログ風にまとめられている。すでにいま起きていることが進行していくにすぎないのだから、この本の内容は実現してしまうだろう。数字は嘘をつかない。私の住む家の周りも跡継ぎのない高齢者世帯ばかりである。


玫瑰や今も沖には未来あり

中村草田男の句。